チョコレート(2001)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。5ページ目

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チョコレート(2001)

[チョコレート]
Monster's Ball
2001年カナダ上映時間:111分
平均点:6.33 / 10(Review 178人) (点数分布表示)
公開開始日(2002-07-20)
ドラマロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-02-07)【Olias】さん
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監督マーク・フォースター
キャストビリー・ボブ・ソーントン(男優)ハンク・グロトウスキ
ハル・ベリー(女優)レティシア・マスグローヴ
ピーター・ボイル〔男優〕(男優)バック・グロトウスキ
ヒース・レジャー(男優)ソニー・グロトウスキ
モス・デフ(男優)ライラス・クーパー
ミロ・アディカ(男優)トミー
ジェームズ・ヘヴン〔男優〕(男優)病院の守衛
マーカス・ライル・ブラウン(男優)
磯部勉ハンク・グロトウスキ(日本語吹き替え版)
安藤麻吹レティシア・マスグローヴ(日本語吹き替え版)
大塚周夫バック・グロトウスキ(日本語吹き替え版)
平田広明ソニー・グロトウスキ(日本語吹き替え版)
亀井芳子タイレル・マスグローヴ(日本語吹き替え版)
脚本ミロ・アディカ
挿入曲ボブ・ディラン"License to Kill"
撮影ロベルト・シェイファー
製作ライオンズ・ゲート・フィルムズ
ミロ・アディカ(共同製作)
エリック・コペロフ(共同製作 / ライン・プロデューサー)
リー・ダニエルズ[監督]
製作総指揮マイケル・パセオネック
配給ギャガ・コミュニケーションズ
編集マット・チェシー
字幕翻訳松浦美奈
あらすじ
息子を自殺に追い込んでしまったショックから、孤独な思いを知ってしまった白人男性と、刑務所に服役中だった夫を死刑で亡くしてしまって同じく心に喪失感を持ってしまった黒人女性が出会って、お互いに人生を取り戻そうとするラヴ・ストーリーで、出会いは、レティシア(H・ベリー)が勤めるレストランで、ハンク(B・B・ソーントン)がチョコレート・アイスクリームを注文 したところから始まって・・・
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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98.《ネタバレ》 これはね、決してテーマは、ラブストーリーでも人種差別でも死刑制度でもないと思うんです。そういう頭で観てしまうと、いろいろ文句のつけどころがいっぱいあるような気がします、確かに。だからこんなに評価が割れるんでしょう。“たかが愛の代用品”って最近じゃ珍しく、見事なコピーだと思いましたよ、観終わって。配給元に、そうはいってもちゃんと映画を観れてる人がいるんだな、って。つまりそういう映画なんですよ。失いたくないのに不意に失ってしまうもの。失ってしまってはじめて気付く絶対的な喪失感。失ってからようやく、それを本当に本当に愛おしいと思っていたのかどうかの疑念に苛まれる罪悪感。死刑になった夫。目の前で自殺した、同じひとりの娼婦を呼んでいた気弱な息子。目の前で事故で死んだ、愛情の欠落を埋めるようにチョコバーを隠れてむさぼる息子。愛した妻で息子の母親である女性を蔑む独善的な差別主義の父親。愛したかったのに全身で愛しきらなかった愛おしい人々。喪失感、ってもしかしたら、もともと持っていないのにずっと持ってるって勘違いしていたものを、自分が本当は持っていないんだって事実に気付かされた時に感じる感情なんだろう、そう思いました。でも、それでも、絶望的な事実に気付いてしまった後でなお、もし、そばにいてくれる同じ喪失感を抱えた人が一匙の甘くて冷たいチョコレートアイスを無邪気に差し出してくれたら。にっこり笑って、いや、なんとか笑顔を作って、差し出してくれた優しさにそうっと寄り添うようにスプーンの上の生温く解けた甘いものを受け止めるんでしょうか。もしそれを受け止めてくれたら、無邪気な喪失感を抱えた哀れな男は、もう一度、ゆっくりと、生きていくことにむかっていく、なんだか勇気に似たものを自分のなかに持てるのかもしれません。男って常にバカ。女の人って常に現実的。何一つわかりません。でも。その瞬間に二人に通う優しい想いと、馬鹿みたいに綺麗な星空はきっと、その瞬間だけの真実なんです。きっとこの二人はうまく行かないんです。この先は。そんなの関係ないんです。訪れる優しい瞬間の素晴らしさ。生きてる意味の向こう側で輝くなにかをなんとか閉じ込めようとして、半ば成功していると思うんです。すごく好きです。そして痛々しい。あんなに興奮しないベッドシーンって。あんなに美しい人が演じてるのに。だから素晴らしいんでしょう。
