《改行表示》23.午後ローで「地上波初放送」と謳って放送されるのを知り、そういえばこの映画って自分はどんなレビュー書いてたんだっけ…とこのサイトを見たらレビューが無い。 どうやら観たときにレビューを書いてなかったようで… 想像するに、あまりにいつものピーターバーグっぽい70点映画で特に書くことがなかったからだと思われます。 ほんとピーターバーグの映画って、オオハズレもないんですが、遊びが少なく面白みも少なく、60点~70点の映画ばっかなんですよね。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-09-10 21:13:59) |
《改行表示》22.アラブ域内には、民族間の対立、親イスラエル国である米国への憎悪、オイルマネー利権やイスラム宗派の違いといった複雑な背景があるのですが、この映画はそれを見事に表現していました。 全てのシーンが手持ちカメラで撮影されているようで、映像は常に上下左右に動いているのですが、それがまるでドキュメンタリー映画のような錯覚を覚えます。 最後の「奴らを皆殺しにする」というセリフ このセリフに、この映画が全てが凝縮されているように思いました。 色々と考えさせられる作品でした。 【TerenParen】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-09 22:27:35) |
21.アメリカ人が精一杯中立的に作った映画との印象。リアリティーを追求した分、ストーリーとしては驚くような展開に欠けるが、テロシーンの臨場感がすばらしい。 【ぷろぐれめたる】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-12-26 17:37:34) |
20.《ネタバレ》 冒頭のサウジとアメリカの関係を説明する部分は、この2国の関係を非常に短時間に端的にまとめたものとして非常に評価できました(勉強の役にも立つ?)。内容もアメリカのテロに対する考え方(イスラームに対する姿勢も)をよく表現していて、アメリカ人を理解するのに有意義。ただ、サウジアラビアとかアラブ人を理解するのにはあまり意味がない、あくまで「アメリカ人の目線」の映画。 |
19.中東版ブラックレインって感じですかね。ラストにビックリです。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-03 10:43:07) |
18.アメリカとサウジアラビアの関係を分かってなかった僕としては非常に難しい内容でした。見終わったあとも銃撃戦の印象しかなく『?』な状態でしたが、皆さんのレビューをみて「なるほど・・・」と考えさせられてしまいました。ただの娯楽映画と考えちゃいけませんね。 【あんどりゅ~】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-28 19:27:31) |
17.これは一度は観て欲しい作品です。思ったよりあっさり終わるのと、ジェニファーガーナーがあまり活躍しないのが少々不満です。ドンパチ好きには必見です。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-12-13 19:48:20) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 サウジとアメリカのぐだぐだな関係が、娯楽映画を通して、ソフトに知ることができます。ようするにアメリカとサウジのような関係は、沖縄問題でも同じように、どこにでもあるのでしょう。悲しいことにアメリカ兵の存在そのものが現地の人々に攘夷主義的な感情を抱かせてしまう。アメリカは守っているつもりでも、守られている国はそうは思わない。もちろんアメリカは利権も狙っている。しかしそれのどこが悪い?役務の提供には対価が存在するのは当然なのです。FBIはボランティア団体ではなく、アメリカ国民の税金で成り立っているとだけ言っておきましょう。サウジに乗り込んできたアメリカ人を最後まで一人も殺さないというこの物語は、強烈なアメリカ批判のメッセージがあります。これをみてごらん、アメリカ人が他国を蹂躙したんですよ!と叫びたいわけです。私のようにアメリカに同情的な者にとっては、ちょっとひどすぎやしないかい?と思ってしまう。左翼根性むき出しにして、両国の関係をここまで善悪に分けて描いていいものだろうか。この映画をみたサウジの人々は、逆にアメリカ人に同情するかもしれませんよ。アメリカ人が1人も死なない+サウジの人がいっぱい死んだ=サウジの人が怒る→アメリカはけしからんという。このように監督の意図した展開になるとは正直言って思えない。この情報社会において、そんな短絡的な考えかたをしてしまう人々は北朝鮮を除いて他にいないのではないか?理屈で見ると青臭い映画。しかし理屈なしで見ると、久しぶりに手ぶれ映像で酔わなかったので満足できました。ようするに、アメリカがアウェーで大暴れする映画だと思えば楽しめます。 【花守湖】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-10-14 19:51:24) |
