魔人ドラキュラのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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魔人ドラキュラ

[マジンドラキュラ]
Dracula
1931年上映時間:74分
平均点:6.78 / 10(Review 18人) (点数分布表示)
ドラマホラーモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2003-12-01)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2008-10-27)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督トッド・ブラウニング
カール・フロイント(ノンクレジット)
キャストベラ・ルゴシ(男優)ドラキュラ伯爵
ヘレン・チャンドラー(女優)ミナ
デヴィッド・マナーズ(男優)ジョン
エドワード・ヴァン・スローン(男優)ヴァン・ヘルシング教授
ジョーン・スタンディング(女優)ブリッグス
カール・レムリ〔1867年生〕(男優)(ノンクレジット)
原作ブラム・ストーカー
脚本トッド・ブラウニング(ノンクレジット)
音楽フィリップ・グラス(1999年版)
ハインツ・ロームフェルド(音楽スーパーバイザー〔ノンクレジット〕)
撮影カール・フロイント
製作カール・レムリ・Jr
トッド・ブラウニング
ユニバーサル・ピクチャーズ
特撮ジョン・P・フルトン(ノンクレジット)
美術チャールズ・D・ホール(美術監督)
ヘアメイクジャック・P・ピアース(ノンクレジット)
その他カール・レムリ〔1867年生〕(プレゼンター)
ハインツ・ロームフェルド(指揮〔ノンクレジット〕)
あらすじ
イギリス人レンフィールドは不動産取引のため、遥かヨーロッパの奥地へやってきた。東欧トランシルバニアに住むドラキュラ伯爵が、自分の城を売ってイギリスへ移住するからだ。土地の住人は伯爵の名を聞くだけで震え上がり、またレンフィールドに十字架を手渡した。かの貴族には、一体どんな秘密があるのか? やがてイギリスへ到着、いや漂着した船には人の姿はなく、正気をなくしたレンフィールドがただ、笑っているのみだった…ご存知ゴシック・ホラーの出発点。ベラ・ルゴシの圧倒的演技に、血の気をなくすべし。
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2.《ネタバレ》 トーキー以降の映画界に新たな怪奇映画時代の幕開けをもたらした歴史的作品…とのコトですが、流石にもう100年近く前の映画なだけあってまずは極め付きに重いテンポ(とゆーか俳優の動作自体が総じてかなりスローモー)と、その「緩」に比してアクション含み等の「急」な場面が殆ど無いコト、そしてやはりホラーとしてはショックシーンを含めBGMが全く入らないのなんかも確実に観る側の「物足りなさ」には繋がってくるかと思います(劇伴自体は皆無というワケではねーのですが)。でも、セット・衣装その他のゴージャスさ⇒その醸し出す雰囲気の好さや、恐怖や狂気を描き出す俳優の演技自体のクオリティ⇒その見せ方とかだって思った以上にハイレベルで、なのでごく分かり易くそしてかなり面白く観るコトが出来たのは正直結構に意外でもありました。観て損した感じは全く無いですね。

まァ、その今作で一番観る価値が在るのは(当然の如くに)ルゴシのドラキュラ伯爵その人なワケです。全体的な佇まい・所作のエレガントさ+その中に含ませる絶妙な「色気」とゆーのは、一朝一夕に身に付けたとも思われない熟練の技巧だと感じられましたね。そして何よりもその「眼力」こそが今作のホラー部分を一手に担うとゆーか、コレも流石の超・迫力だったと思います。とは言え重ねて、今作のクオリティてのは原作の力+展開運び・演出の適切さも在ってのコトには違いないかと思います。翌年にもルゴシ主演(+同じく彼の「眼力」頼りというコンセプト)でゾンビ映画の始祖たる『恐怖城』が製作されましたが、コッチはソレだけではどーにもなってなかった…とは確実にそー思われるトコロであるのですし。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 5点(2022-06-03 00:34:21)
1.俺はどっちかゆうたら、ハマーの「吸血鬼ドラキュラ」よりもこっちの方がゴシック感たっぷりあってよかったな~。なんか舞台とかスケールあるし、白黒なんも雰囲気でていいし。ただ映画自体のテンポはめっさゆっくりやねん。しかも音楽ないから静か。淡々としてるし。だからせっかちな人はイライラするかもしれん。それにどっか演劇チック。でもドラキュラの映画観てますね~ん!って感覚はすごく味わえる。ドラキュラ像も、もうすでに死んでる人間って雰囲気がすんごい出てる。特に冒頭、棺おけから登場して、ボーッと突っ立ってるシーンとか、一度棺おけに入って眠ると、周りでガタガタしてもピクリともしないとことか。今まで観たドラキュラで一番しっくりくるってゆーか、リアルに感じた。かまれた人がおかしくなって、精神病院へ行くってのもゾクゾクくるやん。ほんと映画全体から異様なオーラでてます。ただ、やっぱ、静かすぎて、少々退屈ではあるザマス。
なにわ君さん 5点(2005-01-07 16:23:20)
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 6.78点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
415.56%
5211.11%
6316.67%
7738.89%
8422.22%
915.56%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review4人
2 ストーリー評価 5.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
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