ドラゴン・タトゥーの女のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ドラゴン・タトゥーの女

[ドラゴンタトゥーノオンナ]
The Girl with the Dragon Tattoo
2011年スウェーデン上映時間:158分
平均点:6.82 / 10(Review 119人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-02-10)
ドラマサスペンスシリーズもの犯罪ものミステリーリメイク小説の映画化
新規登録(2011-08-07)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2021-09-26)【envy】さん
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監督デヴィッド・フィンチャー
演出ティム・ミラー〔視覚効果〕(オープニングシーンのクリティティブ・ディレクター)
キャストダニエル・クレイグ(男優)ミカエル・ブルムクヴィスト
ルーニー・マーラ(女優)リスベット・サランデル
クリストファー・プラマー(男優)ヘンリック・ヴァンゲル
ステラン・スカルスガルド(男優)マルティン・ヴァンゲル
スティーヴン・バーコフ(男優)ディルク・フルーデ
ロビン・ライト・ペン(女優)エリカ・ベルジェ
ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン(男優)ニルス・ビュルマン
ジョエリー・リチャードソン(女優)アニタ
ジェラルディン・ジェームズ(女優)セシリア
ゴラン・ヴィシュニック(男優)ドラガン・アルマンスキー
ドナルド・サンプター(男優)グスタフ・モレル警部補
ジュリアン・サンズ(男優)ヘンリック・ヴァンゲル(若年期)
マーティン・ジャーヴィス(男優)ビルガー
アラン・デイル(男優)イザクソン刑事
エンベス・デイヴィッツ(女優)アニカ
ジョエル・キナマン(男優)クリステル・マルム
デヴィッド・デンシック(男優)モレル(若年期)
てらそままさきミカエル・ブルムクヴィスト(日本語吹き替え版)
東條加那子リスベット・サランデル(日本語吹き替え版)
稲垣隆史ヘンリック・ヴァンゲル(日本語吹き替え版)
土師孝也マルティン・ヴァンゲル(日本語吹き替え版)
佐々木優子エリカ・ベルジェ(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕アニタ(日本語吹き替え版)
小島敏彦グスタフ・モレル警部補(日本語吹き替え版)
宮寺智子セシリア・ヴァンゲル(日本語吹き替え版)
田中正彦ドラガン・アルマンスキー(日本語吹き替え版)
麦人イザクソン刑事(日本語吹き替え版)
塚田正昭ハラルド・ヴァンゲル(日本語吹き替え版)
谷育子イザベラ・ヴァンゲル(日本語吹き替え版)
山像かおりアニカ(日本語吹き替え版)
行成とあリヴ(日本語吹き替え版)
伊藤和晃グレーゲル(日本語吹き替え版)
脚本スティーヴン・ザイリアン
音楽トレント・レズナー
アッティカス・ロス
挿入曲レッド・ツェッペリン"Immigrant Song "(移民の歌)
トレント・レズナー歌唱:"Immigrant Song "(移民の歌)
エンヤ"Orinoco Flow"
撮影ジェフ・クローネンウェス
製作スコット・ルーディン
コロムビア・ピクチャーズ
MGM
製作総指揮ライアン・カヴァナー
スティーヴン・ザイリアン
制作グロービジョン(日本語版制作)
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特撮デジタル・ドメイン社(視覚効果)
美術ドナルド・グレアム・バート(プロダクション・デザイン)
ティム・ミラー〔視覚効果〕(タイトル・デザイン)
編集カーク・バクスター
アンガス・ウォール
録音デヴィッド・パーカー[録音]
あらすじ
デンマークでとある、新聞記者が記事を書いたら、情報提供者に騙されて苦境におちいる、それと同時に、ある地方の富豪の一族に事件が起きる、雇われたヒロインの調査員、富豪の事件の調査に依頼されたのが前記の新聞記者、記者と調査員がコンビを組んで調べが始まります。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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38.《ネタバレ》 ●二時間半があっという間だった。面白いのは先行するスウェーデン版の、美術やセッティングを意識的に踏襲しているあたりで、「ミレニアム社」の編集室や、犯人の「処刑室」など、「そこまで同じにしなくっても」と思ってしまうぐらいに、その部屋の間取り、美術、照明など、まるでおんなじ、なのである。脚本もおそらくは原作からそんなにいじっていないんだろうけれども、やはりスウェーデン版とまるでおんなじ、というところが多い。
●スウェーデン版とちがうところ。それはまさに、主人公のリスベットという女性の解釈である。まずはもちろん役者がちがうわけで、ある意味でスーパーウーマン的な、強烈な個性をにじませた、食肉系の猛禽類をも思わせるスウェーデン版のノオミ・ラパスと対比すると、ここでのルーニー・マーラという役者はあまりに弱々しく植物的な印象で、「これではたしてリスベットを演じられるのか」と心配になるわけだけれども、つまりはこの演出において、フィンチャー版はスウェーデン版とは対称的な差異をみせている。また、この差異をきわだたせるためにこそ、あえて背景をスウェーデン版とおなじにしている、とみることもできる。
