1.どこかつかみ所の無い夫が不満だった妻へ匿名の恋文が数回届きます。物語はこの匿名の差出人の容疑者を数人登場させ、いかにも観客にも謎解きをさせようとみせ、妻も翻弄されていくんです。しかしタイトルはまんま「妻への恋文」です。どう考えても夫が犯人でしょ?物語は当然のごとく、新婚の時のようなときめき戻そうとした夫が犯人でした。一体何がしたかったのか?そしてここで終わっておけば良いものをまだまだ話は続く。マンネリ化した夫婦関係に気づき、二人はわざと寝室を分けたり、セクシーな衣装を着けたり、お互いが別の人を誘惑したりします。これが中途半端に長い!一体何がしたかったのか?この作品の意図が全くもって不明。観ているこっちが疲れました。