1.《ネタバレ》 不器用な男が純真無垢な少女に惚れる。
だけど不器用だから、人形劇を通して想いを伝える。
少女はなかなか気づかない。
だけど最後は気付いて・・・
うーん、現実には、こうはうまくいかない気がする。
無骨だったり、不器用だったりする男は、気持ちは伝わったとしても、相手にされないのが現実世界の厳しさ。
表面上は不愛想で無表情だけど、自分への愛を感じ取り、好きになってくれる女性など、そうはいない。
絶対にいないとは言わないけど。
不器用な男の内面を理解してくれる女性が、もしいたとしたら、それは女神だろう。
(大概は、本作のマークの様な愛情表現豊かな男にもっていかれます。もしくは、不器用でもモテるのは、ごく一部のイケメンです。)
その女神を、おそらく男性目線で描いた、理想絵巻。
そこに人形劇をからめての、幻想的なまでに美しい物語。
とにかくピュアで、美しい映画だ。
愛情表現が苦手な男性諸氏に、勇気と希望を与えてくれる映画!