街のあかりのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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街のあかり

[マチノアカリ]
Lights in the Dusk
(Laitakaupungin valot)
2006年フィンランド上映時間:78分
平均点:6.44 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-07-07)
ドラマ
新規登録(2007-05-29)【ミスター・グレイ】さん
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監督アキ・カウリスマキ
キャストカティ・オウティネン(女優)
脚本アキ・カウリスマキ
撮影ティモ・サルミネン
製作アキ・カウリスマキ
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5.カウリスマキの“敗者三部作”の掉尾を飾るわけですけど、作を重ねるたびに悲惨になってきた主人公も、ついにここまでの境遇になってしまったかと嘆息してしまいます。三作の主人公の中でも本作のコイスティネンが最も無表情というか無感情の様に思えます。時は21世紀に入りフィンランドもEUに加盟していて通貨もとうぜんユーロになっています。それなのに10年前の第一作当時から時が止まってしまっていたような社会の状況、銀行は相変わらずゲス対応だしノキアの国なのにスマホどころかガラケーすら誰も使っていない。コスティネンは家族も友人もいなけりゃ職場の同僚からも嫌われている。挙句の果てには女に騙され宝石店泥棒の片棒を担がされて刑務所行き。出所して女と黒幕ギャングを見つけて復讐しようとするが、哀れ返り討ち。こんだけひどい目にあってようやく自分を理解して救ってくれそうな女性が身近にいたことに気が付いて呟くのは、「ここじゃ、死なない」、なんか最後にようやく希望が湧いてくる一言でした。 描き方によってはいくらでもダウナーになるストーリーなんだけど、カウリスマキ・マジックにかかると不思議とほんわかした映画になるのは不思議です。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-08-12 23:09:33)
4.《ネタバレ》 カウリスマキらしい間の取り方が楽しいけれど映画自体はいまひとつでした。カウリスマキの映画の登場人物は問題は山積みだけど憎めないタイプが多いのですが、この主人公は優柔不断で下手すると、これじゃ友人がいないのも恋人ができないのも当然な気持ち悪いだけの男で終わってしまう気がしました。
omutさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-08-04 19:32:13)
3.こういう作品は雰囲気を好きになれるかどうかが評価の分かれ目になるんでしょう。
はっきり言ってこの雰囲気が駄目なら、見る価値を見出すのは難しい。
ドラマチックな物語があるわけでもなし、ロマンチックな恋愛があるわけでもなし、ただ淡々と男の不幸な境遇が描かれていくだけ。
まあ、僕はそんなに嫌いじゃない感じでしたけどね。
感情を一切表に出そうとしない男が唯一繰り出した冗談にちょっと感動しました。
もとやさん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-02 19:21:34)
2.三部作の前二作に比べて印象が薄いんです。カウリスマキも年とったんだなあ、と思ったのが素直な気持ちでした。心を動かされるところが他の作品に比べて少なかった。主人公に感情移入しにくいのが原因か。カウリスマキのファンが、まるで歌舞伎とか能のような、様式美を楽しむ映画みたいに思えました。
まれみさん [映画館(字幕)] 6点(2007-08-09 21:47:20)
1.《ネタバレ》 「浮き雲」「過去のない男」に続く敗者三部作完結編らしいですが、どうも前二作とは趣が違います。物語自体なりテーマなりは似ているのですが、本作は前のような温かさはなく冷たい感じがするのです。冷たいと言ってもあくまでカウリスマキですから物語ほどは冷酷ではないのですけど。例えば裁判で刑が言い渡される極めて深刻で悲惨な場面など、全く重々しくなく淡々とサラッと流しています。他にも暗いシーンが決して暗くは撮られていないのです。でもやはり冷たい印象の方が圧倒的に強い。これまでの二作品による期待からいくと、ラストの手を握るシーンはもっと温かく力強くあって欲しいと思うのですが、私の心には響いてこなかったのです。それこそ「浮き雲」の夫婦が空を見上げる姿のような小さくとも確かな〝あかり〟を感じさせて欲しかったのですが。しかもさらに妙なのは主人公が幸せそうなのは刑務所にいる時で、壁際で務所仲間と話しているシーンが最も血が通っていると言えます。さらにさらにこのシーンときたらカウリスマキ作品の住人らしからず、なんとなんと皆で楽しそうに談話しているのです。何故なんだ?と頭を悩ませましたが、もちろんカウリスマキらしいユーモアのあるシーンや面白いセリフもありますし、コップの底でナイフを研ぐシーンなど身震いするほど凄いので、あれもこれも全部確信犯なんでしょうけどね。それでも結局どうも本作に乗れなかったのですが、一番のポイントはカウリスマキ作品らしからぬ男前が主人公であることだったのかもしれません。うんとイイ男ではないのですがマフィアの情婦の方があまり見場がかんばしくないので、何だかしっくりこないのです。これが情婦が美人で主人公はいつも通りの冴えない感じだったら全然違う印象になっていたんでしょうけどね。
ミスター・グレイさん [映画館(字幕)] 6点(2007-07-20 18:01:40)
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 6.44点
000.00%
100.00%
200.00%
313.70%
4311.11%
513.70%
6518.52%
71348.15%
8311.11%
913.70%
1000.00%

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