春の惑いのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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春の惑い

[ハルノマドイ]
Springtime in a Small Town
(Xiao cheng zhi chun/小城之春)
2002年オランダ上映時間:116分
平均点:6.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-05-10)
ドラマリメイクロマンス
新規登録(2004-11-21)【リーム555】さん
タイトル情報更新(2012-11-17)【にじばぶ】さん
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監督ティエン・チュアンチュアン
脚本アー・チョン
撮影リー・ピンビン
製作ビル・コン
製作総指揮ヤン・ブーティン
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1.二大巨頭のチェン・カイコーとチャン・イーモウが中心となって作り上げた「『黄色い大地』な映画」は最近では影を潜め、二人は現在エンタメ路線に転向(?)し、映画が業界として向かうべき欲求(=金儲け)に正直であろうとしている中、同じ第5世代の監督が珠玉の作品を現代中国の映画作家に向けて作った。とにかく静かな映画だ。音だけでない。人が、自然が、暗闇が、戦後の傷跡が全て静かなのだ。そしてこの静かさは今にも消えてしまいそうな危うさでもある。例えばチャイナドレス。主人公である女性はまさにチャイナドレスを着るために生まれたんではないかというぐらい、よく似合う。ところが、チャイナドレスというのはあの形から考えてもエロスの欲動が潜んでいると自分で勝手に思ってるのだが(だって・・・エロいよね?)、この人が着ると、それはタナトスへの指向となってしまう。そうさせているのはこの女性の演技はもちろんのこと、この映画の最も重要な要素である光の力だろう。指す光、漏れる光、揺らめく光・・・光ってこんなに沢山の種類があったのかと思わせる。その張本人は夜だ。この映画では夜に物語が動く。相当に広い屋敷の中でわずかな光がこぼれている。この光の強弱が感情の振幅になって観る者を惑わせる。物語は非常に単純だ。しかし古城の春の訪れをこんな形で伝えてくれた監督の力量は凄い。また中盤、大河に浮く小船の上で登場人物たちが「美しき青きドナウ」の中国版を合唱するシーンが個人的には大好き。リーピンビンの映像に酔うしかない。
Qfwfqさん [映画館(字幕)] 9点(2005-02-14 13:28:09)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4133.33%
5133.33%
600.00%
700.00%
800.00%
9133.33%
1000.00%

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