ヘヴンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ヘヴン

[ヘブン]
Heaven
2002年上映時間:97分
平均点:6.75 / 10(Review 36人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-03-08)
ドラマラブストーリー犯罪もの
新規登録(2003-11-20)【ドラえもん】さん
タイトル情報更新(2010-12-22)【Olias】さん
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監督トム・ティクヴァ
キャストケイト・ブランシェット(女優)フィリッパ
ジョヴァンニ・リビシ(男優)フィリッポ
レモ・ジローネ(男優)フィリッポの父
ステファニア・ロッカ(女優)レジーナ
脚本クシシュトフ・キエシロフスキー
撮影フランク・グリーベ
製作ステファン・アルント
ウィリアム・ホーバーグ
製作総指揮アンソニー・ミンゲラ
ハーヴェイ・ワインスタイン
シドニー・ポラック
配給アスミック・エース
美術ウリ・ハニッシュ(プロダクション・デザイン)
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9.特典映像の「フィリッパのシャワー」を見つけた瞬間、リモコンボタンを押していた自分。。。
マー君さん [DVD(字幕)] 6点(2016-06-04 11:26:36)
8.《ネタバレ》  「そこに愛があれば、それで良いのか?」というのが観終わった直後の正直な感想でしたね。復讐のために、何の関わりの無い人たちに、この世の地獄を味あわせておきながら、愛にすがりながら罪を償おうとする心理がどうしても受け入れ難かったです。何せ、夫の復讐を果たした後で他の男を愛するようになるわけですから。

