サラエボの花のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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サラエボの花

[サラエボノハナ]
Grbavica: The Land of My Dreams
(Grbavica)
2006年ボスニア・ヘルツェゴビナオーストリアクロアチア上映時間:95分
平均点:6.85 / 10(Review 26人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-12-01)
ドラマ
新規登録(2007-12-16)【TM】さん
タイトル情報更新(2023-01-25)【かっぱ堰】さん
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監督ヤスミラ・ジュバニッチ
キャストミリャナ・カラノヴィッチ(女優)エスマ
ルナ・ミヨヴィッチ(女優)サラ
レオン・ルチェフ(男優)ペルダ
ケナン・チャティチ(男優)サミル
脚本ヤスミラ・ジュバニッチ
配給アルバトロス
ツイン
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1.《ネタバレ》 父親がいない家庭を描くことで戦争の傷を描くのかと思って観ていると、父親が殉教者(戦死者)であれば証明書がもらえ、修学旅行の料金を一部免除されるという話になり、殉教者という響きに宗教が絡んだ根の深い戦争だったことを想像させ、その後のドラマもまた宗教がらみの複雑な困難が描かれるのかと勝手に想像していると、いやいやもっともっと悲惨な事実が待っていた。サラエボの女性監督の切実なる想いが映画にこめられ、その悲惨な事実が痛々しく現実味を帯びてゆく。女たちは戦闘には参加しなかったのかもしれないが、まちがいなく戦争を体験してきたのだ。爆撃も暴力も一切映されず、それでもしっかりと戦争の悲劇は描かれる。母親の心の機敏は男の胸毛に気分を悪くしたり、薬を常用していたりといったシーン、あるいは親切にしてくれる男に対しての恐れやときめきといった細やかな表情や態度の変化など、丁寧(すぎるぐらい)に描かれてゆく。その一方で娘のほうの心の機敏は母親のそれと比べると型どうりにしか描かれていない。娘の苦悩はどこの家庭にもある母親との意思疎通とか誤解とか年頃の女の子の反抗期のそれとなんら変わりなく、戦争の傷跡へと直結するのは最後の髪を刈り上げるところのみとなっている。少年との恋愛がなぜ描かれたのかわからん。拳銃がなぜ出てきたのかわからん。母が抱える傷が主題なのだろうが、この母よりも存在感の際立つ娘をこそ繊細に描いてほしかった。
R&Aさん [DVD(字幕)] 5点(2008-10-02 17:08:16)
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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 6.85点
000.00%
100.00%
200.00%
313.85%
413.85%
513.85%
6726.92%
7623.08%
8830.77%
927.69%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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