amさん 9点(2004-04-14 03:02:46)(良:3票)
97.《ネタバレ》 コメント読んでいると評価が分かれていますね。
ハル・ベリーの出世作ということですが、確かに彼女の演技は良かったと思います。
ただ、メッセージ色が強く構成もしっかりとしている割には、何もかもが中途半端になってしまっている―それが私の低評価の理由です。父親と息子の問題は、自殺と養老院という形で逃げ出したまま終わりですし、恋愛に関してもヒロインが恋人の過去=夫の処刑に立ち会った看守であることを知った時点で終わってしまい、「そこからだろー」って感じでした。ただし、最後にハル・ベリーが見せた愛情と憎しみが入り混じったかのような複雑な表情が、救いになっていると思う。
それも受け手側の想像力に任せたものだけど。
言いたいことは良く分かるし内容も悪くない。でも描ききれていない、それが結論です。
久々に観終わった後、腹が立って仕方がなかった。
narasukeさん 4点(2004-04-13 13:13:45)
96.ちょっと不思議な感覚になった映画。静かに面白いのかな~・・・?って思いました。ただなんでチョコレートなんですか?
諸星わたるさん 7点(2004-04-12 05:11:42)
95.《ネタバレ》 AVかと思った。不思議な運命に惑わされていく二人…かとおもいきや。ハル・ベリーがそのことに気付いたところで映画が終わってしまった。これからじゃないの???
kanekoさん 2点(2004-04-04 23:02:41)
94.もう少し話を深く掘り下げて欲しかった。
たまさん 6点(2004-04-04 19:33:52)
93.ハルベリー演技もスタイルもいい!からみのシーンでは思わずムラムラしてしまった笑 けどテーマが分からないし終わり方も微妙だった。。恋愛映画を奥深くすると難しくなるね。。
おれおれ41さん 6点(2004-03-30 04:35:17)
92.とても切なくて奥深さを感じさせる映画でした。最後は「どうなるんだろ」とドキドキしてました。だけど最悪なラストにならなくてホッとしました。でもなんだか中途半端な印象で終わってしまった感じがありました。
Syuheiさん 5点(2004-03-28 04:20:20)
91.《ネタバレ》 自分の元旦那の死刑を実行した奴と体を許すというしょうもないストーリーのせいでハル・ベリーの体を張った演技も単なる洋物AVに見えてしまった。
hrkzhrさん 6点(2004-03-28 03:13:46)
90.感じたこと、云いたいことは、殆ど皆さんが書いていらっしゃるので、特筆すべき事はありませんが、複雑で深い作品だと思いました。所謂ラブストーリーとは少し違う、人間ドラマだと感じられました。大切なモノを喪った人は、一人で生きていくには辛すぎる。喩えお互いが代用品であったとしても、失う痛みを身を以て実感しているので、二人の男女はこの後もずっと一緒に居ると、個人的には思いたいです。
n@omiさん 7点(2004-03-24 00:55:11)
89.出来すぎた偶然と見るか、究極のリアリズムと捉えるか、いずれにしても現代のアメリカが心の底から飢えている癒しがこれなのだろう。不幸は振り重なるものだし、孤独な魂は惹かれ合うもの。「アフリクション」がダイレクトに攻め込み過ぎて今ひとつ余韻を残せなかったACの苦悩と再生への過程が、黒人としてのハリー・ベリーを抱え込んだことで物語に新しい世代に与えられた選択肢の広がりという奥行きと広がりを見せた。ここに描かれるのは二世代に跨る二組の父と息子、その支配の連鎖と一つの時代の終わりである。アメリカ社会最大のタブーと言われた異人種間セックスを扱った問題作「ジャングル・フィーバー」で脚光を浴びたハリー・ベリーがここではその当事者として登場しているのも興味深い。人種を超え、肉親のしがらみを断ち切って剥き出しの魂のみで生きて行くことを決意するビリー・ボブ・ソーントンの姿は、決して声高に叫ばれることのないこの物語の最大のテーマを余すことなく語っている。彼の孤独、彼の絶望、彼の惨めな人生は貧しい黒人の寡婦に跪き愛を乞わせる。聖女レティシアは受け取り手のなくなった溢れ出る愛情を彼に与える機会を得、非現実的な絶望感の中で二人はそれぞれにとって必要としている「愛の代用品」を見つけるのである。黒人で初めてのオスカー主演女優賞に加え、ここまで激しいファックシーンでオスカーを手にしたのも彼女が初めてではないかと思われるが、ここはひとつ最後まで涙を流す素振りさえ許されなかったビリー・ボブ・ソーントンの抑えの演技に手放しの拍手を贈りたい。関係ないけどヒース・レジャーってグレン・クローズの息子じゃないかと本気で思うほど似てますね。ホントに何の関係もないんですか?
