その夜の妻(1930)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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その夜の妻(1930)

[ソノヨノツマ]
That Night's Wife
1930年上映時間:66分
平均点:7.29 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
ドラマサスペンスサイレントモノクロ映画犯罪もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2021-05-10)【イニシャルK】さん
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監督小津安二郎
助監督佐々木康(監督補助)
キャスト岡田時彦(男優)橋爪周二
八雲恵美子(女優)橋爪まゆみ
市村美津子(女優)橋爪みち子
山本冬郷(男優)香川刑事
斎藤達雄(男優)須田医師
笠智衆(男優)警官
竹下景子(音声版)
寺田農(音声版)
原作野田高梧(翻案)
脚本野田高梧
撮影茂原英雄
厚田雄春(撮影補助)
配給松竹
美術脇田世根一
編集茂原英雄
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2.《ネタバレ》 「朗かに歩め」に続く小津の暗黒街もの。完成度は「非常線の女」なのかも知れないが、俺はこの作品の方が好きだ。
オスカー・シゴールの「九時から九時まで」が原作と、この頃の小津はアメリカナナイズドされすぎ(良い意味で)。
溝口健二の「瀧の白糸」で岡田時彦のファンになって以来、岡田時彦が主演と聞いてこの作品も見た。

「朗かに歩め」や後の「非常線の女」でもそうだが、小津の同じパターンを繰り返すストーリー展開はこの頃から完成しつつあったようだ。
しかし上記二つの作品とは一味違う。
小津作品してはガンガン印象付けようとするカットが多い。
最初こそ強引に見せつけようという感じがするが、劇中で徐々に自然でさりげないカットになっていく。
洗練されていない荒っぽさが逆に良い。
手袋から別の手袋に繋がるカット、居並ぶ警官隊の雰囲気、伏線だった冒頭の「強盗」・・・銃を何処から入手したのかは解らないが、当時の恐慌で金も無くなり「アレ」を救うため仕方なく強盗に興じる・・・。
自首しようとする夫、夫を逃そうとする女。
後年の「非常線の女」とは逆というのも面白い。
「もう逃げない」と覚悟を決める男、警官とのツーショットが一番印象的かも。
八雲恵美子の着物姿も艶かしい。
地味に常連な斎藤達雄の医者も面白い。
笠智衆もこの頃は端役ながら活躍。
この後小津は「エロ神の怨霊」という言うまでも無く黒歴史を撮った。脚本すら無いのだから相当「やらかした」作品に違いない。この頃の小津はやんちゃすぎる。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-30 19:52:15)
1.刑事が家を出たシーンで「俺はもう逃げるなんて云う馬鹿な考えは捨てちまったよ」って待ってる岡田時彦がやばいかっこいい! 帽子の角度とか。刑事と腕組むシーンではすごい華奢に見えます。あっちがでかいのか・・・? 奥さん役の八雲恵美子はすごいきれい。子供はほんとに病気かというくらい元気に見える。邦画っぽくない雰囲気がいい。
バカ王子さん 9点(2004-01-07 01:39:13)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.29点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4114.29%
500.00%
600.00%
7342.86%
8114.29%
9228.57%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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