●背なか一面に、大きなドラゴンのタトゥーを入れたノオミ・ラパス版のリスベットが、それこそアウトサイダーな生き方にどっぷりという空気だったのに対して、ちょっと遠慮がちに、背なかの左半分にドラゴンを彫ったルーニー・マーラのリスベットには、どこか「こうしたくてやっているわけではない」というような空気もあり、「まわりから追いやられてこうなってしまった」という哀しさのようなものも感じてしまう。彼女の設定は二十三歳とかそのくらいだったと記憶しているけれど、なんかフッ切れてしまっている感のあるノオミ・ラパス版にくらべると、このルーニー・マーラには、たしかに二十三歳らしい、そして女性らしい、愛し愛されたいという願望をもっていることもわかる。これがまさにラストでの、スウェーデン版とこのフィンチャー版との「違い」というものに如実にあらわれているのだろう。
●もちろんわたしにはノオミ・ラパスの強烈な個性を否定するなどということはできないし、あちらはあちらですばらしい作品だったと思うのだけれども、わたしもやはり男だからか、こちらのルーニー・マーラの「愛おしさ」みたいなものも、やはり大好きなのである。
keijiさん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-11 08:17:39)(良:3票)
37.《ネタバレ》 昔から変わらぬフィンチャー映画の、タイトル部分はカッコ良く(しかし撮ってるのは今回もフィンチャーとは別の存在だ)、本編はちょっとクドくて、テンポ良い編集なワリに展開は鈍重ってパターンを踏襲してはおります。もうちょっとシャープに切れないかね? 長いよ。冒頭からしばらくはシンドいシンドい。事件に関わる人の名前をだーっと羅列して、ミステリーなんだからここで人物関係を覚えましょう、って状態に辟易。しかも実は大してその人物関係が重要じゃないんだ、これが。別にここをちゃんと覚えておく必要はなかったりするんです。だけど映画が進むに従って、どんどん面白くなってゆくという。並行して描かれるミカエルとリスベットのエピソードが、一体どこでどういう形で交わっていくのか、まるで見当も付かない状態から、どんどんと相互が有機的に作用してゆくようになる状態にワクワク(一方でミステリーとしては別に何か新しいトリックがある訳でもなく、ちっとも面白くなかったりするのですが)。ゆえにラストでリスベットがそれまで殺していた人間的な側面を見せる切なさが迫ってきます。リスベットはしたたかに生き、レイプすらも予測して計画を練る訳ですが、じゃあ、あれに対してリスベットが痛みを抱いていなかった、作戦にまんまと引っかかった事への成功を喜べたのか、と言えば、決してそうじゃない事は、あの夜、リスベットが一人帰路につく後姿に悲しいくらいにこびりついている訳で。ただ、そういうリスベットの痛みにもう少しだけちゃんと寄れなかったかな、っていう感じはします。最後まで見て、事件の真相部分も含めて、やっぱり『男が作った映画』ってニオイが漂っている感じで。素材に対して大切に描いているつもりで無神経な扱いをしてしまっている感が無きにしもあらず。その部分をあまりにあからさまに扱ってしまっていて、さりとてセカンドレイプについて言及している映画って訳ではないですからねぇ。娯楽映画という名の様式が、その部分の問題を逆に浮き彫りにしてしまった感もあって、見終わって面白かったけれど、でもちょっと心にひっかかってしまう、って映画でした。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2012-03-26 21:15:34)(良:3票)
36.《ネタバレ》 本編の謎解きサスペンスは面白くなりそうで突き抜けてはいきません。それなりの要素をちりばめながらも、例えば、一癖も二癖もありそうな一族たちの人物描写が乏しいですし、ミスリードするようなトラップも無く、あるいは橋だけで繋がれた島というシチュエーションも携帯が圏外という精神的孤独感を示すだけで機能し切れているとは言い難いです。
 ・・・しかし、リスベットの魅力が集約されているエピローグには参ってしまいました。リスベットがダニエル・クレイグの敵を葬るため(方法論が分からないがそんなことはどうでもいい)、上品なブロンド美女へと変身し、かと思えばカツラをパッと脱ぎ捨てドラゴン・タトゥーの女へと戻りタバコをスパッとやる…。この繰り返しがしばらく続くのですが、ここで初めて彼女の快活さを垣間見て格好良いと思い心を動かされたのです。しかも全て片付けば、威圧感たっぷりの風貌とは裏腹に純真な恋する乙女の姿まで見せる。雑誌社の表通りでクレイグのクリスマスの予定を尋ねるリスベット、ビルに配された大きな窓からクレイグの愛人がその様子を堂々と目撃するのに対し、クリスマスにリズベットは影から彼らの仲睦まじい様子を目撃し、用意したプレゼントを投げ捨て走り去る…。いじらしい彼女に胸がキュンとしてしまったのです。フィンチャー監督、恋愛映画もいけそうです。
ミスター・グレイさん [映画館(字幕)] 7点(2012-02-24 18:48:16)(良:3票)
35.《ネタバレ》 オープニングの移民の歌で期待感は最高潮!
これはすっげー面白いに違いないとワクワクしたんだけど
押し花?裁判?上告?
なんか話の流れについていけず、おまけにあっちの国系の何度聞いても覚えられない
登場人物の名前。。。どこまで話について行けるか自分との戦いでした。

