シュウシュウの季節のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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シュウシュウの季節

[シュウシュウノキセツ]
Xiu Xiu: The Sent-Down Girl
1998年上映時間:99分
平均点:6.71 / 10(Review 21人) (点数分布表示)
公開開始日(1999-11-03)
ドラマロマンス
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タイトル情報更新(2023-07-30)【Olias】さん
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監督ジョアン・チェン
キャストルールー(女優)シュウシュウ(秀秀)
ロプサン(男優)ラオジン(老金)
脚本ジョアン・チェン
製作ジョアン・チェン
製作総指揮ジョアン・チェン
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3.作品の冒頭では出発する天秀を見つめる青年の視点で語られていたが、いつの間にかその青年のナレーションはなくなってしまった。彼女の消息は成都までは伝わっていないのだろうな…
マイケルさん 9点(2004-03-16 14:49:13)
2.文化大革命。死者8千万人(よくわからない)とも言われるこの歴史的悪政は、反吐が出るほど愚かで、僕にはまったく理解できない事件です。どれだけの人が亡くなったか、どれだけの人が苦痛を味わったのか、わかりません。チベットやウイグルについては、話を聞くだけで恐怖と怒りを感じます。それは、現代中国でも間接的に体験する事が出来ます。例えば僕が雲岡石窟という世界遺産に登録されている貴重な遺跡に行くと、そこには紅衛兵による無残な傷跡が残っていました。チベットでは、数百年続いた寺院が紅衛兵によって破戒された"跡"を見ました。あまりの愚かさに、自分でも止められない、"憎しみ"も生まれました。毛沢東はバーミヤンを破壊したオマル師のごとき人物であり、まったく尊敬できる人物ではない。それを現在、全ての紙幣の顔にした中共は、どう考えてもおかしい!信じられない! そんな反中国的な思想を抑えるに抑えられず、隠し持っている僕ですから、この映画はかなり重くなりました。政治的な思想で映画を観る事は愚かだと自分でも思います。そんな観方で監督の意図が汲み取れるはずもないし、決していい感想は生まれない。しかし・・・この映画は衝撃的で、哀しくて、また素晴らしいとも感じました。本当に辛い映画です。実話ではありませんが、このようなことはいくらでもあった、老金のように蔑まれたチベット人は数多くいたでしょう。目を覆うような辛い出来事は数限りなく続いたでしょう。だから、辛い。この映画が、俳優の演技、ストーリー、風景描写、小道具に至るまで綿密に創り上げられていたことは救いでした。中国の田舎の描写は、完璧とも言える出来で、中国本国で撮影できないだろう難しい状況で、これだけの仕事をやり遂げたことに感動さえ感じます。これが、アジテーションの映画にならなくて本当に良かった。最後まで救われないと言う方も多いと思いますが、あれも一つの救いだとして、僕は肯定したいと思います。シュウシュウの純粋さと、熱演と、悲しみに、本当にありがとうと言いたい。陳腐な感想になりますが、このような愚かなことは繰り返してはいけない。それは日本軍による侵略も同じ事です。その民族が善悪を背負っているわけではなく、人間は愚かな失敗を繰り返すものであり、それを食い止める何かが必要なのではないか、そんなことをこの映画と「鬼が来た!」を観て考えています。
feroさん 9点(2003-12-15 14:16:32)(良:2票)
1.随分前に観た作品です。今でも思い出すと悲しさが込み上げます。どうしても故郷に帰りたくてでもどうしても帰れなかった文秀。日本に生まれた私にはどうしたって想像もつきません。これは本当にあったかも知れない話なんですよね・・・。ラストは衝撃的過ぎて一瞬呼吸をしませんでした。
麒麟さん 9点(2002-03-30 04:42:18)
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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 6.71点
000.00%
100.00%
2314.29%
300.00%
414.76%
529.52%
614.76%
7419.05%
8523.81%
9314.29%
1029.52%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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