スリーピー・ホロウのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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スリーピー・ホロウ

[スリーピーホロウ]
Sleepy Hollow
1999年上映時間:105分
平均点:6.64 / 10(Review 379人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-02-26)
ホラーサスペンスミステリー刑事もの小説の映画化オカルト映画
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-01-22)【イニシャルK】さん
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監督ティム・バートン
助監督クリストファー・ニューマン[助監督]
キャストジョニー・デップ(男優)イカボッド・クレーン
クリスティーナ・リッチ(女優)カトリーナ・ヴァン・タッセル
ミランダ・リチャードソン(女優)ヴァン・タッセル夫人
マイケル・ガンボン(男優)バルタス・ヴァン・タッセル
キャスパー・ヴァン・ディーン(男優)ブロム・ヴァン・ブラント
イアン・マクディアミッド(男優)トーマス・ランカスター医師
マイケル・ガフ〔1916年生〕(男優)ジェームズ・ハーデンブルック書記
クリストファー・リー(男優)バーゴマスターNY市長
ジェフリー・ジョーンズ〔1946年生〕(男優)スティーンウィック牧師
リチャード・グリフィス(男優)フィリップス判事
リサ・マリー(女優)レディ・クレーン
クリストファー・ウォーケン(男優)ホースマン(首なし騎士)
ポール・ブライトウェル(男優)ライフルマン
マーク・ピッカリング(男優)マスバス
マーティン・ランドー(男優)ピーター・ヴァン・ギャレット(ノンクレジット)
平田広明イカボッド・クレーン(日本語吹き替え版【ソフト】)
小島幸子カトリーナ・ヴァン・タッセル(日本語吹き替え版【ソフト】)
村松康雄バルタス・ヴァン・タッセル(日本語吹き替え版【ソフト】)
一城みゆ希ヴァン・タッセル夫人(日本語吹き替え版【ソフト】)
小形満(日本語吹き替え版【ソフト】)
矢島晶子(日本語吹き替え版【ソフト】)
島香裕(日本語吹き替え版【ソフト】)
星野充昭(日本語吹き替え版【ソフト】)
堀内賢雄イカボッド・クレーン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
石田太郎バルタス・ヴァン・タッセル(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
小林優子レディ・クレーン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
駒塚由衣ヴァン・タッセル夫人(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
成田剣(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
糸博(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
伊藤和晃(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
宮田幸季(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
西村知道(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
宝亀克寿(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
原作ケヴィン・イエーガー(ストーリー原案)
アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー(ストーリー原案)
脚本アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
音楽ダニー・エルフマン
編曲コンラッド・ポープ
撮影エマニュエル・ルベツキ
コンラッド・W・ホール(ニューヨーク第二班撮影監督)
コンラッド・L・ホール(ニューヨーク班撮影監督)
製作アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー共同製作(ノンクレジット)
スコット・ルーディン
ケヴィン・イエーガー(共同製作)
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮フランシス・フォード・コッポラ
ラリー・J・フランコ
配給日本ヘラルド
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
ゲイリー・J・タニクリフ(効果スーパーバイザー)
ケヴィン・イエーガー(ヒューマン&クリーチャー効果/クリーチャー効果コーディネーター)
美術リック・ハインリクス(プロダクション・デザイン)
ピーター・ヤング(美術)(セット装飾)
ロバート・ドーソン[タイトル](タイトル・デザイン)
衣装コリーン・アトウッド
編集クリス・レベンゾン
ジョエル・ネグロン
録音スキップ・リーヴセイ
字幕翻訳石田泰子
スタントレイ・パーク
あらすじ
もうすぐ19世紀となる1779年の暮れ。NYの科学捜査官イカボッド・クレーン(ジョニー・デップ)は、奇怪な殺人事件が起きているという村、「スリーピー・ホロウ」へ事件の捜査に派遣される。村の大地主、バルタス(マイケル・ガンボン)は連続殺人事件の犯人は、南北戦争時代に悪名をはせた「首なし騎士」で、自らの首を取り戻すために蘇り、殺しを繰り返しているのだと言う。幽霊話など全く信じないイカボッドは独自に科学捜査を進めるが、次第にこの村に隠された秘密に気づいてゆく・・・。 イカボッドの臆病者っぷりにも注目。
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14.《ネタバレ》 この映画「スリーピー・ホロウ」は、幻想的でダークでファンタジックなティム・バートンワールド全開のゴシック・ホラーの大傑作だ。

とにかく、幻想的でダークでファンタジックなティム・バートンワールドに魅せられる素敵な映画です。

この「スリーピー・ホロウ」は、ワシントン・アーヴィング原作の「スリーピー・ホローの伝説」の映画化作品で、ティム・バートンが当時、「シザー・ハンズ」、「エド・ウッド」に引き続き、盟友のジョニー・デップとタッグを組んだゴシック・ホラーです。

