オブリビオン(2013)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。6ページ目

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オブリビオン(2013)

[オブリビオン]
OBLIVION
2013年上映時間:124分
平均点:5.96 / 10(Review 117人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-05-31)
アクションSFミステリー
新規登録(2013-04-07)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2022-05-08)【TOSHI】さん
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監督ジョセフ・コシンスキー[監督]
助監督ブルース・フランクリン
演出ジョーイ・ボックス(共同スタント・コーディネーター)
キャストトム・クルーズ(男優)ジャック・ハーパー
モーガン・フリーマン(男優)ビーチ
オルガ・キュリレンコ(女優)ジュリア
アンドレア・ライズブロー(女優)ヴィクトリア
ニコライ・コスター=ワルドー(男優)サイクス
メリッサ・レオ(女優)サリー
ゾーイ・ベル(女優)カラ
森川智之ジャック・ハーパー(日本語吹き替え版)
坂口芳貞ビーチ(日本語吹き替え版)
中村千絵ジュリア(日本語吹き替え版)
岡寛恵ヴィクトリア(日本語吹き替え版)
西凜太朗サイクス(日本語吹き替え版)
池田昌子[声]サリー(日本語吹き替え版)
原作ジョセフ・コシンスキー[監督](原案)
脚本マイケル・アーント
撮影クラウディオ・ミランダ
製作ダンカン・ヘンダーソン
ジョセフ・コシンスキー[監督]
ピーター・チャーニン
ブルース・フランクリン(共同製作)
ライアン・カヴァナー(ノンクレジット)
配給東宝東和(日本)
ユニバーサル・ピクチャーズ(アメリカ)
特撮デジタル・ドメイン社(視覚効果)
美術ケヴィン・イシオカ(美術監督スーパーバイザー)
衣装マルレーネ・スチュワート
編集リチャード・フランシス=ブルース
あらすじ
エイリアン「スカヴ」の攻撃により地球は壊滅的な被害を受け、人類は勝利したものの地球は放射能汚染により居住出来ない環境となってしまった。生き残りの人類は土星の衛星タイタンへの移住を余儀なくされるが、準備段階として巨大な宇宙ステーション「テット」に避難し待機していた。そんな中、パートナーのヴィカとともに地球に残ってスカヴの監視任務に就いていたジャック・ハーパーは、ある日、所属不明の宇宙船の墜落現場で一人の女性を救出するが、彼女は夢の中に現れ彼を戸惑わせていた女性だった。そして、そのことを契機にジャックの運命は大きく動き始める。トム・クルーズ主演、エイリアンによる地球侵略を巡るSFアクション大作。
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17.大地の茶褐色、空の青、木々の緑。何億と言う年月の中での生物の営みに思いが及ぶ映像でした。ストーリーは明後日ぐらいには忘却の彼方となるでしょう。
The Grey Heronさん [映画館(字幕)] 4点(2013-06-06 21:26:09)(良:1票)
16.《ネタバレ》 ご都合主義的シナリオに評価がわかれる作品ですね。わたしは好き。52番の覚醒というお手軽な結末だっていいじゃない。ヴィクトリアが「シャドー・ダンサー」の人だったってのは、エンドロール見るまで気づきませんでした。メイクでずいぶん印象違う女優さんですね。さて、“Ramble on” 使ったのは「アルゴ」が “堤防が決壊するとき” をうまく組み込んでオスカー取ったから? ま、時期的にそんなことはないだろうけど。あちらは曲名とそのシーンのシチュエーションが見事に重なってるし、ちゃんとB面の4曲目だってわかるように針乗せてるから大絶賛ですが… こっちの場合、Atlanticのレーベルも映らないし、B-3なのに1曲目に針乗せてるからアウトだね。そうそう、“青い影” はステレオ・バージョン存在しないから、いきなり音のレンジが狭くなってもったいなかったと思う。
shintaxさん [映画館(字幕)] 8点(2013-06-06 15:34:19)
15.《ネタバレ》 あらゆる場面が実に美しい。荒廃した地球と未来的建造物とのコントラスト。
特に前半は、それらを観ているだけでも心地良い。
透明底の空中プール最高。泳ぎてー。妙にデカいテーブルモニター。
ウチにも欲しい。確かに疑問点は、いろいろ。
・黒三角錐を調べに行くチームなら、そもそも眠る必要無かったのでは?。
タイタンと違って近いからね…。出発してからの変更だったっけ?。
・第2船室のフラレコに、なぜ操縦室の音声が?。
一瞬でいいので「離れ行く第2船室内に響く操縦士2名の最後の交信音声」
というカットが欲しい。知らずに眠るジュリアの寝顔を映しつつ。
・敵から見て占領地の現地人を培養し任務にあたらせるメリットは?。
時間とコストが掛かって面倒だと思うのだが…。なんだか特殊な養蜂だな。
水を欲しがってるらしいエイリアン自身は、最後まで出て来ない。
「2001年宇宙の旅」に出て来た人工知能「非常灯HAL」みたいな敵。
・なんでオジサン2人が心臓部まで進入出来るんだ。セキュリティ甘いな。
さて「人は、愛する人の代わりにクローンを愛せるのだろうか?」というテーマを残して、
この映画が終わる。もう一人なら、まあいいよ。
通常任務中だったクローン50人が来たら、どうなるんだ?。
「夢にまで見た君だ!」っていう一途っぽい彼が何十人も…。
自我とは、記憶によって形成されるのですね。
あ、片想い中だったヴェクトリアは、その哀しみが全クローンに残ってるのか…。
誰か、なんとかしてあげて。
じょるるさん [映画館(字幕)] 7点(2013-06-05 01:34:53)(良:1票)
14.《ネタバレ》 例えば二者の電話での対話を見せる際、双方の顔を発話に従って交互に映し出す
というのが最も芸がなく単調でつまらない撮り方なわけだが、
中盤まで続くトム・クルーズとアンドレア・ライズブローの交信の描写はそれに近い。

