ハロルドとモード 少年は虹を渡るのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ハロルドとモード 少年は虹を渡る

[ハロルドトモードショウネンハニジヲワタル]
Harold and Maude
1971年上映時間:92分
平均点:6.80 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(1972-10-21)
コメディロマンス
新規登録(2004-12-15)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2017-07-20)【S&S】さん
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監督ハル・アシュビー
演出バディ・ジョー・フッカー(スタント・コーディネーター)
キャストバッド・コート(男優)ハロルド
ルース・ゴードン〔1896年生〕(女優)モード
ヴィヴィアン・ピクルス(女優)ハロルドの母
シリル・キューザック(男優)グローカス
チャールズ・タイナー(男優)おじのビクター
トム・スケリット(男優)白バイ警官
ハル・アシュビー(男優)(ノンクレジット)
脚本コリン・ヒギンズ
撮影ジョン・A・アロンゾ
製作コリン・ヒギンズ
チャールズ・マルヴェヒル
パラマウント・ピクチャーズ
配給CIC
特撮ポール・J・ロンバルディ(ノンクレジット)
録音リチャード・ポートマン
スタントバディ・ジョー・フッカー
その他リン・スタルマスター(キャスティング)
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8.《ネタバレ》 『ブリキの太鼓』を想起させるブラックコメディ青春映画。
頭のおかしい青年とぶっ飛んだ婆さんの恋愛奇譚。

冒頭の首吊りとラストの崖からの落下、2回とも騙された。
騙された感じは何とも言えない後味。

趣味の良い作品とは言えないが、何か突き抜けた凄みを感じた。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-19 21:28:34)
7.《ネタバレ》 自殺願望に取り付かれた少年が主人公ということで本作はカルト的な評価が高いのですが、観てみれば判る通り中身は男が成人するときに体験する通過儀礼をシュールに描いています。将軍の伯父さんの話を聞いて興奮するシーンもありますが、ハロルドは自殺という自分の死に憧れているだけじゃなく、本当は他人を切り刻むことの方が興奮する実に危ない奴なんです。ここら辺はベトナム戦争にのめり込んでいた当時の米国の精神風土を反映させていることが良く判ります。そんなハロルドがナチス絶滅収容所の生き残りである(たぶん)モードとの交流で浄化されてゆくストーリーは、なんと美しいことでしょうか。アメリカン・ニューシネマに関わった映画作家は沢山いますが、やはりハル・アシュビ―がもっとも洗練されていたんじゃないでしょうか。彼の撮ったニューシネマは、どれもお約束通りの悲劇的な終わり方をするけど、同時に強い希望の光が射しているのが私は好きです。
S&Sさん [DVD(字幕)] 7点(2014-07-12 21:24:03)
6.《ネタバレ》 我が子をペット扱いする母の言動。絶望と寂しさを感じまいとロボットと化したハロルド。破天荒なモードによって生気が蘇ってゆく過程を半ば呆れながら観ていましたが、彼女の腕に彫られた数字にハッとさせられました。単なる変人ではなかったのです。彼女の幕引きの仕方に考えさせられました。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2012-09-30 18:57:21)
5.80歳のおばあちゃん、モード。やることは無茶苦茶だが台詞の一つ一つがとても良かった。どことなく寂しさや、少し重さも感じさせながらもユーモラスでもある人物描写。こうした作品の雰囲気作りはハル・アシュビーのこの頃の作品では「さらば冬のかもめ」と共通するものを感じます。結末は好みではないですが、こういう雰囲気は好きです。音楽もいい映画です。
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-12 22:06:29)
4.《ネタバレ》 「メリーに首ったけ」のメリーがオールタイムベストに挙げていた本作。ついに鑑賞できました。メリーはこの映画のテーマは価値観を共有した愛にあると言っていましたが正にその通り。厭世的な青年と破天荒な婆ちゃんは世代的に大きな隔絶があるけど、それをいとも簡単に乗り越えていく。本当に愛し合っていれば年齢なんて問題じゃないと行動する二人の姿に感動しました。それにしてもこんな無茶な設定を演じる主演の二人はすごいですね。どちらもこの二人ではないとそれらしく見えない絶妙なキャスティングでしょう。
民朗さん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-03 17:28:29)
3.しょっぱなから自殺願望がありまくりなハロルドの偽装自殺シーンでちょっとゲンナリ。なのに死に対して全く臆することがなく死と遊んでいる少年と死から生き延びて自由気ままに生きる老婆の不思議なロマンス映画がこんなにも面白くできるとは思わなったし、生きることの素晴らしさを自由気ままに身をもって伝えたワイルドすぎるルース・ゴードンがなんとも(笑)自分から死ぬということは人生に満足して死ぬんだろ?あぁ??みたいな感じがほのぼのとしてこれも何とも言えず。モードと出会い、虹を渡ったラストショットの弾いてる姿が感慨深いなぁ。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-13 02:17:32)
2.《ネタバレ》  モードの腕に刻まれた数字について、作品の中で具体的に説明されることはありませんでしたが、非常に大きな意味を持っています。過去に地獄のような経験をし、生き延びたモードが最後に、死に取り憑かれた少年に自らの死を持って生きることの重要さを教える姿に深く感銘を受けました。

 全体的にユーモラスで洒落た作りになっていますが、中味のある良い映画でした。キャット・スティーブンスの音楽も非常に良かったです。

TMさん [映画館(字幕)] 7点(2011-11-22 00:21:49)(良:2票)
1.《ネタバレ》 人生を楽しんでいる79歳と、人生に絶望している19歳の間に愛が芽生えるお話。その昔「誰と結婚したっておんなじよ」と言った人がいましたが、そしてそれは一理あるとも思うのですが、本作を見れば「この人とでないとダメ」というのもまた真理だと思うわけです。そう思える人と19歳で出会ってしまったハロルドの今後の人生を思うと、前途多難という気がします。だって、あんまり強烈過ぎるじゃないですか、19歳でこの経験。「この人とでないとダメ」という結婚はロマンも多いがリスクも多いってことです。人生、平凡無難に生きたければ誰と結婚してもおんなじとまで達観しないまでも、恋愛と結婚は別モノ、と割り切れる方が良いのです。そういう器用な人は、しかし、魂揺さぶられるような出来事とも無縁であり、どちらが幸せなのかは分かりません。そう、人生なんて、所詮、自己満足なんですからね。モードも、先に勝手に逝っちゃいましたもの。ハロルドと2人で死ぬまで生きて欲しかったなあ。
すねこすりさん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-24 22:00:46)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 6.80点
000.00%
100.00%
215.00%
315.00%
415.00%
515.00%
6210.00%
7840.00%
8210.00%
9210.00%
10210.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review2人
5 感泣評価 Review0人
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【ゴールデングローブ賞 情報】

1971年 29回
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ルース・ゴードン〔1896年生〕候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)バッド・コート候補(ノミネート) 

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