15.砂漠の白っぽい空気、豪華な宮殿、夜の街並み、押し付けではなく気持ち良くサウジアラビアの雰囲気を感じさせる映像が良かった。しかもそのロケーションの中で展開されるのが、単純明快なアクションということで、DVDを買ったことを後悔しない良作だった。 【キッド】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-08-19 19:48:01) |
《改行表示》14.《ネタバレ》 ハリウッド映画にしては最近の中東の情勢を真正面から捉えていたので驚きました。ピーター・バーグは勇気ありますねえ、上から圧力とか無かったのでしょうか。 主人公サイドの人間が死なないのは仕方ないですが、それ以外は結構リアルな戦争描写が展開されて見応えありました。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-15 00:14:56) |
|
《改行表示》13.《ネタバレ》 私は監督ピーター・バーグのファンなので、監督欄に彼の名を見つけたら迷わず見る。 ついに、こんな大作を任されたとは出世したものだバーグよ。けっこう金かかってるじゃん。 と期待に胸をふくらませ、いそいそと画面に向かうがバーグも最近のはやりに抗しきれず、一貫して揺れるカメラ大作戦になってしまっていた。目が、目が痛い。 明らかに「ブラックホークダウン」を意識した作品だが、一回りも二回りも小ぶりな仕上がりを見るとやはりリドリー・スコットは偉大な変態、変態だから偉大、彼に比べればピーター・バーグは良識の人、と言わざるを得ないかなあ…。資金面での差というだけでなく。 ただその精神は「ブラックホークダウン」を踏襲していると感じる。ピーター・バーグはバカではないので間違ってもアメリカ万歳では終わらなかった。 この架空のテロ事件については最初に国務省次官が言った「サウジにアメリカ人が居るのがテロの理由」というのが正解で、「これ以上捜査員を送り込まないで静観し、サウジ当局に任せる。」というのが大正解なのである。 それをFBIは上から下まで「仲間の報復」で一致団結し、裏の手段を使ってまでサウジに乗り込んでテロの首謀者を捕まえようと大暴れする。その過程で「ブラックホークダウン(拉致された仲間の救出のために更なる危険を冒すこと)」が発生し、無茶苦茶な市街戦の最中でもアメリカ人には一発の銃弾も当たらず、ついにFBI仲間ではなくてなんとサウジ人の警察官が死んでしまうのである。…アメリカ人はなんて自分勝手で要領が良いんでしょうか。 仲間の一人を助けるために、彼らはいったい何人の現地人を殺したでしょうか。ここから導かれる明解な論理は「アメリカ人一人の命はサウジ人一人の何倍もの価値がある」です。 というようなシビアな目線をピーター・バーグは失っておらず、テロの首謀者を殺した上FBI全員が生還したという作戦の成功を、大喜びするシーンは一切ない。 その代わりに、テロリストの孫のセリフで「テロは終わっていない」ということを示す。 …で、話は「サウジにアメリカ人が居るのがテロの理由」に戻るのであり、冒頭のラッシュにあったように「石油を分けて欲しいばっかりによその国にずかずか乗り込んで現地の有力者と癒着してきたアメリカという国のあり方」に戻るわけだ。すごく徒労感が残る映画だった。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-07-18 16:09:18) (良:5票) |
12.《ネタバレ》 序盤のテロシーンの迫力に一気に惹き込まれた。二段攻撃は余りに衝撃的で、実際に真似されたらどうするのか?と思う程。そういえば自爆テロをハリウッドが真っ向から見つめた映画は始めてではないだろうか。ただ停まっているだけの車が恐怖なのである。そもそも悪いのは占領と取れる行為ばかりしているアメリカに決まっているので、どちらの味方でもなく観ていたのが本音である。アラブ人が脇役としていい味を出している。中盤までは良かったが、最後は何時ものアクション映画になってしまっている。あの自動車事故で全員ピンピンしておられたら緊迫感も糞も無い。