おまけにファン・サービスでもあろうアップ・アップの連続がくどいとくる。

カメラの主体は判然としないが、彼女の前にモニター画像があるのなら
それをもっと利用するなり、一方の側の状況を見せないことで
観客に想像の余地を与えるなりしてサスペンスを創り出すのが基本中の基本だろうに。

緑に囲まれた一軒家、「青い影」が流れ、今度は
トム・クルーズとオルガ・キュリレンコが並んで対話する。
その拙い切返し編集もまた単なる対話の説明であり、酷い。

幾度もフラッシュバックされる過去の記憶と対になるべき、ラストの視線の交錯は
もっと外連が欲しいところ。

ランドスケープのスペクタクルも部分的な見世物としては第1級のものだが、
距離感と空間性は『トロン・レガシー』と同様に欠落している。

その中でトム・クルーズが鮮やかな身のこなしをみせる船内遊泳やライディング・
格闘術等の身体アクション、これはやはり流石だ。

そして、ツーショット写真のハッとするような用い方もさりげなく印象的でいい。

ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2013-06-04 21:39:30)
13.《ネタバレ》 まぁまぁですね。「トロン・レガシー」よりはSFらしかったです。でもトロンの場合は誰もストーリーに期待はせずに、3DのCGが全てだったわけですが。
精一杯がんばって作ったのは分かるしそれなりに見れますが、穴も多いです。一番納得いかないのはラスト。いくらクローンでもそれはないでしょう?それで納得するの?
廃墟となった地球の姿も「アイ・アム・レジェンド」の方がリアルで印象深かったです。トム・クルーズのSF物は案外見れるものが多いんで個人的には期待してたんですがちょっと残念でした。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 6点(2013-06-04 21:35:07)
12.《ネタバレ》  物語はまあまあ面白かったと思います。でも、それを全部セリフで説明してくれるのね。別にラジオドラマでもいいってくらいにセリフで解説。SF映画なんだから映像で語って欲しいのですが・・・

 ビジュアルの方はなんというか、余白の多い映像だわねー、って感じで。既視感の強いデザイン関係と、だらーっと情報量の少ない描写とで、ワリと退屈。もっと文明が破壊された、その大きな傷痕を見せてくれたりすると終末ものとしてインパクトがあると思うのですが、殆ど砂で覆われちゃって、チラリチラリと匂わす程度にしか見せてくれませんしねぇ。月が壊れてるってイメージだって『タイムマシン』で見たのと似たようなものですし。
 この物語でこの視覚効果ならば、1時間40分程度が適正上映時間だと思いますわ。

