二十日鼠と人間(1992)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。4ページ目

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二十日鼠と人間(1992)

[ハツカネズミトニンゲン]
Of Mice and Men
1992年上映時間:111分
平均点:7.76 / 10(Review 94人) (点数分布表示)
ドラマ小説の映画化
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タイトル情報更新(2020-07-05)【イニシャルK】さん
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監督ゲイリー・シニーズ
キャストゲイリー・シニーズ(男優)ジョージ
ジョン・マルコヴィッチ(男優)レニー
レイ・ウォルストン(男優)キャンディ
シェリリン・フェン(女優)カーリーの妻
ジョー・モートン(男優)クロックス
アレクシス・アークエット(男優)ウィット
ジョン・テリー〔男優・1944年生〕(男優)スリム
モイラ・ハリス(女優)
原作ジョン・スタインベック「二十日鼠と人間」
脚本ホートン・フート
音楽マーク・アイシャム
編曲ケン・クーグラー
撮影ケネス・マクミラン〔撮影〕
ドン・レディ(カメラ・オペレーター)
製作ゲイリー・シニーズ
MGM
製作総指揮アラン・C・ブロンクィスト
配給UIP
美術デヴィッド・グロップマン(プロダクション・デザイン)
衣装シェイ・カンリフ
録音ゲイリー・A・ヘッカー
字幕翻訳進藤光太
スタントスピロ・ラザトス
その他アラン・C・ブロンクィスト(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ケン・クーグラー(指揮)
バーバラ・A・ホール(プロダクション・コーディネーター)
あらすじ
二人は今日も農場を追われていた。子供並の知能しか持たない大男のレニーと小柄で賢く面倒見のよいジョージ。ジョージは問題児のレニーのために幾度と職を失い苦しめられながらも、心やさしいレニーを信頼し、レニーもまた彼を慕っていた。そんな彼等には、いつか自分達の農場を持つという夢があった。夢の話をせがむレニーにそのたびに夢を語るジョージ。農場で働く二人は幸せだった。やがて新しい農場の暮らしにも慣れてきた頃、二人に転機が訪れる。
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34.《ネタバレ》 素晴らしい!途中のエピソード(老人がずっと可愛がっていた老犬を、他人の手によって安楽死させ後悔した事、レニーがねずみや子犬を可愛がりすぎて死なせてしまう事)が、ラストの伏線としてうまく活きている。何と言っても素晴らしいのは、ジョージの複雑な心境をゲイリー・シニーズが深い演技で上手く丁寧に表現していること。彼の物悲しく切ない表情と、無邪気に夢を語る時の表情が見事!監督としての手腕も素晴らしく、時々挟まれる麦刈りなどの労働シーンや蹄鉄投げのシーンは、牧歌的で純粋な雰囲気が出ていて才能を感じてしまう。最後のシーンの間の取り方なども、押し付けがましくならないよう、絶妙な形に仕上がっている。一口に「感動」とは表現できない、静かな心のざわめきを感じた。完璧!
ちゃかさん 10点(2003-12-26 21:27:08)(良:2票)
33.《ネタバレ》 久々に良い映画を観た感じがします。切なく、救いようがないですけれども。スタインベック原作と分かり、また映画とは違って原作の結末には救いがあるかもしれないと思い、早速本屋さんで翻訳本を購入。が、原作も救いなし・・・。映画は原作と比べて、キャラクター設定の違いや説明不足の点もありますが、そこを素晴らしい演技で補っているので遜色はありません(特にジョン・マルコビッチとゲイリー・シニーズは!)。個人的には原作より映画の方が好きです。映画を観た後、思ったのは原題の『Of Mice and Men』。直訳すると『二十日鼠と人間の・・・』となり、「『の・・・』の後は何だ?」と気になっていたのですが、ロバート・バーンズの詩の一部を引用していたのですね。『二十日鼠と人間の 最良の企ても だんだんと狂ってゆき 約束された喜びの変わりの 嘆きと苦しみのほかは 我々に何も残らない』。その通りの映画なのですが、どういう心境でこの小説を書いたのでしょう?
