エロス+虐殺のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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エロス+虐殺

[エロスプラスギャクサツ]
Eros plus Massacre
1970年上映時間:167分
平均点:4.29 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(1970-03-14)
ドラマモノクロ映画
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タイトル情報更新(2022-12-12)【イニシャルK】さん
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監督吉田喜重
キャスト岡田茉莉子(女優)伊藤野枝/魔子
細川俊之(男優)大杉栄
高橋悦史(男優)辻潤
八木昌子(女優)堀保子
原田大二郎(男優)和田究
坂口芳貞(男優)荒谷来村
松枝錦治(男優)堺利彦
楠侑子(女優)正岡逸子
稲野和子(女優)平賀哀鳥
金内喜久夫(男優)田代真佐二
脚本吉田喜重
山田正弘
撮影長谷川元吉
製作吉田喜重
配給ATG
照明海野義雄
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1.《ネタバレ》 難解にして実に手強い作品。細川俊之演じる大杉栄は社会運動家。岡田茉莉子演じる伊藤野枝は女性解放運動家。二人は1923年、関東大震災後まもなく憲兵に連れ去られ、惨殺される(甘粕事件)。この歴史的事実を核に、二人を巡る人間の愛憎を描いている。良い点;(1)撮影。モノクロ作品だが、光の使い方、構図、どのシーンもまるでスチール写真であるかのように、考えられ、作り込まれている。これが吉田喜重作品が高く評価される一つの理由だと思う。(2)細川俊之の存在感。彼の演技が、作品を一本筋の通ったものとしている。悪い点;(1)二重構造。現代の若者が過去を検証する形で話が展開する。ねらったものだろうが、これが奇異にして珍妙。現代編を無くし、大杉・伊藤にエピソードを絞り、描くべきだった。(2)タイトルに偽りあり;秀逸なタイトルだと思うが、エロスも虐殺もしっかり描かれていないので肩すかしを食らう。大杉・伊藤の情事すら描写無し。関東大震災、連行・取り調べも映像はなく、実に消化不良だ。総じて、観念的セリフの飛び交う前衛的舞台劇を映画で見せられた感じで、監督の意図がまことに伝わりづらい。3時間半にわたるロングバージョンの鑑賞には多大なエネルギーが必要だった。
ジャッカルの目さん [DVD(邦画)] 4点(2007-12-22 14:28:14)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 4.29点
000.00%
1228.57%
200.00%
3114.29%
4114.29%
5114.29%
600.00%
7114.29%
800.00%
9114.29%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review2人
2 ストーリー評価 4.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 2.00点 Review2人
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