エル・トポのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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エル・トポ

[エルトポ]
El Topo
1970年メキシコ上映時間:125分
平均点:6.83 / 10(Review 46人) (点数分布表示)
公開開始日(1987-03-25)
ドラマウエスタンモンド映画
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タイトル情報更新(2024-03-23)【TOSHI】さん
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監督アレハンドロ・ホドロフスキー
キャストアレハンドロ・ホドロフスキー(男優)エル・トポ
アルフォンソ・アラウ(男優)盗賊1
脚本アレハンドロ・ホドロフスキー
音楽アレハンドロ・ホドロフスキー
美術アレハンドロ・ホドロフスキー(プロダクション・デザイン)
衣装アレハンドロ・ホドロフスキー
あらすじ
主人公のエル・トポは全裸姿の息子と旅をしていた。 行きついた村では虐殺が行われており、エル・トポは襲ってきた盗賊達を殺し、彼らの頭(かしら)も追い詰める。 その際に助け出した女性と旅に出て、息子はおっぽりだす。 女性は強い男を求めていたため、エル・トポは砂漠の4人の達人たちと卑怯な手を使って決闘をしていく。
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9.なんで自分はもっと早く観なかったんだろう?周りから「カルト作」「残酷」なんて言われてたんで今まで敬遠してたんですが、素晴らしい作品じゃないですか!クライマックスでは涙が出てきましたよ。独特の色彩、カメラワークを巧みに使った撮影、美しい構図、仏教やキリスト教の思想の引用と、隠喩の使い方。確かにグロテスクなところもありますが、全体を通して見ると、そういったグロテスクな描写は、ある種の社会批判を表現したものだと思いました。
驢馬賭DE弐瑯さん 10点(2004-03-08 14:55:57)(良:1票)
8.《ネタバレ》 オープニングを見て「しまった・・・」と思う人も多いでしょうが、そのあとも日本人の感覚を逆撫でするような映像が延々と続きます。外国の田舎町をたった一人でさまようときに感じる生理的寂寥感を、映画の画面を見るだけで体験できる希有な作品です。中でも大佐の最後の場面はあまりにも切なく、そして美しく、胸が押しつぶされるような感動に襲われます。映画史上永遠に語り継がれる傑作です。
きのう来た人さん [DVD(字幕)] 10点(2009-01-13 06:34:10)
7.《ネタバレ》 このような異様な凄みのある作品はなかなか無いと思います。
神がかり的な映画だと思います。
物凄い異様さと迫力で迫ってきます。ヤバいです。
それから宗教的で瞑想的で、荘厳で神秘的な感じがします。
いろいろな教えと芸術があります。
しかし、とてもおぞましい人間の残酷な歴史や、人間という生き物の醜さを、縮図のような形で見たような気がしました。
それは日常的に隠れているものや隠されているものだと思います。
そういったものを見るとちょっと心が滅入ったりしますが、
血が騒いだり、なぜか心が落ち着いたりもします。
前半の寓意のようなところがとても面白くて好きです。
「音」がとてもヤバいです。
腐敗臭がしそうです。笛の音色はとても神秘的で美しいです。
聖書を読んでから見たらもっと面白いのでしょうけれど、自分にはそんな知識はありません。字を読むのは苦手です(長文コンプレックスはたぶんその為です)。
磔刑になるかのようなあの木の橋の上の場面では、ちょっと怖いです。
足元が凄く怖いですよ。命がけですよね?
大佐の最後が少しだけ可哀想でしたね。
この作品には「死」というものが色濃くあります。
そういうところがとてもいいです。
においが伝わってくるかのようです。
後半は、
姿の醜さと心の醜さを比較しているみたいです。
そして幸せとはなんなのでしょう?
何が救いなのでしょう?
村の地獄風景は、パゾリーニ監督の「ソドムの市」と比較した場合、どちらが上でしょう?
どちらも本物の地獄に近い光景だと思ったので比較してみました。
銃撃アクション場面で、なぜか「逆ゾンビ映画」という謎の単語が浮かびました。
ひそかにRPGゲーム化を望んでいます。

しかしこの作品を超えるカルト映画には、未だに出会えていないと思います。
カルト映画というか、この映画がカルト教みたいです。
久々に見たら震えてしまいました。
(※このような映画のためにも、“カルト”といったジャンルが必要だと提案したいです!)
ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 10点(2007-12-04 01:50:25)
6.最高です。
さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-08-03 17:19:33)
5.菊池寛の「恩讐の彼方に」には嘘がある。「敵討ち」は作り話である。また禅海が一人で青の洞門を掘ったというのも嘘で、実際には石工に掘らせている。しかも完成後には「通行料」まで取っている。「太陽の光を目指して穴を掘るモグラ」は女に唆かされ4人の砂漠のマスターを倒した後、初めて「その無意味さ」に気がつく。またフリークスを全滅させて初めて「自分の愚かさ」に気がつく。全ての災いをもたらしたのが自分自身であることに。つまり太陽を見て初めて・・である。エル・トポは「失明するモグラ」であり、禅海は「サングラスをかけたモグラ」である。あれから夏の晴れた日に(日焼け防止の為に)黒い雨傘を差したおねいちゃんを見るたびに、「全裸で差してくれないかな?」と思うようになった。
デヘデヘさん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-17 11:56:18)
4.自主的に映画を見始めた当初に出会ってしまい、その後私の映画人生に多大なトラウマを残した一本です。話の筋は書きようがない、観るしかない、観てもよくわからないかも知れないけど...。
マロリーさん 10点(2003-07-20 10:47:42)
3.カルトムーヴィーのなんとかとかよく言われているらしいが、別にそれほどそういう感じはないと思う。そういうコメントがどこでも多いからきっとそれに影響されて見てしまったらそう見えるかもしれないけど。普通に見ればとってもいい映画。気持ち悪さとかもほとんどない。単純にすごいなあと思って、何度も見ていてさらに好きになった。だからといってこんなに評価のいい映画だとは思わなかったし、今でもそれは思わないんだけど、悪い評価がないところが不思議だ。きっと有名人がいいって言ってしまったからなのかもしれない。衝撃なんていうのはまったくなかった。別にそういう映画ではないと思う。どこ探したってそんな驚くシーンだって別に出てこない。もしあれで衝撃を受けてしまうならば、そんな人は小学生か、もしくはあまりに何も見てこなかった人くらいなものだろう。単にああいう雰囲気が好きな人は別にエルトポじゃなくてもいいはずだし、わざわざそれだけで評価するのはおかしいとも思う。きっとこういう映画はイメージだけでいいものだとされてしまうのだろう。実際見てどうだとかはあまり関係なく。それを感じさられるコメントばかりなので、本当にこの映画を見る前にそういうことを知らなくて良かったと思っている。実際に見ておもしろかったので、この映画について調べて見たら、なんとなく嫌な気分になった。だからこれから見る人は普通の映画と同じように普通に見て、自分で感じればそれでいいと思う。
kkkさん 10点(2003-07-11 20:36:01)
2.久しぶりに映画を観たと言う気持ちになりました。物語前半では、主人公エル・トポが四人の銃の達人を次々に殺しやがては自分も殺されて最期を遂げる。後半では、エル・トポが洞窟の中で閉じ込められて暮らすフリークスの救世主として復活、エル・トポはフリークスを洞窟の外に出すためトンネルを掘る。オープニングにある、「モグラは太陽の光を目指して穴を掘るが、太陽を見るとモグラは失明する」これは、この物語の結末を意味しています。結構残酷な場面もありますが、対照的に美しい場面もあります。観れば観るほど深く考えさせられる映画だと思いました。今年、エル・トポの息子の後日談が公開されるそうなので(マリリン・マンソン主演?)そちらの方もたのしみです。
呂布さん 10点(2003-07-07 16:50:41)
1.なんdかんだで好きだよねこーゆうの。強烈に惹かれる気持ちはは否定できない
えたひにんさん 10点(2003-03-20 18:40:50)
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【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 6.83点
000.00%
136.52%
224.35%
324.35%
412.17%
5613.04%
624.35%
7919.57%
8613.04%
9613.04%
10919.57%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.25点 Review4人
2 ストーリー評価 9.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review4人
4 音楽評価 8.75点 Review4人
5 感泣評価 7.50点 Review2人
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