Love Letter(1995)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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Love Letter(1995)

[ラブレター]
1995年上映時間:117分
平均点:7.41 / 10(Review 180人) (点数分布表示)
公開開始日(1995-03-25)
ドラマラブストーリーミステリー青春もの学園ものロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-11-07)【イニシャルK】さん
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監督岩井俊二
助監督行定勲
キャスト中山美穂(女優)渡辺博子/藤井樹
豊川悦司(男優)秋葉茂
酒井美紀(女優)少女・藤井樹
柏原崇(男優)少年・藤井樹
加賀まりこ(女優)藤井安代
范文雀(女優)藤井晶子
鈴木蘭々(女優)及川早苗
塩見三省(男優)梶親父
田口トモロヲ(男優)藤井慎吉
光石研(男優)阿部粕
鈴木慶一(男優)藤井精一
神戸浩(男優)治夫
中村久美(女優)浜口先生
酒井敏也(男優)運転手
後藤直樹(男優)大友
徳井優(男優)男A
山崎一(男優)学年主任
武藤寿美(女優)看護婦
脚本岩井俊二
音楽REMEDIOS
キングレコード(オリジナルサウンドトラック)
撮影篠田昇
北信康(撮影助手)
福本淳(撮影助手)
製作村上光一
フジテレビ
アスミック・エース
ROBOT(製作協力)
プロデューサー長澤雅彦
松下千秋(エグゼクティブ・プロデューサー)
阿部秀司〔製作〕(エグゼクティブ・プロデューサー)
河井真也(協力プロデューサー)
掛須秀一(ポストプロデューサー)
配給日本ヘラルド
アスミック・エース
美術須坂文昭(美術助手)
編集岩井俊二
今井剛(編集助手)
小島俊彦(AVIDエンジニア)
照明中村裕樹
中須岳士(照明助手)
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
山で遭難死した恋人・藤井樹の3回忌の日に、渡辺博子(中井美穂)は藤井の実家で見せられた中学の卒業アルバムに藤井が小樽に住んでいた頃の住所を見つけて、いるはずのない相手に手紙を出す。「お元気ですか。私は元気です」。数日後博子は「藤井樹」から返事を受け取ることになる。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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19.数年ぶりに「Love Letter」を観て、映画の中の登場人物たちと同様に、記憶が揺り動かされながら、幾度目かの感動に包み込まれた。

中山美穂が一人二役を演じるこの映画は、彼女が演じる二人の女性、渡辺博子と藤井樹が主人公である。
数年ぶりの鑑賞で、この二人の主人公の存在感と、ストーリーにおけるバランスが奇跡的なまでに絶妙であることを改めて感じ入った。

「拝啓、藤井樹様。お元気ですか? 私は元気です。」

という主人公(渡辺博子)が亡き婚約者に送った手紙の一節は、そのままクライマックス(トヨエツが言うところの“いっちゃんええとこ”)におけるエモーショナルな感情表現として使用される。
彼女は、届くはずのなかった手紙のやりとりを通じ、それをきっかけとして、ようやく塞ぎ込まれていた自らの感情を吐露し、解放することができたのだ。

そのクライマックスまでの大筋だけを表面的に捉えると、この映画の主人公は渡辺博子に見えるだろう。
だが、そこに藤井樹というもうひとりの女性の人生と記憶が重なってくることで、この映画はまさに奇跡的な物語を紡ぎ出す。

わけの分からぬ手紙を受け取ったことから、主人公(藤井樹)は、遠い記憶の中の或る男子の眼差しと、自らの人生における「死」にまつわる思い出に再会する。
徐々に蘇っていく記憶は、光となり、熱となり、痛みとなり、彼女を覆い尽くす。

失った大切な人物の記憶を辿る物語から、失ったことすら気付いていなかった記憶を取り戻す物語が、連なり、並走する妙。
普遍的な「死」と、奇跡的な「邂逅」が織りなすその物語は、25年という年月を越えて変わらず僕を包み込んだ。

今の時代に、このストーリーを紡ぎ直そうとも、成立しない要素は多い。
卒業アルバムの住所録も、図書室の貸出カードも、インスタントカメラも、あるいは「手紙」すらも、過ぎ去りし時代に取り残されたエッセンスだろう。
ただ、だからこそ、この映画が描き出しているものはもはや永遠なのだろうと思う。

