たそがれの東京タワーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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たそがれの東京タワー

[タソガレノトウキョウタワー]
1959年上映時間:63分
平均点:6.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1959-02-18)
ラブストーリーモノクロ映画
新規登録(2011-06-13)【なんのかんの】さん
タイトル情報更新(2015-07-27)【ESPERANZA】さん
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キャスト仁木多鶴子(女優)吉野京子
小林勝彦(男優)津田直樹
金田一敦子(女優)佐竹暁美
見明凡太朗(男優)津田武吉
三宅邦子(女優)大川アヤ
市田ひろみ(女優)春江
藤山浩一(男優)茂ちゃん
田中三津子(女優)政子
脚本星川清司
撮影小林節雄
製作武田一義
企画久保寺生郎
配給大映
録音須田武雄
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1.《ネタバレ》 昔1時間ぐらいの中篇映画が大量に作られてて(大島や今村の初期にもあり)、ああいうのがあんまり映画史の本には出てこないんだけど、なんだろう、助監督の昇進試験とか、新人俳優のテストとかを兼ねてたのか。たぶん時代の映像記録の宝庫ではないかと思うんだけど、ちゃんと保存されているのだろうか。でたまたま観られた大映のこれについて、ちょっと語る。主演女優が仁木多鶴子って人で、ロングで出てきたときは若尾文子に見えたがアップになったら財善直見だった(ないと思ってたらこのサイトに人名登録されてた。大したものだ。『猫は知っていた』でヒロインをやってる。そこから採った芸名だな。未見だがメロドラマのヒロインより少女探偵役のほうが合ってただろう)。主演男優のほうは川地民夫似の小林勝彦って人(こっちも登録されてた。おもに時代劇の脇役と声優で活躍)。この無名の二人によるメロドラマ(知ってる顔は三宅邦子と市田ひろみだけだった)。洋裁店のお針子が孤独のあまり夜な夜な店の服を着て都会に出没し、男と出会う。いいとこの娘と嘘をついてしまう。男は車関係の職工だと言う。募る恋心と今さら本当のことを言えない後悔にさいなまれて、苦悩煩悶。しかし実は男は大きな車の会社の社長のせがれで、最後はうまくいき、東京タワーの展望台で愛を誓うのだった、って話が1時間ほどの間に展開する。あまり映像記録としては得るものがなかったが、それでも当時の映画が観客にどういう夢を提供しようとしていたのかが分かる。ヒロインは孤児という設定で、時代的におそらく戦災孤児だろう。そこらへんの世代が就職していた時期だった。そしてモータリゼーションの波がやってきつつあった時代で、まさか世界中を日本の車が走ることになるとは思ってなかっただろうが、最先端の企業として車があった。身分を上にごまかしたのと下にごまかしたのとが、うまくいくという設定に、たぶん当時の時代の夢が織り込まれている。最先端のものが底辺のものを引き上げていってくれるだろうって。そんなとこでも、昔の映画はその時代の記録としての価値があるんだ。」
なんのかんのさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-06-14 10:04:50)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5150.00%
600.00%
7150.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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