地球へ2千万マイルのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 チ行
 > 地球へ2千万マイルの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

地球へ2千万マイル

[チキュウヘニセンマンマイル]
20 Million Miles To Earth
ビデオタイトル : 金星竜イーマの襲撃
1957年上映時間:83分
平均点:6.38 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
SFモノクロ映画特撮ものモンスター映画
新規登録(2003-10-10)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2010-02-15)【S&S】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ネイザン・ジュラン
キャストウィリアム・ホッパー(男優)
フランク・パグリア(男優)
ジョーン・テイラー(女優)
レイ・ハリーハウゼン(男優)(ノン・クレジット)
製作チャールズ・H・シニア
特撮レイ・ハリーハウゼン
美術ケリー・オデール
ロバート・プリーストリー(セット装飾)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(5点検索)】[全部]

別のページへ(5点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
5.《ネタバレ》 ハリーハウゼン御大が生み出したモンスターの中でも最も怪獣・特撮ファンから愛されているのが、この映画の主役・金星竜イーマだろうと思います。たしか自分が子供のころには“イミール”という表記だった記憶もあります。頭部を除く上半身は生物学的には人類というか猿人に近い構造を持ちながら異様に長い尻尾を持ち、半魚人よりもさらに魚類に近い顔つきのまるで神話世界の創造物といった感じです。まさにハリーハウゼンのイマジネーションが産み出した傑作造形なわけですが、これが金星に生息する生物で押し通しちゃうところはご愛敬です。変な卵から孵化したと思ったらどんどん成長して巨大化してゆくイーマ君、初期のころは怪異な容貌ながらも実は温厚そうな性質なのに地球の生き物と人間から虐められてどんどん性格が悪くなる感じが上手く表現されています。やはりラストのゾウとイーマ君のガチンコ勝負は、これがコマ撮り撮影とは信じられないまさにハリーハウゼンの匠の成せる技と言えるでしょう。ただ、ちょっとゾウのサイズが大きすぎるように感じるところもありましたが。 と褒めてきましたが、イーマ君以外の特撮とドラマ部分はもうメロメロです。ハリーハウゼン特撮は生物以外の円盤やロケットなどもすべてコマ撮りで表現するのが特徴ですが、これが生物の様には上手く表現できないのが欠点なのです。本作でも冒頭の金星探査船墜落のシークエンスでは、ちょっと粗が目立ちすぎでした。そして、これはハリーハウゼンには責任ないのですが、ストーリーがあまりに酷い。いくらアメリカが超大国だった時代といっても、世界に内密に宇宙船を建造して金星探検だなんて、そんなことあり得るか!強いドルにモノを言わせてイタリアでロケというのは判りますが、あまりにイタリア人をバカにした設定は酷いと思いますよ。イーマ君が地球で誕生してしまったのは一人の悪ガキのせいということになりますが、せめてガメラ・シリーズみたいに最後までストーリーに絡ませて汚名挽回させても良かったんじゃない?また50年代ハリウッド怪獣映画の約束の主人公(大抵は科学者か軍人)がひたすらヒロインのナンパに励むというパターンを本作も踏襲していますが、それすらも中途半端な取ってつけたようなストーリーテリングとは、処置なしです。監督しているのが『妖怪巨大女』のネイザン・ジュランだから、まあしょうがないか(笑)。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-04-06 22:58:15)
4.《ネタバレ》 序盤で子どもが出るので、この子どもが最後までつきまとって煩わしい映画に違いないと思っていたら、金をせしめた後は出なくなったのがドライな印象だった。代わりに外人男女が親密になっていく様子が描かれていたが、事件が終了したとみた途端に2人でどこかに消えてしまったのは無責任で好きになれない連中である。またラストで科学者の博士が意味不明瞭な教訓を述べていたのはわが国の怪獣特撮にも見られる特徴である。
劇中ではアメリカ軍が執拗に金星竜を捕獲しようとしていたが、これは金星の大気中で人類の活動を可能にする秘密を探るためとのことだった。そのために最後は死人まで出てしまったようで、ここは人間の功利的な態度が手痛いしっぺ返しをくらったというように理解したいところである。しかし実際はその前に科学者連中が一定の成果を出してしまっており、結果的には人間(と金星竜)の生命を犠牲にしてでも欲しいものは獲った、という形になっていたのは共感しがたいものがある。
ただシチリアの現地警察があくまで人命保護を優先し、アメリカ軍への協力を拒否して独自に行動していたのは、人類の進歩を一人で先導しているかのような顔の傲慢な大国に対して一定の意地を見せていたといえなくもない。

ドラマ的には以上のような感じだが、撮影技術の面ではさすが侮れないものがある。金星竜の動きが非常に丁寧に作られており、合成も結構上手いと感じられる場面が多い。またゾウの重量で車がつぶれたあたりも実物感がある。そのほか構図の取り方も格好よく見えたりして、映像面では文句をつける気にならない出来だったとはいえる(が、ロケットを絵でごまかしたのは感心できない)。
かっぱ堰さん [DVD(字幕)] 5点(2015-06-01 22:12:13)(良:1票)
3.《ネタバレ》 ○キング・コングへのオマージュといえばそれまでなのだが、さすがに大筋をなぞりすぎでは。○タイトルもよくわからないし、サブタイトルになっている「金星竜イーマの襲撃」の方がわかりやすくて良かったのでは。○序盤重要な役割を果たす少年が中盤以降すっかり消えてしまうのもなぁ。イーマとのドラマがあると思っていたのだが。
TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-06-02 22:33:25)
2.《ネタバレ》 イーマには心臓も肺もない、というよくわからない設定や、御都合主義満載のストーリーや妙にブルーなエンディングはどうでも良くて、ローマーを舞台に選んだ事が秀逸。そしてやはり、イーマと象の対決は胸が躍り、それだけでこの映画を観た価値あり。また、それまで無敵を誇るイーマが象を秒殺するかと思いきや、象に一瞬やられそうになるイーマの仕事っぷりもグッジョブ。
永遠さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-27 03:10:43)(良:1票)
1.ハリーハウゼンの中で最近まで観たことなかってんけど、えー時代やね。こんな古い映画も今じゃ簡単に観れちゃうんやから。でもね、でもね、ちょっと眠いときに無理やり観てもーたから、俺の感想あんまり気にせんといてな~。あのな、正直、少しダルかってん。いや、イーマ竜君が動くとこは、よかってんで。最初はなんかかわいーし。大きくなって暴れるところも、ハリーハウゼンはひょっとして、こっそり本物のイーマ竜飼ってるんちゃう?ってくらい生物感あるし。ただそれ以外の人間ドラマの部分の緊迫感があんま感じひんかってん。やっぱりラブロマンスいれとるし。えーねんけど。イーマ竜君があまりにもかわいそすぎるやんか。一人ぼっちでがんばってるのに、裏でラブラブされたら、暴れ損やろー。謝りなさい!イーマ竜君にあやまりなさい!イーマすぐあやまりなさい!
なにわ君さん [DVD(字幕)] 5点(2005-05-07 10:39:27)(良:1票)
別のページへ(5点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.38点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
416.25%
5531.25%
6318.75%
7212.50%
8425.00%
916.25%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 2.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 2.50点 Review2人
4 音楽評価 4.50点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review2人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS