158.紀里谷氏は映像クリエーター的な才能は凄いと思ったが、映画監督としてはどうだろう? この映画については、まじめすぎた。 小説ならともかく、アニメの実写化にこんな肩肘張らなくてもいいのにと思った。 ちょっとした笑いも無く、舞台風の哲学的な台詞で終始観るものに訴えてくる。 自分にはちょっと苦手に感じた。 【たんたかたん】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-02-08 23:03:25) |
157.長尺で最後に言いたかったのはそれだけか、だったらCASSHERNじゃなくてもいいじゃないか!と言いたくなりましたね。 ただ、映像美も含め、色々良い素材を持っていながら、詰め込み過ぎたり、活かしきれなかったりと、或る意味監督に将来性を期待できるかなと言う点では評価できますが。 【かめきち】さん [DVD(邦画)] 3点(2012-05-12 03:48:04) |
156.《ネタバレ》 僕らは生きているだけで何かを傷つけてしまっているということ、これが主人公が最後にわかったことって、ちょっと困った映画だな。僕らはまず赦し合うべきだった、というのは悪くはないが、これでは40点だ。 今までの物語が2時間もかけて語ってきたのは、人は、エゴによって人を傷つけること、掲げた理想のために大量破壊を行うこと。「生きているだけ」には見えない。だから「赦し合うべきだった」に説得力がない。赦し合うことに関する物語、たとえば、許すとはどういうことか、なぜ許せないのか、許すことの困難さ、などほとんど語られていない。 さて、他に気になるのは、最後キャシャーンとルナの思いは、光となって、宇宙を進み、どこかの星に「イナズマモノリス」となって突き刺さるが、ということは培養槽に落ちたイナズマも、誰かの思いだったのだろうか?誰のどんな思いだったのか? 原作アニメーションとあまりにも違いすぎる世界観に、公開当時大きな批判というか、落胆があった。今更だが、新造細胞というテクノロジーで人類に仇なす者が生まれ、「同じテクノロジーでそれをくい止めるものが生まれるが、異形の化け物として苦悩する」と考えると、この物語はキャシャーンと言うよりは、仮面ライダー(とくに平成の)にふさわしかったのではないか?なんて、最近思う。 スチームパンク的な世界観のメカ・美術設定、ちょっとあざとい、というか狙いすぎ。それに表現し切れないものは思い切って切るべき。たとえば、ミッチーの腕にある意味有りげな入れ墨っぽいもの。最初あれ、生き返った連中のと同じ縫合痕のように見えて、混乱した。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 4点(2012-03-31 03:16:19) |
155.《ネタバレ》 意味がわからないというレビューが山のようにあったけれど、自分は真逆。意味が解りすぎてかえって残念。 キリヤさんの言いたいことは、よくわかる。ただ、それをほとんど台詞、しかもすごく解りやすい台詞で表現したから、かえって心に残りにくくなったと思う。 映像が素晴らしかっただけに残念。全くの異世界風に少しレトロが混じったのが、最初は少し抵抗が混じったけどなれてくると味があった。 映像と原案だけがきりやさん担当で、脚本・監督だけは誰かに任せていたら、ものすごい名作になったかもしれない。 (ま、ぶっちゃけ麻生さんをあれだけ綺麗に撮ってくれたら、それだけでかなり採点は甘くなりますが、自分の場合w) ※有名人と結婚して世の中に出てきたということだけで、作品を見たこともない監督のことを、ものすごく低く評価してきた自分を心の底から恥じる。 平成27年8月3日 どう考えてもストーリーの作りが雑すぎる。WHYは理解できても、HOWが理解できない面がいくつも、いくつも。 しかもこの映画の忌々しい点は、それがこちららの理解不足ではなくて、製作者が全く考えてないのが見え見えだということ。 物語世界を作るのに、やはりもう少し辻褄ということを考えてほしい 【rhforever】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-06-10 12:54:44) |
