6.あんなエンディングだったのですね。どうなるのかとハラハラしてみてましたが、見事に裏切られました。それぞれの言い分がわかるだけにちょっとつらい部分もありましたが、秀作だと思います。主役の二人はもちろん、監督さんが素晴らしいんじゃないでしょうか。 【けん】さん 8点(2002-07-28 08:42:17) |
5.今まで『マルコムX』、『ザ・ハリケーン』と歴史上の偉人ばかり演じてきたデンゼル・ワシントンは、改造車に乗り回しながら飲酒運転するわ、脅迫はするわ、無実の人の家にニセモノの礼状を使って金を奪うなど、やりたい放題の悪徳刑事を演じていているのですが、ハマリすぎです。今までの彼のイメージが変わりました。この演技でアカデミー賞を受賞をするのは当然の結果といえるでしょう。あとデンゼルもいいけど、イーサン・ホークもなかなかよかったです。また内容も良く、正義とは何なのかというデンゼルの「狼には狼にしか倒せない」という言葉が印象に残りました。それにしてもイーサン・ホークは刑事初日からあんな目に遭うなんてかわいそうな奴です。 【センパク】さん 8点(2002-07-08 18:26:12) |
4.いつもは善良な黒人の代表的な役柄を、自信満々・余裕綽々に演じているD・ワシントンに、昨今、鼻についていたところへ今回のこの役。そろそろ同じパターンの役柄からの脱皮というところだろうか。しかしやはり心底悪人になりきれない、いつもの彼がちらちら顔を出すという課題は残ったようだ。そういう意味では善良な役を演じていても、ひとつ違えば狂気の顔を覗かせるR・デ・ニーロとは対照的だ。作品としては裏社会の現実を嫌というほど突きつけられ、胸くそ悪くなるが、それだけ映画の出来が良いという証明かも知れない。最近ご無沙汰のT・ベレンジャーがチラッと出ていたのが嬉しかった。 【ドラえもん】さん 8点(2001-12-07 23:29:41) |
3.新しく麻薬捜査課に配属された若手刑事の朝家を出るところから夜帰ってくるまでの1日の話なんだけど とても1日とは思えない濃さでした。今までのデンゼルではありえない役柄なんですけど それが逆に話をわからなくしてて面白かったです。最後までアロンゾは良い人なのか悪い人かわからなかったですから。イーサンホークが話が進むにつれてどんどんかっこよくなっていくのが良かったです。 【凪砂】さん 8点(2001-11-10 20:55:25) |
2.デンゼル・ワシントンの悪役はなかなか合ってました。何度か騙されそうになったのも演技が良かったからだと思います。今、上映している映画の中ではお勧めです。 【チャベス】さん 8点(2001-11-08 22:36:56) |
1.日が昇ってから夜までの1日を描く、というのはものすごく丁寧になるか、ものすごくつまらなくなるかどっちかで、これはあきらかに前者のタイプ。ここまで濃厚で見入ってしまったサスペンスも久しぶり。とにかく脚本の出来の良さと、演出の丁寧さとがものすごく絶妙。加えて、デンゼル・ワシントンの重い(いい意味で)演技力が、ズドンと来る。デンゼル・ワシントンの対局というセンを狙った(と、思われる)イーサン・ホークも悪くはないけど、デンゼル・ワシントンの圧力に押されたって感じがいなめない。前半、少々ダラダラとしたのでデンゼル・ワシントンが軽く見えたけどこれもある意味演出か・・。 【mmm】さん 8点(2001-10-23 21:22:48) |