1.某北海道のド田舎で観ました。鈴井監督の2作目、映画としての娯楽性は前作より格段に良くなっています。しかしやっぱり詰めが甘いんだよなぁ。不必要な場面や人物が多すぎる割に、説明不足な部分も多々あり。登場人物の目線を模したカメラワークはブレブレで酔う。役者陣も、ファンは良いかも知れんが一般の人が見ればインパクトの弱いキャラクターばかり。でも、素人の自主制作映画と簡単に片付けてしまうには惜しいくらいの可能性を秘めた作品だと思うのです。映画の出来よりも、地元発信の手作り映画を全国へ送り出し続ける、その意欲を買いたい。まけにまけて7点。