十字路の夜のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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十字路の夜

[ジュウジロノヨル]
Night at the Crossroads
(La nuit du carrefour)
1932年上映時間:75分
平均点:6.40 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画犯罪もの刑事もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2022-06-16)【イニシャルK】さん
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監督ジャン・ルノワール
原作ジョルジュ・シムノン
脚本ジャン・ルノワール
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1.《ネタバレ》 フィルム・ノワールは「マルタの鷹」以前に誕生していた。
フリッツ・ラングの「M」の影響をダイレクトに受けたヨーロッパ。そのフランスのジャン・ルノワールは「十字路の夜」を完成させた。
冒頭の“遺体発見”のシーンの見事さ、煙草の煙が構築する退廃的な空間、男を破滅に導く女(ファム・ファタール)の登場・・・加えてルノワール特有の“水の音”が、作品を更に幻想的なものにしている。これをフィルム・ノワールと言わないでどうする。
終盤で胸元の傷の痕を見せるシーンがエロチックだこと。刑事の後ろで着替える時の太もものエロさ。やはりルノワールに“巨匠”だなんて面倒なレッテルはいらない。偉大なる“むっつりスケベ”だ(尊敬ゼロだろ俺)。

暗闇から突然発砲して来る狙撃手、終盤の畳み掛けるような事件、銃撃戦、車上と夜景のカメラワークの迫力!
助監督のジャック・ベッケル、既に「現金に体を張れ」で見せた暗闇の迫力をとことん見せてくれる。
派手な銃声はいらない。淡々とした音の方が、夜の静寂を切り裂くのに相応しい。

最後の最後まで息を抜けない演出だ。“狙撃者”のやり取り、ラストシーンの別れ際・・・見事、見事である。傑作だ。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-30 19:53:55)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.40点
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100.00%
200.00%
300.00%
4240.00%
5120.00%
600.00%
700.00%
800.00%
9120.00%
10120.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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