サルバドールの朝のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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サルバドールの朝

[サルバドールノアサ]
Salvador
(Salvador (Puig Antich))
2006年スペイン上映時間:135分
平均点:4.67 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-09-22)
ドラマ政治もの青春もの歴史もの実話もの
新規登録(2008-05-09)【ぽーち”GMN”ありしあ】さん
タイトル情報更新(2016-09-20)【イニシャルK】さん
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キャストダニエル・ブリュール(男優)サルバドール・プッチ・アンティック
トリスタン・ウヨア(男優)オリオル・アラウ
レオナルド・スバラグリア(男優)ヘスス
イングリッド・ルビオ(女優)マルガリーダ
レオノール・ワトリング(女優)クカ
浪川大輔サルバドール・プッチ・アンティック(日本語吹き替え版)
村治学オリオル・アラウ(日本語吹き替え版)
山路和弘ヘスス(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子クカ(日本語吹き替え版)
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2.《ネタバレ》 観終わってなんだかもやっとした不快感だけが残る。物語を人に語る上でのツボを外している。サルバドール青年が不当に処刑されたことへの怒りとかフランコ独裁への抗議とか、おそらく作り手が言いたいのはそういうことだと思うけど、まったく語り足りていない。反体制運動へ身を投じたサルバの思いや、そうなった動機である独裁政権下の苛烈な市民生活といったものがてんで描けていない。看守との交流や死刑直前のじりじりした数時間にやたらと時間を割く、ここの描写は悪趣味だろうが。奔走する弁護士に苦しむ妹たち、執行人の到着。ひっぱってひっぱって観ている者に苦痛を与えるだけのここらの場面はサルバを英雄視するためのプロットに必要だとは思えないんだが。しつこく亡骸まで映すなんて、この監督はほんとにサルバを英雄とみてるのか?冒涜してるのと違うか。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-02-07 00:28:48)
1.《ネタバレ》 主人公が死刑になる前に、少なくとも人が一人死んだわけで、その人の命については何にも描かれないで、死刑にされた主人公の命だけ描かれる。よほどの過失とか、やむを得ぬ事情でもない限り、人の命を奪った者は、自分の命が奪われても文句は言えないと、自分は考えています。人がたくさんいるところで銃を撃てば、死人が出る可能性は大なのだし、銃を手にする以上それ相応の責任を持ってしかるべし。サルバドールは殺した警官やその家族について考えたり悔やんだりしない(少なくとも映画を観る限り)。警官殺しに至るまでに、体制側の酷さが充分に描かれて「こいつら人間じゃね~!」と、そいつらの命を軽く見積もれるくらいの描写があるのなら、サルバドールの死刑に何らかの思い入れも持って観れたかもしれないが、この映画を観る限り、主人公はタダのジコチューにしか思えない。「不当裁判」と言われても、人1人を殺した者の命が奪われる事にどれだけの不当性があるのか、そこがまるで伝わってこない。主人公の仲間は報復のため夜中に邸宅へ銃乱射。こういう連中を英雄みたいに言われてもピンとこない。死刑のとき、主人公の命に敬意を払えみたいなセリフがあったけど「殺しておいて敬意を払えとはどんな思想やねん?」と思う。生かす価値なしと判断するから殺すのだろう。敬意に値するなら殺しちゃいかんでしょう。実話とはいえ、看守との友情の成り行きも安い小説みたいで、もう少し描写に段階を持って欲しかった。
だみおさん [DVD(吹替)] 3点(2011-05-26 10:30:33)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 4.67点
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100.00%
200.00%
3222.22%
4222.22%
5333.33%
6111.11%
7111.11%
800.00%
900.00%
1000.00%

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