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-06-28 02:30:13) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 最初の方は画面の下、横に次々と字幕が出てくるので目で追うのが大変でした。内容は常にドキドキ感がありました。ハムザは見つからないままで終わってしまうと思っていたので見つかったときは意外でした。最後にフルーリーとハムザの2人がささやいていたことが戦争が終わらない要因なのですね。 【エムシュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-19 12:48:22) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 開始10分で始まるテロに衝撃を受けます。 そしてストーリーが進行していくと、怒り・悲しみ・虚しさが沸いてきます。 あと興奮も。 人質に刀を当てながらビデオカメラに向かって声明文を読むところとか、リアルです。 でもこれは映画で、エンターテイメント。その枠を超えると、映画の意味が傾いてある種の説教臭い感じになっちゃうんだけど、この映画は大丈夫でした。好感が持てます。 ジェイミー・フォックスもハマリ役で良かったです。後半の緊迫するシーンではバッチリ演技してたし、父親像としての顔も良かったです。 残念なのはカメラワークがぶれぶれな撮影法で、目が疲れました。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-17 19:07:16) |
9.《ネタバレ》 ラストのアクションは良かった。ただのアクションで終わらなかったのは、最後に明かされた言葉と冒頭のテロリストの撃たれる前の言葉にあったと思う。ただ、邦題とテロのシーンもあってサスペンス的な物があると思ってしまった。 【ラグ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-13 13:04:40) |
8.《ネタバレ》 復讐の連鎖を断ち切ることはできない。ラストの一言が全てを言い表している。あれだけ人を殺しておいて、ひとりも犠牲者が出ないアメリカ側の一方的な「強さ」がおぞましく、それを計算に入れての展開だとすれば、これはとんでもない作品。クライマックスの戦闘は圧巻。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-04-13 00:53:04) |
7.《ネタバレ》 後半の銃撃戦は圧巻。前半の捜索シーンは退屈。意図したものだろうが、カメラの手ぶれが大きくて、見づらかったのが残念。結局、何の解決にもなっていないのだが、現実をドーンと突きつけられた重みがあった。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-01 23:26:52) (良:1票) |
6.しょっぱなから「マーシャル・ロー」のオープニングを何倍も凄くしたような感じで始まりウェズリー・スナイプスに似すぎなジェイミー・フォックスが登場して後半のヘルマン・ヨハ顔負けのカーチェイスあり、「ブラックホーク・ダウン」を凝縮したような感じのラスト20分ほどはアクション映画にはたまらん名シーンでした。でも全然FBI捜査官らしくなかったし女子供関係なしに殺しちゃう所はある意味問題作ですがテロの中では普通なんだなぁとしみじみ。ハリウッド映画らしくない映画にちょっと感動しました。 【M・R・サイケデリコン】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-01 18:12:35) (良:1票) |
5.劇場内ではアクション映画として十分楽しみました。高得点。この手の映画はよく間延びしたところで気がそがれてしまうけれど、それはありませんでした。でも劇場出てからは、やっぱりテーマが気になるところ。相手が宇宙人じゃないんだから、勧善懲悪ではすまないところを、どうしてもそうなってしまうんだな。敵と味方じゃあまりにも命の重みが違う。じゃあどんな映画ならいいのだといわれると困ってしまうけれど。 【のまっと】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-10-31 22:23:25) |
《改行表示》4.《ネタバレ》 ご都合的な部分もあるが、後半の銃撃戦はよくできていると思った。 信じる宗教は違えど、人間の根底にある家族、友人に対して幸せを願う気持ちは変わり無い。それ故に報復の連鎖を断ち切ることは難しいという根底のテーマが伝わる作りになっていたと思う。 【おなや】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-10-21 22:19:51) |