時の流れの中で埋もれていた記憶は、ふいに顔を出し、感情を揺さぶり、光り輝く。
僕にとってこの映画は、そういう「記憶」そのものだ。
鉄腕麗人さん [ビデオ(邦画)] 10点(2003-11-18 14:23:45)(良:5票)
18.この映画を初めて観たのが今から10数年前の事でした。
映画を観終わった後、1シーン1シーン、台詞、音楽、そして映画の世界観が自分の心の中に入りこんでしまい、映画の事が頭から離れず、日常生活にも影響を与えてしまいました。今までの人生でそういう経験はこの映画が初めてです。この映画は全てが美しい。誰の心の中にでもある、甘酸っぱく切ない中学時代の恋愛感情。酒井美紀と柏原崇の演技に引き込まれ心の奥底の切なさとノスタルジーが混ざり合い、言葉では表せないほどの感情が込み上げてくる。今日、10数年ぶりにこの映画を観ました。自然と涙がこぼれました。ここ数年間涙を流した記憶はありまん。自分の中にまだこういった純粋な感情があったんだとこの映画は再確認させてくれました。この映画は、自分の人生の中で一番の映画です。
N.Y.L.Lさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2011-03-08 09:57:41)(良:1票)
17.拝啓、藤井樹様、お元気ですか?
ここまで完成度の高い作品は少ないと僕は思う。
まず話が面白い。
導入部分の天国への手紙だけでも話に引き込まれていくのに
それに纏わる様々な物語が次々に展開されていく。
あの手紙がなんだったのかラストにわかるという物語だったとしても
充分に面白かっただろうが、手紙の謎が解けた後の展開が更に興味深い。
ラストは切ないような、心温まるような、
なんとも言えない不思議な感覚に包まれる。
人を好きになるってどういうことなのか、考えさせられた。
個々の役者の演技も素晴らしくて、魅力的な登場人物だらけ。
誰か1人を挙げろと言われると悩んでしまう。
それぞれに良かった。
映像美という観点からも素晴らしいものがあり、音楽も心地好い。
カメラを持ち出して通ってた中学校に行ってみたくなった。
失われた時を求めて・・・
もとやさん [DVD(邦画)] 10点(2004-03-09 09:05:07)(良:1票)
16.《ネタバレ》 「今はない住所=天国」へ送った手紙の返事が届く。
この発想と謎からして惹きつけられ、その謎ときが実に面白い。
手持ちカメラのブレた映像やバックで流れるREMEDIOS(って麗美だったの?)の音楽がほのぼのとしてて心地いい。なにしろこの雰囲気が個人的にとてもフィットしていて、中山美穂と酒井美紀が似てないとか小樽の入学式でなぜ桜が舞うとかツッコミどころはどうでもよくなってくる。
きーとんさん [ビデオ(邦画)] 10点(2010-07-18 10:10:52)
15.《ネタバレ》 奇跡の大傑作。オープニングからすごい。BGMもとてつもなく良い。
雪原の叫びにはもうウルウル。そして例のラストシーン。負けました。
昔々のあの子との恋を思い出しせつないです・・。
たぶん、監督の岩井俊二も主演の中山美穂もこれを超えることは永久にできないだろう・・と
思えるくらいの傑作。くまさんの演技がすばらしくびっくり!
うさぎさん [DVD(邦画)] 10点(2010-02-08 12:52:36)
14. この映画は、私が中2の2004年2月にテレビでの放送で初めて観ました。この映画の雰囲気が大好きなのと中山美穂さんの美しさでこの映画はかなり好きです。邦画はあなどれないんです。
ファンオブ吹石さん [地上波(字幕)] 10点(2008-07-20 02:28:19)
13.一番好きな邦画ですねー☆(といってもそんなにたくさんは見てないのですが…) 不思議なストーリーでなんかややこしいなあと思ってたら、途中で『あー!!』みたいな気持ちになって、う~んいいなーと思ってたら、ラストにもビックリみたいな。邦画では断然の10点ですね♪
makoさん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-11-18 13:17:53)
12.公開時に劇場で見て大いに岩井俊二の世界観に心酔したもんだったな~、と遠い目をしながら十年ぶりに見直しました。「花とアリス」を見た後にも同じ結論になりましたがつくづく私は岩井ワールドがたまらなく好きなんですな~。分かっているんだけど、舞う桜とか、ひぐらしの鳴き声とか、セーラー服のシルエットとか、図書室に射し込む光とか、暖色系の灯りとか・・・そして分かっているんだけどピアノとかギターとかヴァイオリンとかの音楽にやられてしまうんですな~。ガラス工房の豊川と中山のキスとか、自転車のライトに照らされる柏原と酒井の顔とかのあの雰囲気にやられてしまうんです。岩井俊二、この人はう~ん、やっぱり天才ですわ。
