家族の庭のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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家族の庭

[カゾクノニワ]
Another Year
2010年上映時間:130分
平均点:7.57 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
ドラマコメディファミリー
新規登録(2012-04-04)【ESPERANZA】さん
タイトル情報更新(2012-04-22)【ESPERANZA】さん
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監督マイク・リー
キャストジム・ブロードベント(男優)トム
ルース・シーン(女優)トムの妻ジェリー
レスリー・マンヴィル(女優)メアリー
ピーター・ワイト(男優)幼馴染ケン
デヴィッド・ブラッドリー〔1942年生〕(男優)トムの兄ロニー
フィリップ・デイヴィス(男優)隣人ジャック
イメルダ・スタウントン(女優)ジェリーの患者ジャネット
脚本マイク・リー
撮影ディック・ポープ
衣装ジャクリーン・デュラン
あらすじ
トムは地質学者、ジェリーは医学カウンセラー、それぞれに仕事を持ちながら休日はそろって菜園で野菜を育て、穏やかな日々を過ごす夫婦。弁護士をしている一人息子ジョーとの関係は良好だが30過ぎても恋人もいない様子が気がかりだ。ある日ジェリーは同僚メアリーを夕食に招待する。彼女は気ままな独身生活を語りながら、酔いつぶれるといつものように男運のなさを嘆く。
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2.孝行息子に恵まれ、仲睦まじく連れ添ってきた夫婦と、
夫婦の元を訪れる友人たちの会話劇が春夏秋冬、続いていく。
本当になんてことの無いやりとりが続く。あっと驚くハプニングも無い。
なのに、ずっと見ていられる不思議。
基本的にはコメディタッチですが、時に顔をのぞかせるマイク・リーのシニカルな視線が効いている。
基本的にはハートウォーミングなコメディですが、
時に生きていくことの厳しさを織り交ぜる、ビターな味付けも効いている。

一貫して感じるのは、長年連れ添った夫婦も、シングルで通してきた者も、
人間、一人では生きてはいけないということか。
妻を亡くしたばかりの兄ロニーと、かなり痛い友人のメアリー。
夫婦を敢えて留守にさせた状況で、孤独な2人を一緒にさせる終盤のくだりが印象的です。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2022-01-08 20:50:06)(良:1票)
1.《ネタバレ》 パルムドールを逃しました無冠の「家族の庭」。この邦題っていただけないと思う、「また一年」を意味するAnother Yearー地質調査でみた地層のように一年一年は年輪を重ねる、それは家族であっても、一人であっても。結婚30年以上の夫婦が主役かと思えば、メアリーを演じたレスリー・マンヴィルが主演でも助演でも各賞にノミネートされている。ここに描きたかったのはよき夫婦の物語ではなく、都合が悪いとその夫婦に本心では排除されてきた兄やメアリーが感じる【孤独】だ!と気づいたりする。レスリー・マンヴィルは「何がジェーンに起ったか? 」(9点)のベビー・ジェーンと同じくらいの衝撃的な表情を見せる怪演でした。冒頭に出てきた不眠のジャネット(イメルダ・スタウントン)が感じている形のない不安、とはこういうことなのではないか。2時間丁寧にそれをあぶりだしてきた映画、さすがでした。
HRM36さん [インターネット(字幕)] 9点(2020-02-01 10:32:15)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.57点
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6114.29%
7342.86%
8114.29%
9228.57%
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