が、進むうちに何となくではあるが、全体像が見えてきてどうにかエンディングに辿り着けたって印象でしょうか。

なんで眉ピの女(ドラゴンタトゥーの女)がそんなにお金持ちなのか?
裁判相手の金を動かしたせいではあろうけど、なんでマフィアに弾2発打ち込まれたのか?
猫を殺す脅しは何のため?

あと、いつも思うのだけど、性描写って必要な物だろうか?
そんなの観たくて足を運んでるわけではないし、昔のホームドラマ程度に一緒にベッドに入って電気を消したら次は二人で目覚めるシーンみたいな感じで十分だと思う。
仮にストーリー展開がとても面白く、どんでん返しのどんでん返しのストーリーで
面白くて人に勧めたい時に、性描写シーンが何度も出てくると勧められない。
Pea Shanさん [映画館(字幕)] 7点(2012-02-14 23:59:19)(笑:2票)
34.《ネタバレ》 まずオープニングがかっこよいです。音楽怖いけど。
ルーニー・マーラはリスベット役頑張っているけどかわいすぎ・・・・。変態弁護士にいたぶられちゃって痛々しい。ので、反撃するとき唐突感がある。小食ってことが超納得できるような容姿ですけど。
 ミカエルはスウェーデン人に見えません…。しかもシャープすぎでマッチョすぎでかっこよすぎですよ。編集者にもみえないし。女性があまり警戒心抱かない適度なダサさがほしい。
 しかし映像的にはこの二人結構ぴったりだし、ハリウッド的でいいんじゃないでしょうか。
 ストーリーもかなり整理されててわかりやすくなっている。2時間半だけどそう長く感じなかった。とくに謎解きの部分の映像処理はかなりわかりやすくなっていて映画にした価値があったかな。
 ちゃんとミカエルの娘とかも出てきて聖書からの昔の連続殺人事件の謎解きもはしょらず、その結果兄と父の異常性が際立ち、ハリエットがなぜ逃げなければならなかったか納得がいく。
 ハリエット発見部分は超端折ってましたがまあ特に影響もないか。
 しかしなんだって映画の主人公ってわざわざわかってる危険なとこに乗りこんじゃうのかなー。マルティン兄ちゃんも言ってますけど(笑)
 最後のリスベットがプレゼントを捨てちゃうシーン。これもルーニー・マーラ版リスベットの方にはあっているとおもう。ちょっと切なくなっちゃうような。
 しかし2が作られるとしてもラブストーリー重視とかにしないでほしいなあ。
 全体としてスタイリッシュにまとめられているが原作にある女性に対する暴力への怒りなどメッセージ性はなくなっていて、サイコキラーものっぽくなっちゃいそうなぎりぎりの線でふみとどまっているというところでしょうか。
 見て損はないと思います。
ぺーこさん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-02 12:10:49)(良:1票)
33.《ネタバレ》 猫が好きなんで・・・前半ほほえましく画面を見ていたが・・・。
わんたんさん [映画館(字幕)] 7点(2012-05-20 13:39:48)(良:1票)
32.人生の岐路に立つ主人公が田舎の湖に浮かぶ島に招かれた。
そこで待ち受けていたのは
大金持ちの一族に隠された忘れ去る事のできない謎だった。
無慈悲な社会システムの中で生きるドラゴンタトゥーの女を助手に迎えて
調査を進めるのだが・・・

