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そして誰もいなくなった(1945)

[ソシテダレモイナクナッタ]
And Then There Were None
1945年上映時間:97分
平均点:5.73 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
ドラマサスペンスモノクロ映画犯罪ものミステリー小説の映画化
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監督ルネ・クレール
キャストバリー・フィッツジェラルド(男優)判事 フランシス・J・クインカノン
ウォルター・ヒューストン(男優)医師 エドワード・G・アームストロング
ジューン・デュプレ(女優)ヴェラ・クレイソーン
ジュディス・アンダーソン(女優)エミリー・ブレント
リチャード・ヘイドン(男優)召使 トーマス・ロジャース
C・オーブリー・スミス(男優)マンドレイク将軍
ルイス・ヘイワード(男優)ロンバード
ミシャ・オウア(男優)
原作アガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」(早川書房)
脚本ルネ・クレール(ノンクレジット)
ダドリー・ニコルズ
音楽チャールズ・プレヴィン(音楽監督)
撮影ルシアン・アンドリオ
製作ルネ・クレール
美術エドワード・G・ボイル(セット装飾)
衣装ルネ・ユベール(ノンクレジット)
字幕翻訳清水俊二
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2.《ネタバレ》 原作小説は読みましたが、戯曲版は読んでません。孤島に招待された10人が、1人ずつ殺されていくのですが、殺人シーンや死体を直接映していないので、おどろおどろしさ、恐怖感は薄く、軽快に和気あいあいと事が進む感じです。戯曲版の終わり方は小説版と比べるとハッピーエンドで一般受けするのでしょうが、深み、余韻がないですね。舞台と違って、小説版に基づくことも十分可能だったと思うのですが・・・
camusonさん [DVD(字幕)] 5点(2023-06-21 19:28:56)
1.《ネタバレ》  原作者アガサ・クリスティ自ら手掛けた戯曲版に則り「最後に残った二人が結ばれて、島を去る」というハッピーエンドになっている本作品。

 自分としては「全員が死亡するバッドエンド」な原作小説よりも、より好みな結末のはずなのですが……どうにも楽しみきれなかった気がします。
 以下は、その理由について。

 まず、原作の「そして誰もいなくなった」(1939年)は紛れも無い名作なのですが、実はセオドア・ロスコーによる「死の相続」(1935年)という先駆作があったりするんですよね。

・外界と遮断された場所に集められた人々が、次々に殺されていく。
・途中で死んだかと思われていた人物が、真犯人である。

 という内容なのですが、実はそちらでも「主人公達は無事に生還し、カップル成立のハッピーエンド」を迎えていたりするんです。
 つまり、原作小説の結末をハッピーエンドに改変した結果、元ネタの小説と同じような形になってしまった訳で、これには流石に(何だかなぁ……)と思っちゃいました。
 「死の相続」と「そして誰もいなくなった」の最大の差異とは「容疑者全員が死んでしまうという衝撃」にあったのに、本作ではそれがオミットされているんですからね。
 元ネタよりも一歩進んでみせた原作小説に対し、本作は更に一歩下がって元の位置に戻ってしまったかのようであり、非常に残念でした。

 勿論、本作なりの良い点もあって、各所に散りばめられたユーモラスな場面なんかは、原作に無かったオリジナルの魅力だと思います。
 「こんな話がある。二人の英国人が孤島で3年間暮らしたが、紹介者がいないため会話ができなかった」という小噺も好きだし、医者と判事とが「(医者なのに)薬を信じないのですか?」「(貴方は判事ですが)正義を信じます?」と語って、笑い合う場面なんかも好み。
 室内にいる人物を鍵穴から覗き見するという、映画ならではの視覚的な面白さが盛り込まれている点も、良かったですね。
 「探偵役かと思われた人物が、実は犯人」という意外性が、原作より強調されている辺りも、上手い演出だったかと。

 総評としては「面白かったとは言えないけど、観ておいて良かったと思える一品」という感じに落ち着くでしょうか。
 モノクロの世界観が心地良く、それだけでも「格調の高さ」「名作の香り」を感じさせてくれただけに、結末が期待外れであったのが、実に惜しいですね。
 ハッピーエンドに失望しちゃったという、貴重な体験を味わえた一本として、記憶に残る事になりそうです。
ゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2018-08-27 02:54:18)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 5.73点
000.00%
100.00%
200.00%
319.09%
419.09%
5218.18%
6436.36%
7218.18%
819.09%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review2人
4 音楽評価 4.50点 Review2人
5 感泣評価 0.00点 Review1人
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