18世紀のニューヨーク郊外の村、スリーピー・ホロウでは夜な夜な馬に乗って現われては住人の首を掻き切る首なし騎士が人々を恐怖のどん底に陥れていました。

斧を振りかざした首なし騎士が、漆黒の馬にまたがり、闇夜を疾走する場面の絵になる事といったらありません。
村を丸ごと作ってしまったというセットも素晴らしい雰囲気を醸し出していますし、霧が立ち込める不気味な夜は、色彩も美しく、優れて絵画的でもあります。

つまり、この映画はまさしく、現代の映画作家の中で、最も寓話的な作家であるティム・バートン監督によるファンタジーな絵本の世界を映像化したものだと思います。

そして、これらの幻想的でダークな、鳥肌が立つくらいに綺麗で美しい映像を撮影しているのが、何と「ゼロ・グラビティ」、「バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」、「レヴェナント:蘇えりし者」で3年連続でアカデミー賞の最優秀撮影賞を受賞という快挙を成し遂げた、メキシコ出身の天才撮影監督のエマニュエル・ルベツキ。

初めてこの映画を観た時、この撮影は何と凄いのだろうと衝撃を受けた時の記憶が甦り、当時からルベツキの撮影技術が素晴らしかったという事がわかります。

この映画にはかつて、バートン監督が偏愛した1960年代のハマー・フィルム社の"怪奇映画"に対するバートン監督のリスペクト、オマージュに満ち溢れています。

バートン監督は、「当時の怪奇映画は映像的には美しかったが、スタジオ撮影のシーンとロケ撮影のシーンとの間に大きな隔たりがあった。
その隔たりを埋めようとして、セットはもっと現実っぽく、実際の風景は作り物っぽくなるようにした」と語っていて、バートン監督のこの狙いが見事に成功していると思います。

更に、首なし騎士の造形に見られるように、バートン監督が、「シザーハンズ」、「バットマン」、「バットマン・リターンズ」で描いてきた"異形の者"への偏愛も健在で、それまでに磨いてきた映像テクニックを縦横無尽に使い分け、自分の創造性を"さらり"と表現してみせる技を習得した彼は、まさに円熟の境地に達した感があります。

そして、この映画の最大の見どころはやはり、ヘンテコで奇妙な器具をこねくり回して、頑固な程に科学的な捜査を試みるジョニー・デップと村の迷信的な存在である"首なし騎士"との対決です。

科学的な合理性と超自然的な怪談の激突を、頭でっかちな男VS首なし騎士の対決として象徴的に描いているのが面白くてたまりません。

この首なし騎士を演じるクリストファー・ウォーケンの唸り声以外、セリフが全くないにもかかわらず、あの"美しくも怖い顔"で、我々観る者を恐怖のどん底に落とし込む程、怖がらせてくれて見事の一語に尽きます。

デップが古い伝説的な迷信にとり憑かれた村人に囲まれて、ひとり大真面目に捜査を行なう様子はいささか滑稽で、いざという時に臆病風邪を吹かせてしまうというキャラクターにも愛着が持てます。

そして、バートン監督は、我々観る者に謎解きという知的ゲームを与えておきながら、全く考える余裕すら与えない程に衝撃的な首切り殺人や戦慄の映像を畳みかけ、観ている側を完全にパニック状態に陥らせてしまいます。

そして、苦悩する主人公のデップと同様に、我々観る者の、理性を保とうとする機能までも破綻させてしまいます。
この演出技法には全くお手上げで、本当に心憎い監督です、ティム・バートンは。