anemoneさん 10点(2004-03-20 03:19:02)(良:1票)
88.アメリカ特有の人種問題という思いテーマ。紆余曲折もあり、この先どうなるのかと気を揉みましたが、最後スカッとまとめてくれているので救われます。大人の恋ですね。
tantanさん 7点(2004-03-17 19:49:07)
87.大人の映画かな?ほろ苦く胸が痛い感じがするけど、個人的には好きです。
misoさん 7点(2004-03-16 07:23:29)
86.ショコラと隣り合わせだったのでレンタルしました。それが間違いでした。予想外に重たかったのでかなりびっくりしました。この映画はハルベリーが有色人種として初めてアカデミー賞を取ったということで有名なんだそうです。映画の内容も白人と黒人の問題がテーマでした。しかし、人種差別というものが私のような日本人にとっては馴染みが薄いと何度も言ってるわけで、主人公の感情が理解できないのです。なんとなくしか。でも、そこに目をつむれば良作です。全体的に暗くてだるいので観てると疲れますが、観終わった後味が良かったです。なによりハルベリー演じるレティシアの人柄がすばらしいですね。
ぷりんぐるしゅさん 5点(2004-03-12 21:10:50)
85.正直、ハル・ベリーはミスキャストだと思う。あんなに美しい女性なら、ソーントンならずとも(どんな人種差別主義者でも!)コロリとまいっちゃうよなあ。あれが、せめてアンジェラ・バセットくらいの器量なら、もっと二人の孤独や切実さがひしひしと伝わってきたのに。あと、あまりにご都合主義的な展開も、安っぽいメロドラマ以外の何物でもない。監督はかなり頑張ってそこに生気を吹き込もうとしているものの(その映像感覚は、確かに見るべきものがあったとは思う)、及ばずって感じか。そしてあのラスト、…どうも「ハッピーエンド」という解釈が一般的みたいだけど、どう考えてもあれは決定的な”破局(カタストロフィ!)”を予感させるものでしょ? …すみません、文句ばかり並べたみたいで自分でもイヤなんだけど、こういう作為にまみれた作品にはどうしてもガマンならないもので。見るべき部分も多いんですけどね、ヒース・レジャーの屈折ぶりとか、ざらりとした映像の質感とか…。《追記》先日、友人夫婦宅でこの映画を再見する機会があり、見方を改める部分が多々ありました。どうもぼくは、この映画の上っ面しか見えていなかったようです。恥ずかしい…。ただ、やはりハル・ベリーは(素晴らしい女優であることは承知しているものの)、この映画にふさわしくなかったという思いは変わりません。あきらかに彼女の「美貌」が、あのヒロインを演じるにあたってマイナスになっている。そしてラストも(友人夫妻ともここが最も意見の分かれるところだったのですが)、ぼくにはどうしても「ハッピーエンド」を予感させるものには見えなかった。それどころか、あのラストの直後、きっとふたりは決定的なカタストロフィーを迎えたという気がしてしかたがないんです…。それは何も、自分の夫を「殺した」からというんじゃなく、夫の死刑執行人だったことを黙っていたという“裏切り”ゆえに(その前に、ヒロインは男に対して「私を傷つけないで、大切にして…」と言っていたのではなかったでしょうか。それを、結果的に彼は裏切ってしまった…)。そういうヤリキレナサが、今回もぼくの、この映画に対する見方を大きく喪失させるものでした。ゆえに、作品の評価は改めますが、点数は変えません。ヒロインの息子の死だとか、この映画はあまりに「運命」というものを安易にもてあそびすぎるという、その一点において。
やましんの巻さん 3点(2004-03-05 15:45:35)(良:2票)
84.体位の変化はよく出来たネタだね!