154.《ネタバレ》 うんざりするような人間の愚かさを、うんざりするような描写で見せられたが、泣いてしまった。一番涙があふれたのは、三橋達也の演じる老医師が、要潤演じるバラシンの死体を撫でるところ。バラシンが医師の死んだ息子の再生だったのだ。老医師は一度失ったものをもう一度失ったのか? それとも突然に失ったものを、思いがけず取り戻し、そしてもう一度、ゆっくり別れを告げたのか? 憎しみをかき立てて生きるのではなく、生きて出来ることをして生きてきた老医師に、村の守神キャシャーンがもたらしたものを、どう受け取ればいいのか? 三橋達也の穏やかな顔は後者の解釈を誘う。そして、私たちは愚かだけど、殺し合わずに生きていきたいと思わせられた。 伊勢谷友介のせりふ回しををけなす人もいるが、戦場から魂となって戻った時の「ただいま、母さん」とか、ラストで父親を詰問する「父さん!」など、他の俳優とは違うけど、違っていて心を打つものがあった。 【TAMAKIST】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-05-15 20:18:50) |
153.私が子供の頃、アニメというのは子供のものだった。子供だけのものだった。それゆえにメッセージは明確で、バカバカしいほどに短絡的でもあった。『CASSHERN』のベースはそこにある。というか後の『GOEMON』もそうなので(レビュー済み)紀里谷和明監督のベースということになるんだけど、要するにこの人の創作物の原点はどんなに物語を複雑化しようがビジュアルを大人びたものにしようが子供向けアニメであることに変わりないのだ。大人に向けてこんなことをする作品もそうは無いので一見新鮮味はあるのだが、どうも確信犯ではなく監督本人はいたって本気で大人映画のつもりっぽいので受け止めるこちらは困ってしまうのだが。セリフ過多は映像で語ることを拒否しているのではなく、これも原点にアニメや漫画があるから自然とこうなったのだと思う。戦いながら、ときには空中で留まりながらお互いが語り合うなんてシーンはまさに漫画。ピッチャーが投げバッターが迎え撃つときバッターが○○破れたり!とか言ったりそれにピッチャーがなに!?とか反応したりとかいうのと同じ。コンマ1秒の世界が数十秒に引き伸ばされるアレ。『GOEMON』のレビューでも書いたが、映画を知らないというのは強みでもある。紀里谷作品のオリジナリティはその強みの証し。しかし見るほうも映画を期待してはいけない。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-04-08 16:00:01) |
152.《ネタバレ》 とにかく長いっすね 見どころも個人的に分からないままで残念ながら内容を理解するに至りませんでした。もうちょっと判りやすくしてもらえるとありがたいんですが(苦笑) たぶんこういうカテゴリーのものは苦手なんだ、と改めて認識させて頂く結果でアリマシタ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 3点(2010-02-08 21:38:30) |
151.ただ、映像がかっこいいだけの映画でした。かっこよさは評価します。 【アフロ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-07-08 03:12:59) |
150.《ネタバレ》 使い古されたネタを全く斬新な映像を駆使して描かれた作品。導入部分は映像にぐいぐい引き込まれたが、やはり最後まで来ると食傷気味。ストーリーは特筆すべき点はないので最近のゲームによくあるCGだけ頑張って中身のないパターンを映画でやってしまった感じ。90分くらいでサクっとまとまってればそこそこ楽しめたのかもしれない。 【いっちぃ】さん [地上波(邦画)] 4点(2009-07-06 22:44:34) |
149.《ネタバレ》 私はアニメ「キャシャーン」の大ファンです。だから観た時の「ハートブレイク衝撃」はかなり大きかった;(アニメ「キャシャーン」より、エヴァの方が近い気がする;)この映画は「キャシャーン」である必要はまったくなかった。むしろ足引っぱっていたと思う。宣伝はアニメ「キャシャーン」のイメージを意識して流していたから駄目。その方向で期待した人が多いのではないか?内容はアニメ「キャシャーン」とはまったく違う。孤独に戦う主人公を通して見る世界ではなく、様々な人々の苦しみと葛藤と欲望が渦巻く話であった。完璧な反戦映画であり、その部類の映画としては一級であると思う。渾沌とした独自の世界観、人間の醜さやむなしさ、狂気と不寛容さ、そして救いを描いていて素晴らしい。俳優の演技も良かった。だからこそ真っ向勝負して欲しかった。アニメ「キャシャーン」を意識した部分はすべて不要だったと思う。せめて「キャシャーン」をオマージュみたいな扱いにしてくれてたらな~;主人公にあそこで「キャシャーン」を名乗らせる意味はなかったし、変なコスチュームも、ロボット軍団と戦うシーンも無用だった。妙にアニメを意識して浮いているように感じた;初監督だから「原作」がないとGOサインが出なかったかもしれないけど、マジで「キャシャーン」使うの止めてくれ~と思った;私、このレビューで何回「キャシャーン」って言ってますかね?(^^;)本当に好きなんだよ~;その点だけ恨むぜ監督ぅぅ~だから、この点数です;ごめんなさい;(ちょっと思ったけど、R-12指定ぐらいにすべきじゃないかな?実験のシーンとか結構気持ち悪い;) 【果月】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-06-13 16:36:29) |