 あの地下に潜伏した人々、あそこの描写にもう少し力を入れていたならば、この映画の薄味な感じも緩和されたんじゃないかと思います。あまり見せない事によって隠された物語上の様々な秘密、それが結果的に映画の味を薄めてしまったんじゃないかなぁ。

 オープニングのユニバーサルのタイトルがアレな事になっちゃってたのは楽しかったんですけど、そういうのは所詮ちょっとしたお遊びですしねぇ。

 一応見られるものにはなっているけれど、この作品は特にここが、っていうところが見当たらないのが残念な映画でした。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2013-06-04 20:16:12)(良:1票)
11.《ネタバレ》 衝撃の結末!何度この言葉に騙されてきたことか。悪い意味で。ご多分に洩れずこの作品もそうでした。主人公はクローンでした。ビックリしましたか?いいえ、全然ビックリしません。ああそうなんですか、て程度。といいますか、なんでクローンを作ったのかが意味不明。敵側にはドローンというめっちゃ強力な兵器があるんですよ。実際に地球上の海水を回収している機械の警備もこいつらがやっているし、反乱軍を探知したら速攻飛んできて壊滅させちゃうし、クローンはただの整備屋さんなんですね。でもさ、正体不明のなんだか訳分からん敵さんの科学力って相当なものみたいなんだから、ドローンの修理機能ぐらいなんとか出来そう、だからクローンなんていらないて思っちゃうんですよ。それからクローンが記憶を取り戻すんだけど、オイオイちょっとちょっと、幾多のサイエンス物を見聞きしてきたけれども、記憶のコピーなんて神の領域を軽くオーバーしてますよ。つうかさ、出来るんなら最初からわざわざ記憶までコピーすんなって!もうね、この時点でこの脚本が崩壊しちゃってるんですね。ありゃりゃですよ。他にもツッコミどころはあるけれども、長くなるので最後に一つだけ。フライトレコーダーって操縦席にあるはずなのに、どうして切り離した宇宙船の後部側にあったの?不思議?これも脚本の凡ミスか?ほんと悪い意味で、衝撃的な映画でしたよ(笑)
Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 4点(2013-06-02 23:20:44)
10.《ネタバレ》 最初の謎が色々と出てくるワクワク感は良かった。でもフタを開けたらショボン。途中元妻が来てからは昼ドラ見ている感じ。元妻の女優(オルガキュリレンコ)の作品は今までお色気シーンが結構あったので期待しちゃいましたが今作はなかったですね。1番気になったのは終盤のストーリーでツッコミどころも多く、テンポが早すぎてしっくりこなかったです。
とむさん [映画館(字幕)] 5点(2013-06-02 23:12:43)(良:1票)
9.《ネタバレ》 テレビでやってた”パラダイスキス”を書こうと思っていたが、あまりにも景子様(いや、好きなんですけどね、、)がブーちゃん!なので、書く気失せ、これも乗り気ではないが、かきます。
しょっぱなから、ビジュアルが壮大雄大で、美しく、静謐にかんじる未来の風景、天体、デザインは、建築は、ヒトは、とても静かで、まるで私の夢にある、アメリカヒューストン高地にあるコンクリートの美術館にでもいるよう。気持ちいい!(特に、海水汲み取り施設の海水と二人が住むガラスの建築はヨダレもの!)
世界には最高のふたりしかおらず、最後まで、ずうっとあの寂しい、切ない、なつかしい雰囲気でいってほしかった。(エンパイアステートのセピアの記憶のシーンも切ない)そしてわたしは、ジャックの緑の大地の隠れ家のシーンで、これは”未来世紀ブラジル”の幻のラストだ!とおもって泣けた。しかーーーし!!途中からラストまでは、なんか雰囲気ブチこわしで、(でた!ハリウッドの長介とか)
なので、この作品は途中までです。最後もみんな別れ別れで、孤独で、せつなく、さびしく、懐かしく、、、、、しかし壮大な宇宙は変わりなくクールに、、、、、、そして永遠に、、、、という感じの最後で、しめくくって欲しかったなあ。
男ザンパノさん [映画館(字幕)] 6点(2013-06-02 19:46:14)(笑:1票)
8.《ネタバレ》 60年前、地球はエイリアンに侵略され、人類は応戦。核も使い勝つには勝ったが、地球は破壊され住めなくなった。このため人類は他の惑星への移住を余儀なくされた・・・どっちかっつーと、ここまでを映像で見たい!!    
あと、「地球にたったひとり残された男」という宣伝コピーは邪魔だった。嘘だし、その文面から想像する世界観は、映画の内容とは違ってる。
ベッカーさん [映画館(字幕)] 6点(2013-06-02 17:35:47)(良:1票)
7.《ネタバレ》 「上質なSF」と言う言葉がしっくりくる映画も珍しいのではないでしょうか。荒廃した地球などのビジュアルとは裏腹に、ストーリーは大変丁寧かつ繊細な印象を受けるこの作品。確かにSFとして、ストーリーとしての目新しさは無いにせよ、なんとも言えぬ後を引く切ないラストが印象深かったです。先が読めるからダメ、ありきたりだからダメ。そんな野暮な感想だけでは語れないモノを感じる良い作品でした。「月に囚われた男」同様に古典的なSFで私は好きですね。
honeydewさん [映画館(字幕)] 7点(2013-06-02 11:46:07)(良:2票)
6.《ネタバレ》 2013.06.01鑑賞。オルガが来るまでが長すぎる。20分短くカットすれば、テンポもよく、ストーリー上の粗も気にすることなく観れたと思う。
かんちゃんズッポシさん [映画館(字幕)] 3点(2013-06-02 09:16:00)(良:1票)
5.《ネタバレ》 突っ込みどころ満載な映画でしたね。設定に無理がある部分をあげつらえばきりがないですが、観客を楽しませようとする姿勢は十分感じられました。もし私が小中学生であるなら、9点以上をあげられるかもしれませんが、まあこのあたりで。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 5点(2013-06-01 19:10:39)(良:1票)
4.トム・クルーズってほんと、あれ?これはどういう事態になっちゃんてんの?うわっやべ!おれ一応鍛えてるけど普通の人間だよ!でもなんとかやってみる!ダメだー!でもズタボロになっかたけどなんとかしのいだー!……ていうような役、似合いますよね。
いろいろ既視感あるシーンも多く話的には矛盾を感じるところも多かったけど、荒廃した地球や月などのビジュアル、ガジェット類もなかなか楽しめました。60年後のそういう状況になった地球に観客である自分が今いるっていう感覚がリアルに体感できて、お話の破綻もビジュアルのうそ臭さのなさに救われているという感じがしました。
ととさん [映画館(字幕)] 7点(2013-06-01 16:46:52)
3.いまとなってはビジュアルも目新しいものはないしストーリーは糞にちかい流れ。なんだろう。もうこの監督の映画は絶対にみない。
とまさん [映画館(字幕)] 3点(2013-06-01 14:00:12)(良:1票)
2.《ネタバレ》  タイトルはオブリビオンだが、雰囲気はフォールアウトに近いかな。
 壮大かつ迫力ある環境映像や場面に合わせ無音とBGMを使い分けたりと演出は良質で、色々な謎や伏線を張りつつ適度に魅せるアクションや『秘密基地』での休憩等序盤はかなり面白かった。
 ただ中盤判明する『謎』に関しては、正直予告を見れば大半の人が予想できる程度で非常に物足りない。
 おまけに終盤の展開はまんま『ID4』で、あれからド派手な空中戦を抜き一層ご都合主義を強めた感じ。
 多分『世界観』や主人公の『動き』を先に考えながらそれらにしっかり説得力を持たせる努力をしなかったのだろう、結果ワリを食らってるのは『敵』。謎の部分も『何故そんな事をする必要があったのか』とか、劇中での行動も『何故そこでそんな行動とるの?』と何もかもに合理性が無く『何でこんな馬鹿雑魚に地球ボロボロにされたの?』と疑問連発。申し訳無いが、目先の演出に気を取られ周りが疎かになる(若しくは面倒臭がって詰めなかった)と言う、『三流以下』の作家や脚本家が良くやる致命的なミスをやらかしてしまっている。
 まぁそれでもド派手な戦闘や、そう言った欠点覚悟で取り入れた『世界観』や『主人公の動き』が斬新だったり魅力的だったりすれば帳尻取れてたりするが、本作にはそれらも無く、上述した映像・音響演出でもカバーしきれていない。せめてもう少しテンポ速めて30分位尺削ってればまだ我慢できたのに。
 あと洋画の敵はそろそろ自爆装置なり自滅プログラムなり、『利用している対象』が裏切った時の保険を考えた方が良いと思うよ。無論それをやっちゃうと話が進まないのだが、お話作ってる人もお金もらってるプロなんだからそこは頑張ってクリアする位は頭使おうよ。
 