kさん 6点(2004-03-05 10:54:29)
83.パソコンがこわれかけていた(自力で必死にリカバリしたら何とか復活しました!)ので、再開1作品目のレビューです。まず言いたいのは、ここまでひどい邦題は見たことがないということ。許しがたい。配給会社は観客を見くびりすぎているのでは? 題名に神経を遣っているはずの監督や製作者、製作会社を冒涜していると思う。いつまでこんなことが続くのか。本当に腹立たしい思いです。映画の持っている個性とメッセージに共感したからこそ、その思いが強いのかもしれません。雰囲気はまるでアジア映画のようだと感じました。騒々しくないアメリカ映画もあるということ、またいわゆる大作ではないこういう映画にスポットを当てようというアカデミー賞選考委員も少なくないということに、とても好感を持ちます。男と女を描いた作品としても、まれに見る秀作。今若い世代でこの映画と出会えた人たちに少しばかりのジェラシーも感じます。ビリー演じるハンクに共感した男性は、女性とのあいだにきっとよいパートナーシップをつくっていける人でしょう、と思います。本作は確かに重いし苦いけれど、この歳になって思うのは、人生というのはそういうもんよ、ということ。でも生きることには価値がある。監督の価値観に共鳴します。「人生、やり直せるよ」と囁いてくれているようで、それもうれしい。ラストで何らかのどんでん返しがあるのかと思ったらなかったことに、心底ホッとしました。別の意味で驚かされました。パターン化した映画に、私自身も毒されすぎているのかもしれませんね。
おばちゃんさん 9点(2004-03-03 20:29:42)(良:2票)
82.チョコレートとはよくいったもんだなーと。とても雰囲気のつくりかたがよかったね。チョコレートだけにビターな感じで。中盤まではとてもよかった。終盤に若干不満が残るね。もう少しビシッとしめてほしかった。そこがすこし甘いね(チョコレートだけに)。
ばかぽんさん 6点(2004-03-03 08:46:58)
81.《ネタバレ》 ハル・ベリーの体をはった演技には驚かされましたが、なんと言ってもビリー・ボブ・ソーソトンの演技がよかった。しかしストーリーに納得がいかない。伝えたいこともわかるが、レティシアの息子は死ぬ必要があったのか?ハンクは短期間にあそこまで人格を変えれるのか?父親を施設に預けて『さようら、父さん』でよいのか?と多くの疑問が私の中に残ってしまいました。この二人の演技だったからこそ最後まで観賞することができたと思います。
MINI1000さん 6点(2004-03-02 18:14:17)
80.濡れ場カットされてた・・・・・
山本りんださん 6点(2004-02-24 02:27:34)
79.強烈ではないけれど延々と続く濡れ場に閉口しましたが、意外とプラトニックな恋愛でした。
kurupisさん 6点(2004-02-22 17:27:29)
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【点数情報】

Review人数 178人
平均点数 6.33点
000.00%
110.56%
221.12%
373.93%
4116.18%
52614.61%
64625.84%
74826.97%
82212.36%
9116.18%
1042.25%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.61点 Review13人
2 ストーリー評価 6.00点 Review12人
3 鑑賞後の後味 6.36点 Review11人
4 音楽評価 6.11点 Review9人
5 感泣評価 4.83点 Review6人
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【アカデミー賞 情報】

2001年 74回
主演女優賞ハル・ベリー受賞 
脚本賞ミロ・アディカ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2001年 59回
主演女優賞(ドラマ部門)ハル・ベリー候補(ノミネート) 

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