ランド・オブ・ザ・デッドのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。5ページ目

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ランド・オブ・ザ・デッド

[ランドオブザデッド]
Land of the Dead
2005年カナダ上映時間:97分
平均点:6.07 / 10(Review 91人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-08-27)
公開終了日(2005-12-23)
ホラーゾンビ映画
新規登録(2005-06-03)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2014-02-27)【イニシャルK】さん
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監督ジョージ・A・ロメロ
助監督グレゴリー・ニコテロ(第二班監督)
キャストサイモン・ベイカー(男優)ライリー
デニス・ホッパー(男優)カウフマン
アーシア・アルジェント(女優)スラック
ジョン・レグイザモ(男優)チョロ
トム・サヴィーニ(男優)ブレイド(ゾンビ)
サイモン・ペッグ(男優)ゾンビ
エドガー・ライト(男優)ゾンビ
グレゴリー・ニコテロ(男優)ゾンビ
ショーン・ロバーツ〔男優〕(男優)
ブルース・マクフィー(男優)Mulligan
ピーター・アウターブリッジ(男優)
ジョナサン・ウォーカー(男優)
脚本ジョージ・A・ロメロ
音楽ラインホルト・ハイル
ジョニー・クリメック
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト"Agnus Dei"(平和の賛歌)
製作マーク・キャントン
配給UIP
特殊メイクK.N.B. EFX Group Inc.
グレゴリー・ニコテロ
ハワード・バーガー
ニール・モリル
デイモン・ビショップ
特撮スウィッチVFX(視覚効果)
録音キース・エリオット
字幕翻訳石田泰子
スタントアリソン・リード〔スタント〕
その他ユニバーサル・ピクチャーズ(ビデオ・DVD発売)
あらすじ
突然蘇り、生者の肉を貪り喰って増殖し始めたゾンビ。もはや、その動きは全世界に拡がっていた。僅かに残った生者は、要塞都市を築いてゾンビの襲来に備えていた。しかし、そのような苦境の中でも貧富の差や権力といった醜い争いごとは絶えず、人類の将来はより絶望的な状況に陥っていたのだ。反面、ただ歩き襲い喰いまくるだけであったゾンビも、学習能力や意思の疎通を身に着け始めていた。そして今や、行く末を案じ安住の地を求める者は生者だけではなくなりつつあった。元祖ジョージ・A・ロメロ監督によるリビングデッド最新作!
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11.知ったような口をきくが,そもそもゾンビというのは白人に対する黒人奴隷の怨嗟の記憶ではなかったか。彼等の殺戮は支配者階級への復讐であり,彼等の勝利は被支配者クラスにとってのカタルシスだったのではないか。そして,そういったクラス闘争の構図が透かし見えることが,ロメロのゾンビが支持されてきた理由のひとつではなかったか。この映画ではゾンビが知恵をつけ,感情を持つ...なるほど確かにゾンビは人間らしくなってはいるが,よく考えれば「人間らしい」というのは,ゾンビが憎み破壊してきた西洋的価値そのものである。とするならば,「人間らしく」なったゾンビは,敵対する価値観に取り込まれた,いわば「良い黒人」のアンクル・トムに成り下がったのだとはいえまいか。もちろんゾンビはロメロの子供に違いない。だが,ロメロといえどもゾンビをこのように扱う権利はないだろうと私は思う。愛しているのならなおさらだ。「~デッド」で殺してしまったのはほかでもない,彼の愛する子供達なのかも知れないということを,ロメロは一度考えるべきだろう。
veryautumnさん [映画館(字幕)] 6点(2005-09-01 13:28:15)