スタイリッシュな映像と音楽は非常に心地よくて、
無理なく物語の世界観に浸れますので、
158分という時間が短いと感じてしまうかもしれません。
ただし事前に一族の人物相関図だけは頭に入れておいたほうがよいかと思います。
正直わかりにくいので謎解きを楽しみたい方であればなおの事です。

金田一耕介的なダニエル・クレイグですが、
あちらと比べると謎解きや猟奇的な描写は薄味です。
主人公の人生と助手の女の人生と一族の謎がクロスオーバーしながら
物語は進んでゆきますが、ひときわ際立った存在感を示しているのが
助手のドラゴンタトゥーの女。
ドラゴンタトゥーの女の孤独感にやられちゃいました。
表面的に美しいとかではなく、人物的に魅力的です。
本国スエーデンで作られた3部作のリメーク第1作目となる本作は
続編もリメークするべきだと考えるに十分なクオリティに仕上がっています。
ただもう少しおどろおどろしい描写を加えてくれればなおの事よいかと。
デヴィッド・フィンチャー万歳。
はいぷさん [映画館(字幕)] 7点(2012-03-17 13:16:05)(良:1票)
31.《ネタバレ》 官能的なオープニングタイトルから始まるこの映画。相変わらずカッコいい。
ストーリーはというと殺人事件は添え物にすぎないという印象。事件を通してリスベットの心へ入り込んで行くことが今回のテーマのようだ。そんなリスベットの物語ですがこれがなかなかせつないエンディングを向かえてしまうのです。まさかこの映画をみて自分が胸キュンするとは思いもしませんでした。いい意味で期待を裏切られた。やっぱりシナリオにぶれがありませんよね。どこに焦点をあてて描くかが明確だった。「ソーシャルネットワーク」も単なる物珍しいFaceBookを描いただけでなく、確かな青春ドラマとしてみせてくれたから面白い映画になったように、シナリオって大事ですね。カメラはRED ONEでしたがもうフィルムは使わないのかな~なんかさみしい気分。
あとモザイクは台無しだよ。続編も同じキャストで是非見たい。
個人的にはフィンチャーの映画としてはやっぱり「ファイトクラブ」がベストですね。
idekoさん [映画館(字幕)] 7点(2012-03-07 13:47:45)(良:1票)
30.映画のラストシーンは、その映画の良し悪しの半分を占めると思っていますが、
この映画は、最後の最後で何かホッとするような良い余韻がありました。
子供のころからの苦労を乗り越え、自分の身は自分で守ってきた強い女のリスベットが、
ミカエルに、恋心?を抱く・・・誰にもある、普通の女の子の"嫉妬心"が見れて、これからのリスベットの、好転した可愛い女の子としての人生が見えました。

