星のない男のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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星のない男

[ホシノナイオトコ]
Man Without a Star
1955年上映時間:89分
平均点:7.40 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1955-04-13)
アクションウエスタン
新規登録(2004-10-26)【マムゲン】さん
タイトル情報更新(2022-04-09)【Olias】さん
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監督キング・ヴィダー
キャストカーク・ダグラス(男優)
ジーン・クレイン(女優)
クレア・トレヴァー(女優)
リチャード・ブーン(男優)
ウィリアム・チャーリー(男優)
ジャック・イーラム(男優)
リー・ヴァン・クリーフ(男優)
脚本ボーデン・チェイス
音楽ジョセフ・ガーシェンソン
撮影ラッセル・メティ
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1.《ネタバレ》 私評として文句なしに西部劇のベスト1だ。オープニングは機関車の疾走に合わせF・レインの歌声が響く。飄々としながらも影が漂う主人公のガンマンを演じるK・ダグラスの演技は絶品。流れ者のガンマン(ダグラス)が惚れた女性から「何が欲しい」と聞かれ、帳簿に「you」と書くシーンは粋な演出だ。主人公を慕う若者との交流・師弟愛が心地よい。若者に拳銃の扱い方を教えるシーンはガンマンの真骨頂、軽快に銃を捌いて凄腕ぶりを見せつける。その後銃の腕を上げた若者が人を殺してしまった時、主人公はそれまでの飄々とした態度から一変、鬼気迫る表情で軽はずみな行動を窘める。牧場に雇われた彼には、有刺鉄線で傷ついた苦い記憶がある。やがて牧草地の有刺鉄線をめぐって牧場同士の対立が起り、主人公を巻き込むことになる。この過程で描かれる、スタンピートを織り交ぜた銃撃シーンは躍動感が溢れている。終盤、有刺鉄線をバックに繰り広げられる決闘シーンは、拳銃を使わず殴り合いで決着というのもメッセージ性がある。ラストはトラブルを解決し、「俺に境界は無用だぜ」とばかりに去ってゆく流れ者・・・星を持たない、放浪する男の美学。この映画では「有刺鉄線」という境界(しかも人を傷つけるもの)を問題事の象徴として描いている。現実に境界なしで社会は成り立たないものだが、それがために争いの元でもある。宇宙飛行士が地球へ帰還後に語る「宇宙から見れば国境はない」の精神を連想した。
風小僧さん [地上波(吹替)] 10点(2015-09-23 15:52:54)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.40点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6120.00%
7360.00%
800.00%
900.00%
10120.00%

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