1.《ネタバレ》 始まりはたった2分間の黙祷。それだけでクラスが閉鎖されて、生徒たちは家族を捨てて国外逃亡する羽目になる物語。冗談のような本当の話。これが実話だってんだから、恐ろしい。こんなん、居眠りなんてしようものなら、へたすると黙祷したと見なされて退学になっちゃうじゃない(;'∀')
なんだか歴史書の1頁を見るかのような映画で、娯楽とは程遠い内容。教科書的な意味以上のものは見いだせなかったかな・・・。
知らない役者さんばかりでしたが、みなさん一様に演技は素晴らしかったです。
口裏を合わせないように一人ずつ呼び出して尋問するところなんて犯罪者扱い。しかも1人1人の弱みにつけこんで脅しをかける徹底ぶり。たった2分黙祷しただけなのに・・・・
最後は全員エリートコースから外れ、4名を除いて国外逃亡。『希望という名の列車に乗った』は、それはそうなのかもしれませんが、故郷を捨て家族を捨て、とてもめでたしめでたしって内容ではなかったです。
何か意味があるのかと思われたテオとレナの浮気シーン。特に意味がないなら無いほうが良かったかな・・・。なぜ入れたのかわからないくらい不要なエピソード。
エリックは黙祷に反対していたのに、結局一人投獄されることになって、不憫で仕方が無かった