中岩無洋さん 9点(2003-12-17 16:47:50)
32.マルコビッチのために作られた映画だね。
ラストは悲しかったねー。背後に回ったとき、『こいつまさか!殺るきか?』と思ったけど。。。ああするしかなかったんだよ。
伊集院 光さん 8点(2003-12-09 00:11:34)
31.ピストルの音がなった瞬間に涙がふきでました。
ヒロヒロさん 8点(2003-12-07 16:37:39)
30.《ネタバレ》 俳優としては、よい脇役で有名なシニーズですが、監督もやってたんですね。彼は私のお気に入りな俳優のひとりです。うまくていい味出せる脇役さんなんですが、今回は食われてます・・ジョン・マルコビッチに!この人もなかなかの役者ですから、シニーズとしては不運ですね。この作品は、レ・ミゼラブルとスケアクロウを足したような特徴を持ってます。品があり、忍耐のいるシーンはコミカルで日常的で退屈させない、後半からラストにテンポアップしラストに自問自答する・・どうにもならない現実が鮮やかに、リアルでいて小説のように残ります。この冷めたキレのよさと、穏やかで日常的な平和さのギャップ。これらの作品は人物描写が淡々と描かれてますから、うまい役者だと苦にならないんです。舞台的でもあります。
アルメイダさん 7点(2003-12-07 12:14:04)
29.犬も切なく、黒人も切なく、女の涙も切なく、夢を語り反芻する三人も切ない。夢を持つのは自由なのに、現実に押しつぶされる。レニーを殺しても、多分ジョージは夢を実現できないだろうと思った。
しょりちゃんさん 8点(2003-12-01 10:58:59)(良:1票)
28.《ネタバレ》 素晴らしく、悲しく、かつ恐ろしい映画だ。人間は、邪魔な他者を排除することによって生き延びてきたのだという、お綺麗な社会の中で忘れ去られていた現実を、まざまざと見せつけられた。ラストのジョージの行動を、善とも悪とも描かずに、ただ深い悲しみで描いたことにより、切り取られた人類の歴史の中のある現実のひとつの悲劇が、胸に痛みを残す。「人は泣きながら生まれてくるのだ」という言葉を思い出した。レニーもジョージも、牧場主もその妻も、泣きながら生まれ、少しの楽しい出来事と、たくさんの辛い出来事が起きる人生を、悩みながらも生き、けれどその生はふとしたきっかけで、紙切れのようにちぎれてしまう。生命を持つものなら誰もが感じながら、忘れたふりをして日常を送っている哀愁に、正面から向き合った、勇気ある作品だと思う。スタインベックの世界を表した色調も素晴らしかった。
ともともさん 10点(2003-11-10 08:48:54)(良:1票)
27.《ネタバレ》 ジョージにとってレニーは重荷だったことは間違いない、前半でもそんなことを言っていたし。けど、だからこそジョージにはレニーが必要だったように思います。日々無意味とも思える労働の中でレニーが居たからこそジョージは「こいつのために、俺は必要なんだ」と思えたし、頑張れたんじゃないだろうか。レニー以外の仲間とは気軽に楽しく付き合えるけど、彼らは別にジョージである必要はなく誰でもいいわけで、ジョージは日々楽しくても何か空虚感、虚無感みたいなものを感じるはずです。一方レニーは一緒にいて楽しいわけでもなく、重荷だけど、ジョージなしでは生きていけない、そんなレニーだからこそジョージの空虚感を埋めてくれる存在だったんだと思います。このへんは複雑ですね、大切だけど重荷、重荷だから捨てたいと思うけど、捨てるのは寂しいみたいな…このあたりのジョージの心情はうまく描けていると思います。
そういうレニーを失うはめになり、自ら引き金を引くジョージの姿は痛ましかった…うまく文章にはできませんが、印象に残るシーンでした。
ペリエさん 9点(2003-11-03 21:32:53)(良:2票)
26.《ネタバレ》 確かにジョージはレニーをうっとうしがっていただろう。彼がいなければ悲劇の寸前のように仲間たちと楽しくやっていけるだろうし。でもレニーほど自分のことをわかってくれ、必要としてくれる人間はいない。そんなことを思っているに違いないジョージのアップは切なかった。
イリスさん 8点(2003-11-01 04:24:21)
25.《ネタバレ》 いい話だ!と思ってしまいそうな映画なんだけど。純粋に自分の心に耳を傾けるとダメですね。ジョージはどちらかというと面倒なんてごめんだというタイプだから、レニーの面倒を見ないといけなくなったことは貧乏くじをひいただけかなぁと。そりゃあレニーはいい人だけど、一生面倒を見たいとは思っていないでしょう。それにレニーは自分を抑えられなくなると人を簡単に殺せるほどの怪力の持ち主なのだから、よっぽど注意を払っていないといけませんね。それにやはり単純にレニーが怖いと思ってしまう。絶対にこういう人とかかわりは持ちたくない。自分がジョージの立場だったら正直逃げたいです。荷が重過ぎる。もしひきうけざるを得ないなら、それ相当の覚悟をすべき。人を殺してしまってからでは遅すぎる。
こんなことを考えさせないくらいの力と勢いのある映画なら満点でしょうけど。
るいるいさん 4点(2003-10-31 13:17:11)(良:1票)
24.どういう物語か全く知らなかったので、事件が起こるまでは3人で牧場を持ってハッピーエンドかな?とほのぼのとした気持ちで観ていました。が、一転してなんと辛いラストだったことか!事件後、どうなるんだろうか?とハラハラして肩が凝っちゃいました。ジョージの決断には涙無くしては見られませんでした。本当に主演2人の演技は素晴らしい!