久しぶりに”映画”をみたーって気になりました。

himenotthiさん [映画館(字幕)] 7点(2012-03-04 00:50:13)(良:1票)
29.《ネタバレ》 面白かった!最近のデヴィッド・フィンチャーは「ベンジャミン・バトン」や「ソーシャル・ネットワーク」など映像の質は相変わらず高いのですが、過去作のようなガツンとくるホラー演出が無くて個人的に残念だったのですが、今作は映像だけで怖がらせるシーンが多くて大変満足しました。私は音だけで怖がらせるホラー演出が大嫌いなのですが、デヴィッド・フィンチャーの演出は特に音で発作的に怖がらせないのに、すごく怖いんです。「ドラゴン・タトゥーの女」ではエンヤの軽やかな音楽をバックに主人公が解体されそうになるシーンが白眉かなぁと。「パルプ・フィクション」でラジオの音楽に合わせて拷問するマイケル・マドセンを思わせる恐ろしさでした。ミステリとしては古典的な一族モノ、フーダニッド・ハウダニッドモノなのですが、特に意外なトリックも無く少し残念でした。こういう一族内での殺人で双子とか年齢の近い子どもがいる場合、入れ替わりトリックは真っ先に浮かぶ定番トリックですからね。最後に例のモザイクですが、私もこれには非常にガッカリしました。リズベットは後見人から性的暴行を受けていて、その末にミカエルと出会い結ばれるのですから、このセックスシーンは主人公の内面描写としてとても大事なシーンでしょう(やや観客へのサービスの気もしますが)。それに修正を掛けるってどういう神経なんでしょうね。作品世界をぶち壊していることに気付かないのか。何より体を張っているルーニー・マーラに失礼だ。邦画で女優があまり脱がないのは日本映画界の事情があるから仕方ないとは言え、海外の映画にむやみに修正を加えるのだけはホントに勘弁してほしい。そんなんならR18でもいいから無修正で公開してほしいと強く感じます。
民朗さん [映画館(字幕)] 7点(2012-02-19 10:32:49)(良:1票)
28.《ネタバレ》 最初の20分位を乗り切ればあとはルーニー・マーラ演じる所のリスベットがラストまで一気に引っ張ってくれます。平凡な謎解きも長い上映時間もリスベットのおかげで退屈はしません。ただコンビを組む二人が男女の仲になってしまうのはどうでしょうか?あれではミカエルが只のだらしない男に見えてしまうのですが。それに他の方も書いてみえますがあのモザイク処理、あのシーンが良い悪いではなく作品の雰囲気をぶち壊しています、なんか見てちゃいけない様な感じをうけました。素晴らしオープニングと切ないラスト、いいところも沢山ありますがなんか勿体ない。次回作もルーニー・マーラが演じるなら観てみたいです。
ハチロクさん [映画館(字幕)] 7点(2012-02-15 17:50:50)(良:1票)
27.《ネタバレ》 あらゆることに万能な天才女性ハッカーも、好きな男の心はハッキングできなかったか…

変態デブオヤジにイタズラされるシーンが最大のインパクトだった、恥ずかしながら。
細かい謎解き部分はほとんど理解できず、これも恥ずかしながら。

ただし、長い上映時間の割に長く感じず見られたのは、音楽と映像センスの良さ、展開のスピーディーさ、そして見せ方の巧さのせいか。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-11-26 19:27:33)
26.《ネタバレ》 本家版は見てないですが、世界観は保たれているような気がします。物語とロケ地、色彩を含め合っていたと思います。原作未読ですがミカエルとリズベットの合流までがちょっと引っ張りすぎなような気がします。また、最後にリズベットにツンデレ感を出すのも何か少し違和感を感じました。ストーリーはそれなりに面白く見られたので、満足感はあるのですが、「ゴーン・ガール」を見てからこっちを見たので、少し評価が辛めになってしまいました。あとオープニングの「移民の歌」は物語の雰囲気に全く合っていないと思います。MV自体は格好良くて好きだけど。
エリア加算さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-09-21 22:31:45)
25.《ネタバレ》 カメラワークが素晴らしく、次に何が起こるのかワクワクさせられる。マーティンが死んだ後にもう一段階くらいカタルシスがあるのかと思ったら割とありきたりな予想できる結末だったのが今ひとつ。ルーニーマーラは素晴らしかった。
なすさん [インターネット(字幕)] 7点(2019-11-14 14:57:42)
24.《ネタバレ》 オリジナルは未見です。
殆ど見慣れた俳優たちなのに、その役名は聞き慣れない、おぼえられない北欧独特の人名に難儀しました。
一族を説明するヘンリックに、メモをとりながら「誰が誰だかわからなくなってきた」みたいなことを言うミカエル、私もここで再度混乱いたしました。
クリストファー・プラマーの登場と行方不明になった経緯と映像から一気に猟奇的な雰囲気が出てきてワクワクしてくる。
ミカエルなんですが、スキだらけというかちょっとダメ男の要素もあってリスベットがいなかったらどうなることやらみたいな感じで、どこといって見せ場がないの。
ルーニー・マーラ演じるリスベットのエキセントリックなキャラは新鮮でした。終盤ミカエルに「きれいだ」と言われてはにかむような笑みとか、後見人に「友だちができたの、立派な人よ」と報告したり、プレゼントにメッセージを書いたカードを添えるとか、普通にかわいい女の子じゃないの。
だからあのラストは切なすぎるのよ、ミカエルを信用してヘンリックからの仕事もヴェンネルストレムの件までも完璧な仕事ぶりだったのに。ラストまでリスベットへの興味をそそられます「蜘蛛の巣を払う女」が観たくなりました。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-10-22 21:16:48)
23.《ネタバレ》 原作の面白さには負けるが、及第点ではある。アクションシーンは弱い。ルーニーマーラーは良い。
にけさん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-10 22:10:01)
22.《ネタバレ》 原作未読、オリジナル未見です。

