家族(1970)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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家族(1970)

[カゾク]
1970年上映時間:107分
平均点:7.28 / 10(Review 39人) (点数分布表示)
公開開始日(1970-10-24)
ドラマロードムービー
新規登録(2003-09-28)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-27)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
キャスト倍賞千恵子(女優)風見民子
井川比佐志(男優)風見精一
笠智衆(男優)風見源三
前田吟(男優)風見力
池田秀一(男優)風見隆
梅野泰靖(男優)丹野先生
塚本信夫(男優)沢亮太
絵沢萠子(女優)沢みさお(名義「松田友絵」)
花沢徳衛(男優)チンケ
春川ますみ(女優)娼婦
太宰久雄(男優)長崎本線の客
森川信(男優)旅館の主人
三崎千恵子(女優)通りがかりの人
谷よしの(女優)旅館の仲居
寺田路恵(女優)看護婦
水木涼子(女優)力の隣人
犬塚弘(男優)喜劇俳優
桜井センリ(男優)喜劇俳優
安田伸(男優)喜劇俳優
石橋エータロー(男優)喜劇俳優
ハナ肇(男優)喜劇俳優
渥美清(男優)青函連絡船の男
原作山田洋次
脚本山田洋次
宮崎晃
音楽佐藤勝
撮影高羽哲夫
製作三嶋与四治
配給松竹
美術佐藤公信
編集石井巌
録音松本隆司(調音)
小尾幸魚
その他IMAGICA(現像)
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7.《ネタバレ》 懐かしき映画「家族」実に思いで深い。東京五輪から大阪万博へと高度経済成長の波に乗り世界第2の経済大国へと発展していった日本、その片側には閉山危機が迫る炭鉱があり、もう片側には開拓の夢が広がる原野があった。この映画はその日本西端の島から、長崎、福山、大阪、東京、北海道と東端の開拓村にたどり着くまでの3000kmの旅の映画であり、旅する家族にとっては実につらくて悲しいものとなった。
なぜそれほどまでして旅を続けなければならなかったか、つっこみを入れたくなるのは第三者としての感情というもの。いったん走り出したからには後には引けない厳しい現実があったのだと思う。幼子を亡くしたのは実に残念なことであったが、祖父の場合はあの炭鉱節での笑顔を思うと、あれで良かったのかもしれないと少しは救われる。
この映画は日本のロードムービーとして確固たる地位を誇っているが、またそこに描かれているのは、1970年という時代のそのままの日本の姿である。若き人にはその時代風景をもぜひ見てほしい。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 9点(2011-06-06 17:04:35)(良:1票)
6.こういうロードムービーが観たかった!故郷と比較しなくてもドラマありすぎですね。そんな散々な思いをしてまで行くか!って突っ込めるところが最高なんです。
アキラさん [DVD(邦画)] 9点(2008-09-15 02:55:03)
5.《ネタバレ》 高度成長期の日本の姿を、ある家族の長崎から北海道への旅を通じて描いた素晴らしいロードムービーです。大阪万博の熱気や、東京・大阪の当時の町並み等非常に貴重な映像が多く出てきておりとても興味深かったです。
また、俳優陣が非常に素晴らしく、特に笠智衆は本当に味のある演技を見せてくれます。シリアスな作品ですが、何か一緒に日本列島を旅している感覚で見ることができ、あっという間にエンディングを迎えてました。
1970年当時の貴重な記録映像として、後世に遺したい作品です。
TMさん [ビデオ(邦画)] 9点(2006-08-08 11:20:01)
4.《ネタバレ》 この2年後にほぼ同じスタッフ・キャストで作られた似たような内容の「故郷」を先に見ていたので、印象がかぶってしまわないかとちょっと心配だったけど、「故郷」とは違い、北海道にたどり着くという一つの目標があり、それを達成するために旅を続ける家族の姿が描かれ、また違った感動がある。東京で娘が倒れてしまい、必死に病院を探す主人公夫婦にとても感情移入してしまった。とくに、倍賞千恵子演じる妻のなんとか助けてあげたいという気持ちが痛いほど伝わってきて、かなり切ない。前田吟や笠智衆も良かった。シリアスな物語の中にあって、チョイ役で出演の森川信やハナ肇、渥美清が出てくるシーンではついほっと一息つける。ドキュメンタリーを見ているかのような撮り方もその時代の空気が伝わってくるようで効果的だと思う。しかし、「男はつらいよ」を始めたこの頃の山田洋次監督の映画は本当に外れが少ないなあ。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2006-01-04 14:17:00)
3.20年以上前に見て痛く感動した記憶が有ります。日本人の情感をここまで淡々と表現できる山田洋次監督は凄いです。2003年現在となってしまっては山田監督と言えども描くことができない世界なのだろうか。
かけさん 9点(2003-11-03 23:30:44)
2.九州の炭坑の島から北海道の開拓村まで、家族が新生活を始めるために3000キロの旅をする。ある庶民の一家の日本縦断を通して炭坑不況、大阪では万博など、当時の日本の社会状況もよく分かる。苦しい旅・生活と楽ではないが家族の絆の賛歌、逞しく新生活を生きていくだろうというラストに監督の暖かい目を感じる。
キリコさん 9点(2003-10-18 14:48:50)(良:1票)
1.「男はつらいよ」シリーズの役者連他が、より現実的なシチュエーションで登場するロードムービー。「男はつらいよ」みたいにアイドルやわざとらしい善人ばかり出てくるなんてこともなく、それぞれのエピソードが自然な感じで、地味といえば地味だし、暗いといえば暗いんだけど、いい映画だった。初めて見たのが転校先の九州の中学校の講堂だったというのも、この映画を思い出深いものにしている。父(笠智衆)を引き取る余裕がなく、列車の窓から、もう生きて会えないであろう父に訣別の眼差しを向け、帰りの車の中で涙を拭う次男(前田吟)の姿に感動したのを覚えている。当時の九州・大阪・東京・北海道の雰囲気もよく出ていたと思う。
LEFTWINGさん 9点(2003-06-07 01:54:29)
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【点数情報】

Review人数 39人
平均点数 7.28点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
537.69%
6820.51%
71230.77%
8820.51%
9717.95%
1012.56%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
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