キートンのスケアクロウ(案山子)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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キートンのスケアクロウ(案山子)

[キートンノスケアクロウ]
THE SCARECROW
ビデオタイトル : バスター・キートン傑作集1
1920年上映時間:19分
平均点:7.11 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
コメディサイレントモノクロ映画ファミリーショート(短編映画)
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タイトル情報更新(2010-05-12)【にじばぶ】さん
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監督バスター・キートン
エドワード・F・クライン
演出フレッド・ガブリー(テクニカル・ディレクター〔ノンクレジット〕)
キャストバスター・キートン(男優)農場労働者
エドワード・F・クライン(男優)ひき逃げしたドライバー(ノンクレジット)
ジョー・キートン(男優)農夫(ノンクレジット)
ジョー・ロバーツ(米・男優)(男優)農場労働者(ノンクレジット)
シビル・シーリー(女優)農夫の娘(ノンクレジット)
アル・セント・ジョン(男優)オートバイの男(ノンクレジット)
脚本バスター・キートン
エドワード・F・クライン
音楽ロバート・イズラエル(再編集版〔ノンクレジット〕)
撮影エルジン・レスリー(ノンクレジット)
製作ジョセフ・M・シェンク
配給フランス映画社
その他ジョセフ・M・シェンク(プレゼンター)
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1.《ネタバレ》 キートンは短編でも「文化生活一週間」といった傑作群があるが、本作「案山子(The Scarecrow)」もアイデアに満ちたそんな傑作の一つ。

太陽が昇り、虫歯に悩むキートン、それを見つめる太目の相棒。
相棒はキートンの虫歯とドアノブを繋ぎ抜こうとするが・・・この変のやり取りからして面白い。

その後の“朝食”シーンは笑いよりもそのアイデアの豊富さに脱帽。

レコード盤は朝食を焼くガスになり、上からはティーバックや塩やこしょうのオプションが降り注ぎ、ベッドはピアノに、イスは農場への肥料や水を運ぶ注ぎ口となる。

バターといったものも専用の“車”に入れられ移動し、酒瓶もヒモによって宙を飛ぶ。
「海底王」でもこれに近いギミックが後半出て来た。やっぱりキートンのアイデアは面白いし、見ている方も凄い楽しい。

後半はそんな家のアイテムを活かすシーンが少ないのだが、それでも農園の娘をめぐる父親とのやり取り、“狂犬”との追いかけっこが父親やキートンの事を思っていた相棒すら敵に回して大騒動、娘さんのバレエの真似をする可愛らしさ、家の内部での騒動も激しい出入りで3回に別けて脱出口を開いたり、藁の山に揉みくちゃにされてシャツとパンツ一枚になるキートン、怪我が絶えず不憫な相棒、“案山子”になって追っ手を交わすやり取り(その案山子から酒を拝借)、逆立ちで河渡り、“馬乗り”失敗、盗んだバイクで走り出し神父もかっさらってウォータースライダー張りの飛び込みで求婚とジェットコースターみたいな詰め込まれ振り。
車が一瞬いなくなった瞬間をすり抜ける時のスリルも地味に怖い。

家でのやり取りをもっと見せて欲しかったが、それを抜きにしても充分すぎる傑作です。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-12 05:38:01)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 7.11点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5111.11%
6222.22%
7222.22%
8333.33%
9111.11%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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