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UPRISING アップライジング<TVM>

[アップライジング]
UPRISING
2001年上映時間:159分
平均点:7.86 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
ドラマ戦争ものTV映画
新規登録(2004-03-27)【なにわ君】さん
タイトル情報更新(2010-07-20)【マーク・ハント】さん
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監督ジョン・アヴネット
キャストリーリー・ソビエスキー(女優)トーシャ・オルトマン
ハンク・アザリア(男優)モルデハイ・アニエレヴィッツ
デヴィッド・シュワイマー(男優)イツハク・ツケルマン
ジョン・ヴォイト(男優)ユルゲン・シュトロープ
ドナルド・サザーランド(男優)アダム・チェルニアコフ
ケイリー・エルウィズ(男優)フリッツ博士
サディ・フロスト(女優)ジヴィラ
ラダ・ミッチェル(女優)ミラ
ミリー・アヴィタル(女優)デヴォラ・バロン
アレクサンドラ・ホールデン(女優)フラニア
ルーク・マブリー(男優)
脚本ポール・ブリックマン
ジョン・アヴネット
音楽モーリス・ジャール
撮影ドニ・ルノワール
製作ジョン・アヴネット
ラファエラ・デ・ラウレンティス
ジョーダン・カーナー
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1.《ネタバレ》 興行的な成功をあんまり考えない作品だと思うので、どこがどうだったとか、役者がどうだったとかいうことでなく、これを見た日本人が何を思い、何を教訓とするべきか個人的に一つの回答を述べたい。私が強く感じたのは「あまりにも都市化された民族の悲劇」であって、「都市化」とは養老孟司言うところの「脳化」のことである。詳しくは「バカの壁」を参照されたい。養老はぼけてきて何言ってるのかわからない部分が多いが、この点については鋭い指摘であるなあと思う。ユダヤ人は、歴史的ないろいろな事情により、「都市」に住み、「脳化」された職業につきがちで、意識的に財産を可動式に貯えてきたために、侵略側にとってみれば、「移動させやすい民族」であったのだ。侵略側にとってみれば、彼らを移動させても食料の収益が減るでもなく、何ら困ることはないわけだ。養老はこのことを、「ベトナム戦争」や「成田闘争」と比較して語っており、「なぜユダヤ人はかくも簡単に殺されたのか」と言っている。「土地に根付かない民」の不幸である。もっと言えば、「農業」や「畜産業」を行う民にくらべて、「脳化」された職業を生業とすることが、いかに侵略に弱いかということである。ユダヤ人の悲劇は、日本人が農業を捨てない限りは、他民族に侵略されても戦えるのかもしれない、という教訓を残す。またライフライン、交通および通信にかかわる職業を、外国人に明け渡さないこと(この映画でもそういった職業のポーランド人の協力が不可欠であったように)も危機管理上重要である。(櫻井よしこみたいになってきたが) ジョンボイトは「オデッサファイル」で元ナチの将校に復讐し、「アップライジング」ではまさにその敵役を演じたわけで、俳優として実にあっぱれな態度と言える。彼はドイツ人として成すべきことを成したということであろう。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 9点(2006-01-02 15:17:54)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.86点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6114.29%
7228.57%
8228.57%
9114.29%
10114.29%

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