10.確かにこの映画は革命についての映画であり、「テロ」(@ジョージ・ブッシュ)についての映画であり、ジャンルとしてのゾンビ映画である。しかし、それ以上にこれは男泣きアクション映画、団塊の世代アクション、革命アクション、つまりカーペンターの「ニューヨーク1997」だ。あるいは「ワイルドバンチ」だ。「ゾンビになるのも悪かない」チョロに私は泣いた。■しかし、どうも演出に馬力がない。一人線路を歩いていくチョロの後ろ姿に、ダッダ~ン、ダダ~ン(←「「ニューヨーク1997」のテーマ」)みたいなシンセを入れろ、という問題でもなく、フィックス主体の古典的な画面構成が今どきの映画にそぐわない、という問題でもない。なんというか、粘りがない、気合いがない、抽象的で申し訳ないのだが、どうも普通。■思えば、ロメロは今まで男泣きアクションを撮ったことがない。彼が撮ったのは、ホラーに名を借りた社会派であり人間ドラマであった。今回の男泣きアクション宣言、その志やよし、しかし、残念なことに、悲しいことに、ロメロは旬を過ぎてしまったのではないか、と思う。
まぶぜたろうさん [映画館(字幕)] 5点(2005-08-29 18:36:10)(良:1票)
9.世の中には撮りたい絵があってメガホンを取る監督と、映画が撮りたくて撮りたい絵を考える監督の2種類があると思いますが、ジョージ・A・ロメロは間違いなく前者だとわたしは思ってます。だからこそ彼の描く映像にはブレがなく、常に一定の水準で「撮りたい絵」に最も近いものを実現させている揺ぎ無い価値観がある。その彼が選んで来るキャストにも、その絵に彼らの容姿が必要なんだという必然性が感じられるし、名実共にゾンビ映画の第一人者という彼の気負いも買いかぶりも一切無しに掛け値なしの「撮りたい映画」をぶつけて来ることの誇り高さ、誰も真似の出来ない一途な愛情、天が彼を選んで任せた仕事に対するどこまでも忠実な態度は、彼をして数十年の才能溢れる生涯をゾンビに捧げたことで完全に報われていると言い切れます。ジョージ・A・ロメロほど一つのことに全身全霊を捧げ、やり遂げることの素晴らしさ、生涯を捧げた仕事に対する誇りとプライドを感じさせてくれる作家が他にあるでしょうか。全てのカットが、過去にファンたちを熱狂させた名場面、名カットにさりげなくつなげられ、これこそがゾンビなんだと心から納得させてくれました。何故ゾンビなのか、何故これが一つのジャンルとして確固たる地位を築き上げるまでになったのか、全ての答えがここにあると思います。これほどまでに長い間多くのファンに愛され、一つの時代を築き上げて来たゾンビ映画の、『ランド・オブ・ザ・デッド』はロメロからファンへの最高の贈り物であると同時に21世紀を迎えたゾンビ映画の一つの答えでもあるでしょう。おそらくこれからも続いて行くであろう人類とゾンビの最終戦争を予感させる筋立ても、よくある続編狙いの商売臭漂わず、ファンある限りその期待に応えてくれようとするロメロならではのサービス精神と素直に受け止められます。わたしは上映が続く限り劇場へ足を運び続けます。ロメロ監督のどこまでも誠実な態度に対してわたしに出来るそれが唯一の感謝の気持ちです。
anemoneさん [映画館(字幕)] 10点(2005-08-28 18:59:56)
8.知能を持ったゾンビが仲間に指示を出して人間を襲わせる。なんとなく「チルドレン・オブ・ザ・デッド」を彷彿とさせる設定だが、内容はスケールのデカイ「死霊のえじき」といった印象。ただ、デカ過ぎて閉塞感は皆無。今までのリビングデッドサーガではサラリと伝えていたメッセージ性を今回では前面に打ち出し、極めて大衆向けの作品となってしまっているのにはガッカリだが、人間側の描写よりもゾンビ側の描写を重視した新しい試みには好感が持てる。ゾンビがこれまで以上に哀れな存在として描かれていて、完全にゾンビに感情移入させようと意図した演出も見られる。そういった意味では、新たなシリーズの始まりとでも言うべき作品なのだろうか。それにしても、タイトルバックの演出といい、武装トレーラーの登場といい、ロメロはザック・スナイダー版「ドーン・オブ・ザ・デッド」に影響を受けてしまったのか?それともアレはただの対抗意識なのか?少し気になった。
終末婚さん [映画館(字幕)] 8点(2005-08-28 17:03:51)
7.「ゾンビにも人権はある」って感じですかね。 ただむやみやたらにやっつけて終わる普通のゾンビ映画ではなく、人間にもゾンビにもそれぞれ目指す場所や目的があるという、「ゾンビの目線」からもうまく捉えて映し出されています。私はこの映画、なかなか好きでしたよ。まぁゾンビといってもいろんな人がいますから、あぁいう中途半端な人間らしさを持ったボスゾンビみたいなのがいてもたまにはいいんじゃないでしょうか。 劇中ちょっと笑っちゃったのは、バーン!と出てきたゾンビに、他のゾンビがびっくりしてたとこ。さらにこれを見た隣の友人がポップコーン飛ばしたこと。 ポップコーンが飛ぶなんてマンガの世界くらいだろ~と思ってたら、見事に奇跡を起こしてくれました。
akoakoさん [映画館(字幕)] 7点(2005-08-28 11:31:01)
6.なぜゾンビは普通に歩けないんでしょうか?