映画の終盤には、西部劇ばりのワクワクするような、血沸き肉躍る、騎馬チェイスが用意されていて、エンターテインメント性にも満ち溢れていて、カルト的なのに大娯楽映画。

これこそが、まさにバートン監督映画の魅力であり、彼のように鮮やかに自分の趣味とビジネスを両立させている監督は、長いハリウッド映画の歴史の中でも、極めて稀な存在だと思います。
dreamerさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2023-11-16 15:07:54)
13.《ネタバレ》 内容がホラーでも猟奇殺人でも何でも、どこかあたたかなファンタジーっぽさを忘れないティム・バートンの作風が好き。原作も読んだけれど、あのまま映画にしたところでヒットするはずはない。変人で臆病なのに好感の持てるイカボッド・クレーンのキャラクター。スリーピーホロウの町並み。全部がとても監督らしくて、なんだかとても安心する。幽霊や怪物の仕業に見せかけて、実際は生身の人間が犯罪を犯している、というのが今ではあたりまえの筋書きだが、この映画では実際に首なし騎士が殺人を犯している。それが逆に新鮮で不思議さを感じて、科学を信じるイカボッドのキャラクターとも対称的で、時代背景にとてもあっている。
揺香さん 10点(2004-07-08 11:28:12)(良:1票)
12.とにかく好き。ジョニーデップの作品では一番好き。衣装も街の風景も、美術もなにもかも素晴らしい。何と言ってもイカボッドのキャラクターがピカイチ!ジョニー談では「(ああゆうキャラで)おろされる覚悟で演じた」ってあったけど監督はあの、ティム・バーチョンだもの。気に入らないわけがない。 クリスティナ・リッチもとても可愛かった。色が白い&眉毛ないのがミステリーな舞台とよくマッチしてた。「ホラーとしては怖くない」と不評を聞くけど、「ファンタジー映画」だと思ってたので違和感はなし。
ショップガールinNYさん 10点(2004-02-29 10:23:40)(良:1票)
11.おとぼけたデップのキャラが物悲しいストーリーを緩和させる中和剤みたいな感じでした。映画によって、性格に顔まで変えられるデップは、カメレオン俳優の最高峰だと思います。映画自体は横溝さんの原作みたいな感じだったけど、さすがバートンという、オリジナリティあふれる雰囲気には好印象を受けました。
あつおさん 10点(2003-12-31 11:42:47)
10.すごく面白かった!ところどころ笑えるところとか、ティムバートン流が最高。ティムとジョニーディップの相性はやっぱりいい。クリスティーナリッチもジョニップと物凄くあっているし、この映画での役柄とクリスティーナの持つルックスと雰囲気がすごくあってる。友達は最悪につまらなかったと云ってたけど個人的に完璧な作品だと思いました。
cock succer blues leeさん 10点(2003-11-10 18:48:28)(笑:1票)
9.何度観たかわかりません。ティム・バートン作品のジョニーはイキイキとしていて最高!特にこのイカボット・クレーン捜査官は暗くて陰気な中に可笑しさが漂って、大好きです。エリート意識がにおい、目で見たものと理論を重んじるイカボット。けれどかなり臆病で怖がり。首なし騎士もその目ではっきりと目撃したからこそあっさりと受け入れたわけね。ブルブル震え、気絶しちゃう頼りなげなジョニー、めちゃめちゃ上手いぞ!ジョニーには裏切られたことが一度もないのね。「これをジョニーがやるの?大丈夫かなあ」なんて思っても、いつも期待以上、予想以上のものを見せてくれます。中でもこれと「エド・ウッド」は群を抜いている。脇役陣も芸達者が揃ってますね。初めてマイケル・ガンボンが可愛らしく見えた。かなりの豪華キャストです。ティム・バートン独特の映像とユーモアが好き。「こうだからこう」と考える前にオッモシローイ!と感じるのだから仕方ない。映画というのは感性に訴えてくるものなのよね。あの大木のカタチに、そこから飛び出してくる首なし騎士も恐いというより楽しい。コメディホラーですね。DVDを買おうかな。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-11-09 01:45:55)
8.ティム・バートン監督の創る独特の世界が大好き。この主役はジョニー・デップ以外には考えられない!
さん 10点(2003-07-07 22:53:40)
7.ジョニー・デップ最高です。ホラーとしては今まで観た中で一番でした。さすがはバートン監督という感じでした。映像の美しさも文句なし。あの後イカボットが報告をどうすんのか気になるところではありますが。もう一度観たいです。
さん 10点(2002-11-16 22:04:02)(笑:1票)
6.監督とキャスト、お互いに解り合えてる関係がとても感じられる映画ですね。ティム・バートンの描く映像って夢の中に出てくるような色合いで特にこのスリーピー・ホロウの全体を通した色は場面の温度がもろに肌で感じることができる、不思議な感覚に包まれてしまう映像でした。このコンビによる作品ははずれが無く安心して楽しめる映画のひとつです。
潤平さん 10点(2002-10-20 11:22:37)
5.全てセットで作ったと思えない程の美しい森と町に引き込まれました。個人的にホラーは苦手で、初めはなかなか見れなかったけど、何度も見ているうちに、私もイカボットと同じように“強く”なっていった様な…。
ののさん 10点(2002-10-16 18:49:59)
4.他人に薦めたいとは思わない映画。こういうのは話自体に好き嫌いがあると思うので。それでも自分としては凄く面白かった。幻想的な映像も素晴らしいし、騎士との戦いもかなり迫力があった。そんなにホラーっていう感じはしなかったな。なんとも言えない映画なんだけど、非常に完成度の高い映画だと思う。
たけぞうさん 10点(2002-08-15 01:37:37)
3.これはジョニーじゃなきゃ出来ない役でしたねぇ!!はまり役でした。 リッチちゃんの可愛かった(って言うか色っぽかった)こと!!これは面白かったですぅ!!クリストファー・ウォーケンもはまり役でした (笑)
だだくまさん 10点(2002-04-20 08:32:42)
あやさん 10点(2001-02-09 19:00:12)
1.ちょうかっこいい!デップ様。この映画は本当に大好きです!
さん 10点(2000-10-28 21:05:40)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 379人
平均点数 6.64点
010.26%
110.26%
251.32%
371.85%
4297.65%
54612.14%
67620.05%
79324.54%
87219.00%
9359.23%
10143.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.20点 Review5人
2 ストーリー評価 5.62点 Review16人
3 鑑賞後の後味 5.71点 Review14人
4 音楽評価 6.00点 Review10人
5 感泣評価 3.20点 Review5人
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【アカデミー賞 情報】

1999年 72回
撮影賞エマニュエル・ルベツキ候補(ノミネート) 
美術賞リック・ハインリクス受賞 
美術賞ピーター・ヤング(美術)受賞 
衣装デザイン賞コリーン・アトウッド候補(ノミネート) 

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