13.《ネタバレ》 すごく丁寧に作られてるし、話も分かりやすい。演者の方の熱演も素晴らしい。ただ、私の心には響かなかった。繰り返し観たいかと問われると、今の時点ではそれはないかなと思う。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-19 23:18:14) |
12.《ネタバレ》 冒頭、麻雀に興じる女たちに象徴されるように、相手の心を如何に探り、撫で操るか。孤独と空虚を抱えた男は娘の肉体を求める。娘はそこから心を開かせて破滅へ導く。ところが愛してもいないのに、「逃げて」と言ってしまったのだろう。彼女もまた肉欲に耽るうちに、その孤独に共鳴してしまったのか。いつか訪れる終わりを拒絶した娘には、復讐が形だけのものであることに気付きながら意思が揺らいでしまい、成功後の虚無感を受け入れる覚悟はなかった。ごっこ遊びの域から出られなかった彼女ら活動家は死に、敗戦濃厚な日本を前にした男にも破滅が待っている。「肉欲を戒めよ」。ひとときの愉しみを求めてしまったために、胡蝶の夢のようにただただ虚しかった。 |
《改行表示》11.ちょっと・・、ノレなかったんですよ。何人かの方も言ってるけど、私もヒロインの造作が難ありだった。素朴が勝ちすぎて、色恋沙汰を濃い目にこなすのは厳しい顔立ち。劇団仲間の、もう一人の彼女、あっちの方がヒロインに良かったんじゃないですかね。私個人の好みか。 「想い」を描くのに定評のある監督の手腕はいかんなく発揮されているとは思うんですよ。トニー・レオンのラストシーンでの脱兎ぶりも涙目顔も良かったし。ああだから別の女優だったらなあ、この話もっと気持ち入ったのにな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-02-13 01:03:17) |
10.《ネタバレ》 アジア映画の監督らしく男女間のパワーゲームを非常にねちっこく描きます。スパイものと聞いて普通思い浮かべるクールでソリッドな印象とは程遠い。青春の甘酸っぱさ、男女の感情の機微、潜入捜査モノのサスペンスと、抑えるべき部分は実にキッチリと抑えている作品です。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-02-13 21:27:19) |
《改行表示》9.《ネタバレ》 もうちょい全体を短くしてエロシーンを控えめにできれば 映画としての評価は上がると思う。エロが売りだったのだろうが…。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-26 02:32:12) |
《改行表示》8. こういう映画を見ると、映画を鑑賞するものとしての自分の低レベルを痛感させられてしまう。駄目だなあ、つくづく。 ヒロインが好みじゃないという時点で、完全に気持ちがソッポむいてしまうのは本当にどうにかならないものかと。 何か化粧したほうが野暮ったくなるという点だけが非常に珍しい女優さんでした。 あと、自分自身が少数派に属する人間だからこそ、決して他人の嗜好を非難すまいと固く誓ってるんですが、暴力による「愛」をロマンチックに描写するのって何だかなあ。もちろん、そういう形があることと、この映画のように受け入れる女性がいることを否定するつもりは無いんです。 ただ、今この瞬間も勘違いした男の「愛」のためにDVにさらされている女性たちの事を考えると………………………… 【rhforever】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-08-23 11:36:27) |
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7.タン・ウェイはとてもよかった。品があって美しい。しかし、脱ぐ必要はなかった。この映画において、あんなにSEXシーンをAVのように見せる意味があったのだろうか?女優としてこんなことまでさせられて大丈夫?という方に頭がいってしまい、ストーリーに全く関係ないことを考えてしまった。残念。 【如月CUBE】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-08-20 16:55:23) |
6.《ネタバレ》 自分がその後どうなるかをかえりみず「逃げて…」と言ってしまった女と、そのお陰で命拾いをしたその女に対し処刑の命令を下さなければならない男。お互い本心をさらけ出せない男と女の心の葛藤が観ていて切なく、決して鑑賞後に残る余韻もいいものではない。自分の好みの映画ではないですが、アン・リー監督、主演の2人をはじめ作り手の作品への熱い思いが伝わってくる、見応えのある映画です。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-17 00:10:27) |
5.《ネタバレ》 主役の女優さんが自分にはいまいちに思えました。そしてアン・リーの作品は美しいけれども、いつも心を揺さぶられるまでとはいかないのが残念。キャラクターがキャラクターという枠を超えられてないような印象を受けます。セックスシーンもあそこまで映したのだからもっと官能が欲しかったです。でもイーが逃げるシーンは鮮烈で良かった。 【ピカレスク。】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-03 03:26:28) |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-09 00:03:51) |
3.《ネタバレ》 ワンとイーがともに痛ましくてならない。愛してはいけない男に情をかけた女と愛されて命拾いしながら手中の珠は失った男と。少女っぽい面差しのタン・ウェイが濃い化粧で妖艶なマイ夫人に身をやつし男の心に入り込んだその先は・・・当時の雑踏を再現した街頭シーンなど実在感のあるセット撮影がすばらしい。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-05-18 06:08:23) |
2.《ネタバレ》 うーんビミョウ・・・。映画ではあっても、レイプはいや。レイプから始まった関係でも成熟(爛熟)していくことがあるというのは、男の勝手な幻想だと思う。それを考えると、もっと低い点でもいいんだけど、映画としてのつくりこみやサプライズは確かに面白かった。でも、この監督は「ウエディングバンケット」や「いつか晴れた日に」あたりまでがよかった。最近は、感心しない。本作は主演女優が昔のアイドル、林寛子に似てるって点でも、何かいまいち入り込めなかった。 【おばちゃん】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-04-17 00:52:59) |
《改行表示》1.《ネタバレ》 ポンでかぶせられたペンチーピンを次巡に鳴かせてあげたらお返しに当たり牌見逃しで、それを奥さん看破!!って中国の家庭麻雀レベル高いな~。 主演の子もかわいいし、日本人の描写もそれっぽい。徐々に盛り上げてく演出もいい感じなんだけど、どうみても本人が愛国心に燃えてイーさんに近づいてるように見えないっていうか、周りに流されてるだけっぽいので、あまり肝心な『葛藤』が伝わってこない気が。あと長い。 【ジェフゆないてっど】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-02-11 23:36:15) |