 総評
 『ID4の後日談(結末が異なるパラレルワールド)』的内容だが、『ショボイ戦闘』『ご都合全開』『ダラダラ長めの尺』『今時素人でも使わず捻りもない謎』と言った後半の出来が序盤の素晴らしさを見事に台無しにしてしまった。
 終劇の時点で問題は山積み(『進展』したものはあっても『解決』したものは何一つ無い)だし、一層の事後半のアクション全部無くして、敵が目的を達成して取り残された人のお話的SFドラマにした方が良かったんじゃないかな?
ムランさん [映画館(字幕)] 4点(2013-06-01 09:54:24)(良:1票)
1.IMAXにて鑑賞。
映像技術の進歩により、地球レベルの災厄を描いたSF映画は珍しくなくなっていますが、半壊した月や廃墟と化した人類文明、宙に浮かぶ巨大建造物など、本作のビジュアルイメージはかなりのインパクトを持っています。具体的な設定はやや強引で、後半になって明かされる謎の正体についても首を傾げざるをえない部分が多々あるのですが、それでもビジュアルのインパクトによってSFとしての大きな説得力が与えられているので、観ていて不快にはなりません。SFは画なんだなぁとあらためて実感させられました。さらには、『トロン:レガシー』ではビジュアル偏重でストーリーテリングが追いついていなかったジョセフ・コシンスキーの演出も本作では垢抜けしてきており、アクション映画としてもなかなかメリハリのある内容となっています。。。
本作はコシンスキー自身が手掛けたグラフィックノーブルを『ディパーテッド』のウィリアム・モナハンが脚色し、それを『トイ・ストーリー3』のマイケル・アーントが手直しするという、鉄壁の布陣で話が練り上げられています。観客をどうやって騙すか、また、どのタイミングでネタばらしをするのかという映画全体の組立がよく出来ており、非常に求心力のある物語となっています。前述の通り、謎の核心部分には不合理な点が多々あるのですが、脚本家達もこのアキレス腱については重々承知している様子で、真相部分に深入りしすぎることなくサラっと流しているので、少なくとも観ている間は難しいことを考えることなく、純粋に楽しむことができました。。。
トム・クルーズは相変わらずスタントを頑張っているし、彼の個性によって、主人公は観客にとって感情移入可能なキャラクターに仕上がっています。なんだかんだ言われていますが、この人は華があるし、演技も巧いので観ていて安定感があります。また、最近はB級映画への出演が多かったオルガ・キュリレンコも久しぶりのメジャー大作でなかなかの存在感を披露しており、本作のキャスティングは概ね成功しています。ただし、モーガン・フリーマンがいかにもな役柄で出てきた時には、さすがに笑ってしまいましたが。主演のトム・クルーズが50歳を過ぎていることとのバランスを考えると、あの役柄にはモーガン・フリーマンほどの超ベテランを据えるしかなかったのでしょうが。
ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 8点(2013-06-01 00:15:23)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 117人
平均点数 5.96点
000.00%
110.85%
210.85%
375.98%
486.84%
51916.24%
64034.19%
72622.22%
81210.26%
921.71%
1010.85%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.11点 Review9人
2 ストーリー評価 5.64点 Review14人
3 鑑賞後の後味 5.76点 Review13人
4 音楽評価 6.55点 Review9人
5 感泣評価 4.50点 Review8人
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