5.《ネタバレ》 アニメ映画2作目の、その後の話なのに、ほぼほぼ同じ轍のストーリー。展開のみならず
端々の言い回しセリフも同じものを採用、カット割りまでアニメのものを実写にしてたりする。
それならば正面からパート2の実写化をすれば、清々しかったのでは? 微妙に恥ずかしい絵になってる。
ドラマ部分での、演技の間合いが、どーもかったるいものがある。固定した構図で役者のセリフの後の間が長い。
今どきの映画監督なら、もっとカメラワークに工夫をすべきだ。微妙にパンとかズームアウトとか光の演出とか
幾らでも方法はある。動きのない演技のシーンで、見る側が飽きてしまうのをカバーできる。
例えば、高島礼子氏の船上で敬礼のシーン、ただ撮ってるだけで間が長くてシラケている。
コレ、撮ってしまってから、面白い絵になってないと気付いたら、編集で短くする事は出来た筈。
ココに、違和感感じないのであれば、編集のセンスが無いか、役者に忖度し過ぎのへっぴり腰でしかない。
日本映画全般の悪い癖・・テンポが悪いのだ。 演劇や舞台のセンスかも。 日本の映画はみんなそうだ・・
娯楽映画を撮るセンスが育ってない。 こんなんだからアニメに興収負けてばかりなんだよね。
CGの出来については時間がまだかかるのだろうが、撮る、編集するセンスはすぐに変えられることだ。
日本映画界の年寄りは、そういうセンスを持った若手に道を譲るべきだし、出資者も気付くべきだよねえ。残念。