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148.惜しい。これだけ個性的な映像技術があるのだから、その技術を全編これ見よがしに見せつけることなく、効果的に使えばいかに強力な表現上の武器になったであろうか。と、精一杯良いところを見つけてほめてみましたが、ここまてでした。まるで幼児がおもちゃ箱を全部ひっくり返して自分だけ楽しんでいて、大人に「ねっ、楽しいでしょう、楽しいでしょう」といつまでも迫っているような映画です。モンタージュ技術等の映像表現によって伝えたいことを言葉を使わず伝える技術もなく、作中人物に逐一語らせて、これがいやしくも商業監督が撮った映画なのだろうか?素人映画だってもう少しは考えるでしょう。しかも、あれだけ台詞で語らせておきながら、原作を知らない人にはストーリーが良くわからないときている。60分以内の作品にもできそうな薄い作品。映画の呈をなしていません。邦画の恥というべき監督と作品です。 【ダルコダヒルコ】さん [地上波(邦画)] 1点(2009-05-05 12:30:46) |
147.PVでは優れた監督なのかもしれないけど、映画は上手くないね。世界観はどこぞのハリウッド映画をパクってきたようにしか見えないし、シナリオは判りにくい。しかも完全に尻切れでしょ。これじゃデートムービーにもなりません。 【奥州亭三景】さん [DVD(邦画)] 1点(2009-04-22 00:49:04) |
146.ストーリが全く理解できない。CGも使えば使うほど作品の精度が上がるとはかぎらない 【jibuchi】さん [地上波(邦画)] 0点(2009-04-19 21:31:45) |
145.ここまで意味不明の映画は見たことはありません 【NAONAO】さん [ビデオ(邦画)] 0点(2009-04-19 21:28:05) |
144.ここまでつまらない映画はなかなかお目にかかれないだろう。少なくとも「映画を観る」という気分で観てはいけない。そんな映画。 【ふじりんご】さん [DVD(邦画)] 1点(2008-12-25 18:02:20) |
143.映像綺麗だし、麻生さんも綺麗だし。。。でも、いまいちすっと入ってこないストーリーをこんなに長く観てるのはちょっぴり苦痛でした。。。 【キャラメルりんご】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-09-18 01:28:07) |
142.タツノコプロのキャシャーンを現役で観ていた世代としてはやるせない想いです。アンドロ軍団を素手でなぎ倒す爽快感を期待したんだけど、いろんな理屈を聞かされて疲れました。これ、原作とは違うモノですね。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(邦画)] 4点(2008-09-08 22:27:19) |
141.《ネタバレ》 全編を美しい画で押し通す演出は、個人的には好きです。くどいくらいに語られるメッセージも重要だと思います。所詮、平和なんて人類にとって永遠の夢でしかない。だからこそ、しつこい位に伝えるべきものだと思う。・・・しかし、物語の裏に、かつての関東軍が見え隠れするのは何故? 私の妄想かもしれんが、これはキャシャーンという題材を隠れ蓑に利用して、○31部隊を描いているのでは? 話はそれますが、この作品の麻生久美子さんは美しすぎます。 【いさいさ】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-05-04 14:54:32) |
【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 2点(2008-03-18 18:30:20) |
139.結構好き嫌いが分かれていますが、僕は好きです。 今までの邦画にない映像だったし、ストーリーもよかった。 ただ、セリフが少し変な感じだった。 【eureka】さん [地上波(邦画)] 8点(2008-02-04 19:18:22) |