彦馬さん [映画館(字幕)] 10点(2005-07-10 21:50:19)
11.岩井俊二の最高傑作。
NINさん 10点(2004-11-22 15:02:03)
10.《ネタバレ》 良い映画でした!!いろんなキャラクタのいろんなストーリが、詰め込み過ぎってくらい詰め込まれてるのに、滅茶苦茶綺麗にまとまってる。どのストーリも素敵だし。中学の思い出だけでも1つの十分素敵なラブストーリーなのに、更にもう1つのラブストーリーが絡まって、尚ちゃんとまとまってるってのは、凄いと思いました。あと、ラストが最高。図書カードの裏に描かれた似顔絵のラブレター。最高にロマンチックなシーンでした。ただ豊川悦司の関西弁は確かにちょっと…。あ、でも演技はすごく好きでした。
M・Mさん 10点(2004-03-17 00:29:51)
9.《ネタバレ》 日本映画ってダメなイメージありますけどこれは本当にすごい。
外国映画にもけして負けていないと思います。でも一般の認識が低いことにはがっかりです。
フジテレビの放映で始めてみた方はぜひレンタルなどで完全版を見てください。
中学生時代に鈴木蘭々が出てきたり(個人的に一番笑える)
女の樹の父親の妹の旦那が出てきたり(この『家』とおじいちゃんと母親の決意のところも好き)
がんさん 10点(2004-02-21 15:35:31)
8.「届くはずのない手紙」「図書館員」「ガラス職人」「自転車置き場」「告白の手伝い」「松田聖子」「北海道」「国道」「やまびこ」「貸し出しカード」
10点です!
ナイトホークスさん 10点(2004-01-25 12:22:06)
7.日本映画を代表する傑作だと思います。岩井俊二の中でも一番!
何回も見る度に大好きな映画になってしまいました。
1回じゃあ普通かもしれない。けど2回、3回見るととても素晴しく、本当にきれいな映像に心が洗われるようです。
ちょっとセピア色な感じの良い作品て感じかな。
邦画も捨てたもんじゃないね!
自由人さん 10点(2004-01-23 13:28:33)
6.酒井美紀チャンが可愛い!!!
日本映画史上屈指の名女優
モンドさん 10点(2003-10-25 20:03:01)
5.《ネタバレ》 とてもよかったです。女性としては少し気掛かりというか、せつないですけど。卒業アルバムをみて嫉妬する彼女に共感できます。冷静に考えると、岩井俊二のその繊細な感じが少し気持ち悪いような気もします。
tiranoliliteriaさん 10点(2003-07-06 01:03:36)
4.映像いっぱいの暖かく切ない空気感がイイ。思わず手紙が書きたくなる映画。中山美穂が恋人が死んだ山に向かって問いかけるシーンは涙、涙……。
スマイル・ペコさん 10点(2003-05-25 10:19:33)
3.懐かしい学校の机の匂いと甘酸っぱい青春を思い出させてくれました。
じょんさん 10点(2003-04-07 10:24:00)
2.自分史上最高の日本映画の一つです。中山美穂の二人の樹、酒井美紀と柏原崇の初々しい中学生風景、豊川悦司のあたたかい関西弁、、、風景描写も叙情的で美しくも飽きさせない作りで秀逸どこをとっても秀逸。
タカさん 10点(2003-01-11 09:24:47)
1.岩井俊二の中では一番の映画。中山美穂のちょっと違和感のある二役ぶりも酒井美紀との似てなさぶりも、すべて計算ずくなんだと思いたくなるくらいピタっとはまっている。この映画は実は奥が深い。単に甘酸っぱい青春のノスタルジーをうたった映画ではない。それ以上にビビっと心にくるものがありませんでしたか?<僕はありました> 恋という感情の本質にサラっと触れたような微妙にヒリヒリするようなそんな感触です。
onomichiさん 10点(2002-01-11 23:54:04)
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【点数情報】

Review人数 180人
平均点数 7.41点
010.56%
100.00%
221.11%
331.67%
484.44%
5126.67%
62715.00%
72715.00%
84223.33%
93921.67%
101910.56%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review12人
2 ストーリー評価 7.70点 Review20人
3 鑑賞後の後味 7.90点 Review20人
4 音楽評価 7.60点 Review15人
5 感泣評価 7.00点 Review12人
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