ベルリン陥落のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ベルリン陥落

[ベルリンカンラク]
Padyenye Berlina
1949年ソ連
平均点:4.75 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
戦争もの政治もの実話もの伝記もの
新規登録(2004-06-12)【おおしまけんいち】さん
タイトル情報更新(2004-07-05)【おおしまけんいち】さん
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監督ミハイル・チアウレリ
キャストミハイル・ゲローワニ(男優)同志スターリン
V.サビェーリェフ(男優)ヒットラー総統
ボリス・アンドレーエフ(男優)アリョーシャ
音楽ディミトリ・ショスタコヴィッチ作曲(「ベルリン陥落」作品82)
あらすじ
時代:独ソ戦中のモスクワ~ベルリン間  1部:工場労働者アリョーシャはある日スターリンに呼び出され、表彰される。ナターシャと片思いの相手アリョーシャはこのことに感激し、アリョーシャはやっと告白した。が、その平和をぶち壊すように独軍が攻め込んできた。ナターシャは捕虜になり、アリョーシャは志願兵となる。一方首相スターリンは徐々に領土を奪還し、ヤルタ会談を開いて米英の支援を取り付ける。  2部:ソ連軍はしだいにドイツ領へと侵攻、この頃からヒトラーは自棄になる。ソ連の勝利は間違いないものになって行く。
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1.《ネタバレ》 実はこの映画、ソ連初のカラー映画なんだそうです、占領したドイツのアグファ社から接収したカラーフィルムが使われたというところがまたソ連らしい。ソ連という国は、歴史的な出来事を映画にするのが得意でしたが、敗戦直後のベルリンで撮っただけあり、本作も伝統に背かない堂々たるものです(NHKの『映像の20世紀』で記録映像とともに本作のベルリン・シーンが使われてたぐらいです)。スターリン・ヒトラーの二大独裁者のそっくりさんぶりは見もので、とくにヒトラーは俳優の熱演もありますがほんとそっくりです。スターリンは顔を造り過ぎたせいか表情があまり動かず、まるで蝋人形が動いて喋ってるみたいで不気味でした。 この映画のすごいところは史実に忠実なのは、「ソ連にスターリン、ドイツにヒトラーという人がいました。ヒトラーはソ連に攻め込みましたが、最後はソ連がベルリンを陥落させ、ヒトラーは自殺しました」ということだけで、後はねつ造と偽善のオン・パレードに終始していることです。あの有名なスターリンがベルリンの空港に降り立つシーンはもうほとんどSFの世界で、「世界最凶のプロパガンダ映画」に相応しく観たらトラウマになること間違いなしです。「映画って、ここまで政治の道具になれるんだな」というのが率直な私の感想です。
S&Sさん [ビデオ(字幕)] 0点(2011-10-30 20:42:45)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 4.75点
0125.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5125.00%
6125.00%
700.00%
8125.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 2.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 0.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 Review0人
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