戸田家の兄妹のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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戸田家の兄妹

[トダケノキョウダイ]
The Brothers and Sisters of the Toda Family
1941年上映時間:106分
平均点:8.18 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画
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タイトル情報更新(2020-02-09)【イニシャルK】さん
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監督小津安二郎
キャスト藤野秀夫(男優)父 進太郎
葛城文子(女優)
斎藤達雄(男優)長男 進一郎
佐分利信(男優)二男 昌二郎
吉川満子(女優)長女 千鶴
坪内美子(女優)二女 綾子
高峰三枝子(女優)三女 節子
三宅邦子(女優)進一郎の妻 和子
近衛敏明(男優)綾子の夫 雨宮
桑野通子(女優)時子
河村黎吉(男優)鈴木
飯田蝶子(女優)女中 きよ
葉山正雄(男優)千鶴の子 良吉
岡村文子(女優)うなぎ屋のおかみ
笠智衆(男優)友人
山口勇(男優)友人
坂本武(男優)骨董屋
森川まさみ(女優)谷本夫人
忍節子(女優)その友人
出雲八重子(女優)女中 しげ
脚本池田忠雄
小津安二郎
音楽伊藤宣二
撮影厚田雄春
製作松竹
配給松竹
美術浜田辰雄
衣装斎藤耐三
編集浜村義康
録音妹尾芳三郎
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3.《ネタバレ》 今、戦前の映画に興味をもって観ているが、
小津安二郎が国策映画を撮ったから、あのような
独特の小津映画ができたのかなと思っていたが、その仮説が
見事に間違いと気づかされた一本。

国策映画の創られてた頃のこの作品に
もう小津安二郎は自分のスタイルを完成させていた。
この映画がそれで、東京物語を思わせるようなストーリー。
でもちょっと後半のあのお兄さんの説教は
勝手だなと思わせる。
説教を垂れる映画は多いが、その大半はうなづけるもの。
勝手な理屈の説教を垂れる映画も珍しい。
小津さんはでもそんな勝手な人間を愛らしく描く。
凄いです。
トントさん [ビデオ(邦画)] 7点(2019-10-16 11:14:34)
2.《ネタバレ》 前半は面白くなかったが、しり上がりに良くなった。
特に、ラスト付近の佐分利信が軽薄な兄妹たちを豪快に追っ払うシーン。
そして、熱心に母や妹を説得し、中国の天津に希望を持って誘うシーン。
これらのシーンはとても良かった。

でもこういう家族内のいざこざや女性同士の問答を内容とする作品であれば、成瀬巳喜男監督なら、もっと上手く撮ったのではないか。

小津監督は、カラっとしたコメディタッチなものを撮らせると最高に上手い監督だし。

成瀬監督は沢山の作品を撮っているから、本作の様なテーマと似た作品を既に撮っているかもしれないけど、本作の成瀬バージョンを観てみたい気がする。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-02-05 00:38:06)
1.「東京物語」の無常感は些か難しくもあり、少々年を重ね、人生経験を積んでから出ないと十分理解しがたいと思いますが、「戸田家の兄妹」は分かり易く、各々の立場への共感、ラストの爽快感など楽しみやすいです。若い笠智衆や佐分利信、高峰三枝子など必見、ただ音声が非常に悪いのが難点。
亜流派 十五郎さん 7点(2004-11-17 18:54:50)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 8.18点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
619.09%
7327.27%
819.09%
9545.45%
1019.09%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review2人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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