 まあ、逆に言えば、このような終末的な状況にありながら愛情に包まれる事こそこの世の天国なのかもしれませんね。

 後半出てくるイタリアの田園風景は非常に美しかったです。

TMさん [地上波(字幕)] 6点(2011-08-06 00:01:26)
7.《ネタバレ》 内容の量に比べて尺が妙に短いし、ストーリー上は突っ込みどころ満載だし、結局は映像の美しさでカバーしちゃってるんだろ?という気はするのだが、それでもどきっとするショットがあるから見切られない。例えば、爆破寸前、エスカレーターで下るケイトと上昇するエレベーターを同時に収めた構図とか。それと、こういうのは、脱獄がばれて失敗したり、逃げたと思ってもすぐに警察がどこかで待ちかまえていたりするパターンに慣れてしまっていたので、何だかんだあっても一直線にハッピーエンドに向かう展開は、ちょっと嬉しかったりする。
Oliasさん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-20 03:46:13)
6.《ネタバレ》 最後まで2人に感情移入できなかった。まず爆弾を仕掛ける動機が腑におちない。教師がそこまでやるか?ケイト・ブランシェットは苦悩が演じきれていない。若い憲兵隊が恋に落ちるのは仕方ないにしても、ケイトまで「愛してる」と言わせてしまうと、逆に希薄な感じになってしまほど、ケイトの心情が掴みにくいと感じる。
ラストのヘリで上空に上ってHEVENへとは如何なものか、耽美的なシーンでもないぞ。心中の哀しみを描いたら日本の浄瑠璃や歌舞伎の方が一枚上手だ。
現代版ロミオとジュリエットと思って観てもも禁断さが浅いよなあ。
憲兵の父が息子を何も責めないシーンが良かったのと、確かに風景は美しかったので6点献上。
カボキさん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-17 05:49:39)
5.《ネタバレ》 クッシーの遺作脚本だそうです。
トム・ティクヴァは有望株とされてるらしいが…どうもモノマネに終わった感じだ。
だいたいクッシー作品の重要人物がネイティブの英語をしゃべってはダメでしょう。
今までケムにまいて高尚化してきたことが、英語ということでいっぺんにそこらの作品と同レベルにまで引きおろされてしまう。
究極の愛とは相似形になることなのか…というようなテーマが感じられますが、それなら、それならばー、ケイト・ブランシェットではやっぱりイカんではないか。
だいたい二人の名前まで同じにして強調しているわけだから、ここはフィリッポと同じダークな髪と瞳の女優を当てなければ意味が無いではないか。逆に、フィリッパに金髪の男優を持ってくると、ハリウッドぽくなってしまうのでダメなのです。ああキャストがイカんかったです。
フィリッポのフィリッパに対する感情は、「ドラマチックなシチュエーションにおいて発生したファン心理」なので、「ファン心理」ということで「相似形」になっていくわけです。
「ファン心理」とは「あなたになりたい」なので、普通の男女間では自分に無いものを求めたりしますがここではどんどん同じになっていきます。「とんでもない間違いをおかして自分を捨てたい女」と「あなたになりたい男」がドンピシャではまってしまったのです。そして、どちらかがどちらかになるのではなくて、二人ともボーズ頭の性別年齢不詳の人物になるのです。
フィリッポの父親が訪ねてきたとき、一度は「連れて帰ってください」と言ったフィリッパは、「愛しているのか」と聞かれると「愛している」と答えます。
このときの彼女の心情を想像すると、「私と彼はもう同じ人間なので区別がつかない。離れていたって、自分が死んだらどうせ彼も死ぬだろうから、ここで引き離されることにあんまり意味は無い」というようなものだったのでは。
このような話であるならば、それを演じる男優と女優の外見が全く似ていなかったというのは悔やまれますね。ラストの効果とかも全然違ったと思います。クッシーはどういう配役にしたかったのかなあ。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-27 17:21:21)
4.《ネタバレ》 観ているときは大変興味を引かれたし、観終わったあとも面白かったと素直に言える。しかし、よくよく考えると様々な問題を綺麗な心中劇で誤魔化された感じがしなくもない。使った爆弾にしてもたまたま家にあったというのは酷い設定だし、計画もずさん。もともと爆弾使えば他の人間を巻き込む可能性は高いわけで、普通は拳銃やナイフなりで殺そうという発想にいくのが自然だろう。罪も無い人を殺してしまった罪滅ぼしが、心中という形で成立するのかどうか…。気になる点が多々あるにしても、少なくとも観ている最中はそういったところをあまり気にさせない。それだけこの映画には独特の魅力があったということなんでしょう。けれど、冷静になるとネタがネタだけにやはり評点は下がります。
MARK25さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-12-08 21:26:44)
3.《ネタバレ》 イタリアの大地の美しい映像が印象的。間違って無関係の人間を殺してしまった女性の、大きな絶望と、怒りと執念と、生きることへの執着。悪を裁いてくれると思っていた憲兵隊が悪とつながっていたことへの怒りで、彼女は逃亡を続けて生きることを選んだように思う。部外者が、彼女に罪を償えというのは簡単だし、周囲の人間に迷惑がかかることが分かっていて巻き込んでいいのか?というのも簡単だ。だが、人は本能的に生きようとするものだし、ケイト・ブランシェットが演じているのは、黙って一人で自殺するような女性ではない。ヒーローもの映画のように、一人で巨悪と戦うなんてことは、現実には出来るはずがない。だが、生き抜くことは出来る。ケイト・ブランシェットの硬質な雰囲気が生かされた作品だったが、彼女に寄り添い見つめるリビシの表情が印象的で良かった。元憲兵隊本部長を父に持って、何も知らずに誇りを持って憲兵隊へ入った若者の、誇りを汚物に変えられた怒り。二人は、愛し合っていると言うより、汚い現実への怒りを共有した同士だ。髪を剃って双子のようになった姿は、そういう意味を込めていると思った。ただ、「私は終わりを待っているの」という主人公に、いったいどんな終わりを用意するのかと思ったが、肩すかしを食ったラストだった。ラストの映像は良くも悪くも印象的。
ルクレツィアの娘さん 6点(2004-07-04 22:44:09)
2.ケイト・ブランシェットという人は作品ごとに違って見える。物凄く淫靡な時もあるけど、この作品ではキリっとしてとってもキレイで、時々シャーロット・ランプリングが被るの。この二人の関係は「同志」のよう。「恋」じゃなく「愛」といったらいいのかしら。いわゆるイタイふたりだけど男と女というのを越えた愛みたいなものを感じました。ただね、お父さんが二人の気持ちを確かめるシーンでケイトは即答しなかったでしょ、あの間が引っかかる。二人の気持ちは同じかといわれれば、なんとなくそれは違うように思う。もし自分がケイトのような状況に置かれたら好きか嫌いかわからなくても相手を受け入れ、依存するでしょうね。ジョバンニ・リビシもナイーブな雰囲気がこの役にぴったりハマってると思う。無音のシーンというのがふたりの未来に期待、希望が持てないという感じがして悲しい。オープニングのヘリコプターのシュミレーション訓練でしたか、このラストに繋がっていたのね。どんどん上昇してやがて見えなくなるヘリコプター、いいラストでした。
envyさん 6点(2004-06-14 14:12:23)
1.《ネタバレ》 非常に美しい映像で綴られる悲しい物語です。ブランシェットとリビシの表情でものを言う演技は心を揺さぶった。リビシは「フレンズ」を見てから絶対コイツ出てくるぞと思っていたので、活躍ぶりがうれしいです。でも点数が辛いのは、時たま強引な流れがあるを否めないのと、内容が悲しすぎるからです。イタリアの御国事情は知らないが、拳銃を手に入れるより爆弾作るほうが容易いのか。あんなやり方で無関係の人が亡くなって、なおもリビシを巻き込むのか。リビシの恋心は理解できても、ブランシェットの「愛している」と言う気持ちはどこから来るのか。あれだけの大捜査で追われているのに、弟や父、罪を知っても抱きしめてくれる友人に連絡を取り、世話になるのか。「罪は償う」どんなかたちで?結局はみんなして救われない道を辿っていくのではないか。悲しすぎる。二人が空高く消えていくラストは、どんなに想像を膨らませても悲しい想いが残る。空の青が冷たく感じました。
のはらさん 6点(2004-01-12 03:49:12)
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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 6.75点
000.00%
100.00%
200.00%
325.56%
425.56%
525.56%
6925.00%
71027.78%
8513.89%
9513.89%
1012.78%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.83点 Review6人
2 ストーリー評価 6.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.16点 Review6人
4 音楽評価 6.66点 Review6人
5 感泣評価 5.20点 Review5人
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