ザ・プラマー/恐怖の訪問者のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ザ・プラマー/恐怖の訪問者

[ザプラマーキョウフノホウモンシャ]
The Plumber
1980年上映時間:76分
平均点:4.86 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
サスペンス
新規登録(2003-10-05)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2009-07-19)【マーク・ハント】さん
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監督ピーター・ウィアー
脚本ピーター・ウィアー
あらすじ
大学の職員用住宅に住む夫婦。夫は独自の理論に自信を持ち留学を目指す医学部の教授。妻は専業主婦であることに自信を持ち在宅で民俗学の研究に勤しむ。そんな二人の住まいをある日一人の配管工が訪れる。そして、頼みもしない修理が延々と続けられることに…。平穏な日常が徐々に蝕まれ、やがて人間の本質が露にされていく。「刑事ジョン・ブック 目撃者」や「トゥルーマン・ショー」のピーター・ウィアー監督が放つ心理サスペンス。
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1.何とも言えぬ味わいの(笑。ホントに何と言っていいやら)、不条理サスペンス。ある日、配管工と称する男がやってきて、「管理人に頼まれたから」と浴室の工事を始めるが、これが何とも怪しい男。で、普通の映画なら、この男、何やら裏で悪だくみを働いていて、やがて思わぬ真相が明らかに~~ってな展開が期待されるところですが、本作、そんな小細工なし。この配管工、ただただ、迷惑なだけの困った人。悪人ですらない。工事は一向に進まず、浴室は荒れ放題。勝手な事ばかりする配管工、しまいにゃギター片手に歌い出す始末。彼の奇行に悩まされるこの部屋の奥さんが本作の主人公で、その戸惑いや不安感が、なかなかに上手いのです。何を考えているか分からない、けれどもこういうヤな奴っているよな、という感じの配管工の男、彼との間にはまるでコミュニケーションが成立していないんだけれど、「どうやら自分以外の人間は彼とコミュニケーションが取れているらしい」という不気味さ。誰に相談しても、それこそ旦那に相談しても、まるで埒が明かず、孤立感はいよいよ募っていく。と言う訳で、この作品、テレビ作品らしく安っぽい部分もあるし、ここでコマーシャルですよ的な暗転が入ったりもするのですが、社会生活の根幹とも言うべき「他者とのコミュニケーション」というものが本来的に持っている不確実さ、不安定さを、不条理世界の中でサスペンスとして描いてみせた、なかなかにユニークな作品であります。 オチも実に辛辣。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-02 22:49:31)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 4.86点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4457.14%
5114.29%
6114.29%
7114.29%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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