野良猫ロック 暴走集団’71のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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野良猫ロック 暴走集団’71

[ノラネコロックボウソウシュウダンナナジュウイチ]
STRAY CATS ROCK: BEAT '71
1971年上映時間:87分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1971-01-03)
アクションシリーズもの青春もの
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タイトル情報更新(2021-10-24)【イニシャルK】さん
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監督藤田敏八
キャスト原田芳雄(男優)ピラニア
梶芽衣子(女優)振り子
藤竜也(男優)マッポ
常田富士男(男優)ネクロ
稲葉義男(男優)荒木義太郎
浜田寅彦(男優)成島
地井武男(男優)隆明
郷鍈治(男優)総統
范文雀(女優)あや子
堺正章(男優)マサアキ
藤木孝(男優)ゲッペルス
夏夕介(男優)
鈴木ヒロミツ(男優)モップス
星勝(男優)モップス
脚本永原秀一
音楽玉木宏樹
撮影萩原憲治
製作笹井英男
日活
ホリプロ
配給ダイニチ映配
美術千葉一彦
編集丹治睦夫
照明大西美津男
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1.シリーズ第5作、この最終作に至っても結局、何がノラ猫で何がロックなのか、分からなかったけど、まあ、そんなことはおいといて。
公開日の関係でタイトルには「'71」が入っているとは言え、映画の最後には「1970.12.23」という日付が入っていて、1970年という年の中を、5本が走り抜けたこのシリーズ。最終作は残念ながら(?)第2作目と同じく藤田敏八がメガフォンをとっていて、同一シリーズとは言え、第1,3,4作の長谷部監督作と第2,5作の藤田監督作とは、テイストが異なります。前者が「若者vs若者」の衝突であるのに対し、後者は若者が社会と対立、挑戦するような内容、いわば「若者vs大人」の構図。女性よりも男性の方が映画の中心にいて、特にこの第5作では、これまで中心にいた梶芽衣子の存在も影が薄くなり、いかにもビンボー臭い容貌の原田芳雄が、映画の真ん中に腰を据えている。むむむ。やっぱり、一体何がノラ猫で何がロックなんなんだ、と。
と言う訳で、ロックというより、だいぶフォークのニオイがする作品となっています。一応、ザ・モップスとかいうバンドで、モップ頭で歌う鈴木ヒロミツなんかも登場して、ロックに詳しいヒトにはもしかしたらタマランのかも知れませんが、私は疎いのでよくわかりません。むしろマチャアキが歌ってるシーンもあったりするもんだから、どちらかというと、漂っているのは昭和歌謡ムード。あと、乱交チックな場面を挿入して、多少アナーキーなところも見せたりしてます。これが、ロック?
で、それが終盤には、銃やらダイナマイトやらでの闘争に発展。その舞台となっている背景のセットを見ても、いかにもマカロニウェスタンな世界。なんじゃ、こりゃ。
このぶっ飛び具合が、何となくハリキリ過ぎの作為めいたものを感じたりもするのですが、それもまた、今の観点でのうがった見方なのかも知れませぬ。この勢い。華々しい、シリーズの幕引きでした。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-04-17 09:36:57)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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61100.00%
700.00%
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900.00%
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