たまさん [映画館(字幕)] 6点(2005-08-27 19:54:15)
5.ちゃんと「DAWN」の世界とリンクしているように思えた。ショッピングモールを襲ったあの族も、どこかのコロニーの傭兵のなれの果てかもね。/今回のゾンビにはアイデンティティーがあった。ビッグダディは黒人、口の避けた女ゾンビは性暴力被害者、首かしげたゾンビは障害者に、見ようによっては見える。そのハンディキャップ集団が、煌めく摩天楼に押し入って何をするかと思えば、虐げ、食らうのみ。食ってるというかモロ、レイプを連想させる。女性が平たい腹を裂かれてヘソに血が溜まるシーンなどは、単に残虐というベクトルを外れていてゾッとさせられた。無い腹を探られたような気分。(無くもないからゾッとするんだけど。)/たぶん自分がテロとかにあったとしたら、ビルでゾンビに襲われた金満家と同じ気分を味わうだろう。復讐される謂れもないのに、無意味で理不尽な暴力に晒されるんだから。でも実際は自分は「フェンスの外」から見れば煌びやかな世界に住んでいて、そこで当たり前と思って生活をしている。そろそろ、ゾンビがビルの足元で、河を渡ろうとしているかも。もう花火なんぞで騙されないぞ、って。
フランシス=ライオネルさん [映画館(字幕)] 7点(2005-08-27 18:59:43)
4.《ネタバレ》 ゾンビが進化するにしても程ってモンがあると思うんだが、赤ん坊から日光の猿くらいまで短時間で物凄く進化しちゃってるのには無理があるというか違和感アリアリ。全体的に作りが普通のB級ホラーかな。ロメロも昨今のゾンビ物に影響受けちゃったようで。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 6点(2005-08-27 11:16:59)
3.「夜」に生まれ出でたる生ける屍達が、「夜明け」を迎え、「白日」の下に集い、「大地」を埋め尽くす…なんてことを想像してると、かなり裏切られます。昨今のゾンビ・ブーム(?)の追い風に煽られたのか、満を持して登場した本家本元ですけど、仕上がりはアナクロニズムに溢れた、まるで80年代のB級映画みたい。この方もジョン・カーペンター同様、全く変わってないんですね。流石に元祖だけあってカニバリズム描写は他の追随を許しませんし、込められた社会風刺も解らなくもないですが、基本ストーリーはスケールも小さくて陳腐この上ない。ファンには嬉しくあるかもしれませんが、ロメロに思い入れの無い人やB級慣れしてない人にはお薦めしません。そんな訳で、“George A. Romero's”の冠に敬意を表し+1点、5点献上。
sayzinさん [試写会(字幕)] 5点(2005-08-26 00:10:35)
2.《ネタバレ》 ゾンビが考える、武器を使う、仲間を思いやる等など・・は、あくまでも「私の中のゾンビ像」なのですが、それには当てはまってなかったので良くなかったカナ。やはり何も考えず、ただただ生きる屍として人間を追いつづけて欲しい。ゾンビ側の感情まで描いちゃってたんで、人間(主人公やその他)の感情が中途半端でいらいらした。ジョン・レグイザモとサイモン・ベイカーが始めの方で気が合わず、いがみあっていたのに、ケンカっちゅうカンカも無しに終わってしまっている。途中から仲間となる女も活躍するわけでも無し、いてもいなくても関係ない。車を運転してた姉ちゃんのほうがよっぽど目だってたしね。先ほど書いたゾンビにしても、本能のままに人を襲い、肉をむさぼり食うくせに、知恵?や感情?があるように見せてるのが何とも中途半端なキャラであったように思う。最後に「行き場を探してる」と言っていた主人公。いや、だからゾンビって行き場や住むとこ探すもんじゃないからさ・・。森を追われたクマですか?ただ、あんな世界になっても人は上下を作り、権力や金にしがみつき、弱者はしいたげられていた。あのビルにのうのうと住んでいたバカ連中にゾンビの団体がやってきたときは、ゾンビがんばれ!と応援してしまいましたね。
カズレーさん [試写会(字幕)] 5点(2005-08-25 00:21:11)
1.テーマはゾンビの進化!?(たぶん)グロ度がアップしてるとの前評判みたいですが綺麗な女性(衣装はかなりダサい)がゾンビに変わるギャップが良いくらいで「サンゲリア」ほどばっちくないです。確かにメイクは格段に向上してるけどなんとなく粉っぽいというか・・・。ガススタの親父は微妙なキャラでしたし、ゾンビに制圧された世界に残された城塞都市という設定の割には人間達はあまり危機感を持ってないように感じました。ゾンビに世界が制圧されて数年経つんだからもうちょっと閉塞感や絶望感を描いて欲しかったです。あっという間に終わった感があるので続編はぜひ作るべきだと思います。 10点にしたかったけど「ゾンビ」には及ばずという事で8点にさせて頂きます。
わーるさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-22 19:25:32)
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【点数情報】

Review人数 91人
平均点数 6.07点
000.00%
100.00%
211.10%
344.40%
41213.19%
51516.48%
61920.88%
72628.57%
899.89%
933.30%
1022.20%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.14点 Review7人
2 ストーリー評価 6.57点 Review14人
3 鑑賞後の後味 6.91点 Review12人
4 音楽評価 5.10点 Review10人
5 感泣評価 4.85点 Review7人
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