きすけさん 8点(2003-10-22 23:55:22)
23.・・・え?良さが伝わってこなかったんだけど…。あつい友情ってのでもないし、ほんとに“お荷物”に思ってるんじゃないかとさえ感じちゃったのは、表面だけ見過ぎ?悲惨な内容と併せて、私は遠慮したい映画でした。
桃子さん 4点(2003-10-02 20:12:28)
22.よそ者の新入りとして、掃除夫の老人の飼い犬の件には無言のまま通すジョージ。余計なことは首を突っ込まないでトラブルを避けてきた彼が、最大のトラブルを自らの手で始末しなければならない皮肉。夢の実現に向けてジョージとレニーは老人と手を組むことになり、この老人の件は二重三重に伏線となっていますね。連続ドラマ「ツイン・ピークス」でもFBI捜査官を誘惑していたシェリリン・フェンが嫌な女を好演してます。果たしてジョージは厄介払いをしたのだろうか? それとも、今後レニーを苦しませないために自ら手を下したのだろうか? どちらにも解釈できますね。
オオカミさん 7点(2003-05-31 05:07:19)
21. タイトルがなぜ「二十日鼠と人間」なのか気になりました。 鼠を捨てる場面はそれほど重要なシーンにも思えませんでしたし。もっとタイトルとしてふさわしいものがあったたはずだと思います。 ちなみに原題は「Of Mice And Men」です。
息子さん 8点(2003-05-12 13:51:58)
20.声をあげてなきました。人の持つ優しさや、友情、それらが全て失われた後の悲しみ、怒り、悔しさだけが胸に残りました。ジョン・マルコビッチの演技が素晴らしすぎて、途中から彼が演じているということを忘れました。ジョージ役のゲイリー・シニーズは監督もやったそうですが、本当にこの映画と彼の演じた役を愛しているんだなぁ、というのが伝わってきた。この映画はスタインベックの同名小説が元になっているけれども、英語だからこそ分かる微妙なニュアンスもあるので原文で読むのがお勧めです。
zakkiさん 9点(2003-04-21 13:55:49)
19.最初は説教臭い映画かな?って思ったけれども、そうではなかった。ちっとも押しつけがましくない。そこがいいですよね。ジョン・マルコヴィッチがハマりすぎました。満点。
クーさん 10点(2003-03-25 05:56:47)
18.男臭くも、切ない。この作品は伊集院光氏が絶賛していました。
ぐるぐるさん 7点(2003-02-28 21:59:57)
17.二人のバランスがよかった。無邪気ってものは当事者にとっても第3者にとっても残酷だったりする時があるんなぁって考えさせられました。切ないお話でした。
るみさん 8点(2003-02-20 03:37:20)
16.とにかくこれはゲイリーが監督ということで、たいした期待はせずに見たが、本当によかった彼はもっと監督に挑戦してほしい。ラストは悲しいが仕方ないと思うしジョージが撃ったことですこしは救われただろう。
まさるす12さん 9点(2003-02-12 00:18:12)
15.ああ。なんて悲劇的な話なんだろう。。。原作はあまりにも有名だし、出演陣も最高です。やはりジョン・マルコビッチは名優だ!素晴らしい!ゲイリー・シニーズは演技だけでなく、監督も上手いんですねー!
クロマスさん 8点(2003-01-26 14:53:02)
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【点数情報】

Review人数 94人
平均点数 7.76点
000.00%
100.00%
200.00%
322.13%
433.19%
566.38%
644.26%
71819.15%
83031.91%
91920.21%
101212.77%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.75点 Review4人
2 ストーリー評価 8.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review3人
4 音楽評価 8.50点 Review2人
5 感泣評価 9.00点 Review4人
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