見た後で知ったんですが、これリズベットが主人公のシリーズ物なんですね。

さてさて、映画を観ていれば殺されたと言われている娘が生きているのは割と序盤で気づきますし、そうなると親類と一切連絡をとらないロンドンの彼女がその正体なんだろうなぁ、という事も想像できますから、それが解き明かされるところまでは「まぁそんな感じだよね」という予想の範疇の展開でした。

予想外だったのは、事件が解決した…と思われてからで、映画中では短い時間ながらリズペット大活躍であれよあれよと20憶ユーロを手にいれちゃうわけです。
(ちなみにそのために投資だと称して5万クローネを借りますが、これ日本円で60万円くらいですね。投資効率いいな!)

リズペット、いわゆる「天才サヴァン」キャラで、ドラマや小説にちょくちょく出てくるステレオタイプなキャラなんですが、それにしてもスーパーマンすぎます。
すげーな、リズペット…と思って見ているとラストでまさかの展開。

なるほど(軽めにいって)情緒不安定なお嬢さんですから、ちょっと気に入らないとあぁなっちゃうわけですね。

それにリズペット主役であれば、彼との関係もあそこで終わらないと次に続きません。

一見ダニエルクレイグの映画かと思わせといて(だってポスターというかパッケージ写真もそうですよね)、実は終始リズペットが主役だという、そこが個人的には一番びっくりした、そんな映画でした。
あばれて万歳さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-01 14:50:43)
21.スウェーデン版は観てないんですが、かなり踏襲してるんでしょうか。本筋の事件が解決した後のくだりは余計なような気もしたけれど、原作通りかな。あれほど有能なヒロインが、あんな目にあうのはやはり謎。初めから計画していたようには見えないし…。
Gioachinoさん [DVD(字幕)] 7点(2017-12-11 18:07:30)
20.《ネタバレ》 変態男にブチ切れて、パソコン・情報リテラシー・近代的な小道具・悪の世界などをフルに活用し、もう許せないものは許せない、そんな女性がドラゴンタトゥーの女だったんですね。007(?)すらも救ってしまうくらいのタフになってしまった女性。彼女は一体、この先どこに行くんだろう?しかしデビッドフュンチャーが描くと、推理モノ的一族の陰謀的設定も、聖書絡みの猟奇ものになっちゃうんだなぁ(泣)
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2016-07-17 16:36:13)
19.《ネタバレ》 ヤコペッティの残酷大陸風演出のパワーたるや…エンヤですよ!フジテレビのドラマファンはぶっ飛びそうな使い方でしたね!さて、リメイク元と比べるとそりゃお金はかかってるわけですから、当然見栄えは良い。ルーニー・マーラもダニエル・クレイグも素晴らしいし、サスペンス要素もバッチリ決まっています。面白い!まあ、ただ、7点くらいのテンションですかね。オープニングのかっこ良すぎる映像を観た時は「あ、ヤバい」と思ったんだけど、心の底からマグマが上がってくるような感じではなかったです。
カニばさみさん [映画館(字幕)] 7点(2015-02-22 03:09:42)
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【点数情報】

Review人数 119人
平均点数 6.82点
000.00%
110.84%
200.00%
310.84%
454.20%
597.56%
62722.69%
73831.93%
82924.37%
975.88%
1021.68%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.14点 Review14人
2 ストーリー評価 6.70点 Review20人
3 鑑賞後の後味 6.90点 Review21人
4 音楽評価 7.88点 Review17人
5 感泣評価 4.92点 Review13人
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【アカデミー賞 情報】

2011年 84回
主演女優賞ルーニー・マーラ候補(ノミネート) 
撮影賞ジェフ・クローネンウェス候補(ノミネート) 
音響効果賞 候補(ノミネート) 
音響賞デヴィッド・パーカー[録音]候補(ノミネート) 
編集賞カーク・バクスター受賞 
編集賞アンガス・ウォール受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2011年 69回
主演女優賞(ドラマ部門)ルーニー・マーラ候補(ノミネート) 
作曲賞トレント・レズナー候補(ノミネート) 
作曲賞アッティカス・ロス候補(ノミネート) 

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