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人間の約束

[ニンゲンノヤクソク]
1986年上映時間:124分
平均点:7.10 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(1986-09-13)
ドラマサスペンス犯罪もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2023-09-02)【イニシャルK】さん
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監督吉田喜重
キャスト三國連太郎(男優)森本亮作
若山富三郎(男優)田上刑事
村瀬幸子(女優)森本タツ
河原崎長一郎(男優)森本依志男
佐藤オリエ(女優)森本律子
杉本哲太(男優)森本鷹男
武田久美子(女優)森本直子
田島令子(女優)野川冴子
高橋長英(男優)中村武也
結城美栄子(女優)中村則子
米倉斉加年(男優)三浦刑事課長
佐藤浩市(男優)吉川刑事
田武謙三(男優)
柳谷寛(男優)
今福将雄(男優)
大村千吉(男優)
脚本吉田喜重
宮内婦貴子
音楽細野晴臣
撮影山崎善弘
高瀬比呂志(撮影助手)
製作テレビ朝日
配給東宝東和
編集鈴木晄
その他東京現像所(現像)
目黒祐司(スチール)
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2.日本を代表する名優の1人である三國連太郎が亡くなってから一週間が経とうとしている。三國連太郎と息子佐藤浩市の親子共演て言うとやたら「美味しんぼ」ばかりが取り上げられるけどあんなものより他に取り上げるべき映画はあるだろ!て言いたい。この映画を取り上げないでどうする?三國連太郎が亡くなるまでこの映画の主人公のような感じだったて話を聞き、何だかとても痛たまれない気持ちになる。人間は必ず老いていく。人間を人間として扱って、最後まで約束を果たす役割をこの映画の重い内容により考えさせられる。どんなことになろうとも人間として扱ってこそ、人間なのだというメッセージがこの映画の主題であると感じる事ができる。最後にもう一度だけ言わせてもらうが三國連太郎と息子佐藤浩市親子共演作の代表作は間違っても「美味しんぼ」なんかではない。あんなものを取り上げるぐらいならこの映画をもっと取りあげて1人でも多くの方に見せるべきだ。

青観さん [DVD(邦画)] 7点(2013-04-20 20:57:27)(良:1票)
1.当時はまだ痴呆症と呼ばれていた認知症をテーマにした吉田喜重監督による社会派ドラマ。新藤兼人監督が同じテーマで手がけた「午後の遺言状」は、重い中にも時折ユーモラスなシーンもあったと記憶しているが、この映画は最初から最後までひたすら重く、身内の一人が認知症になってしまったことで起こる家族の問題がとてもリアルに描かれていて、見ていてとてもつらくなってくる映画だった。病院で10円玉を欲しがり、つながるはずのない電話をかける認知症の患者である老婆の姿は見ていて痛々しいく、ボケてしまった妻(村瀬幸子)を介護する夫(三國連太郎)がトイレの鏡に向かって挨拶をするシーンなど認知症の症状に関してもものすごくリアルである。村瀬幸子が「早く死なせておくれよー。」と叫ぶ姿も切なかったし、在宅介護となったそんな義母を介護する嫁(佐藤オリエ)にも感情移入できる部分があるので、もう見ていて本当につらいとしか言いようが無い。この映画は約四半世紀前に作られたものだが、今でもこういう状況はありえるのではないかと思わせてしまうところが怖かった。ラストは本当になんの救いもなく、そうするしか道はなかったのかと見ていて鬱な気分になってしまった。人にすすめようとは全く思わないし、好きな映画でもない。でも、社会派映画としてのメッセージ性は非常に強く、問題作であることは確かである。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-05-15 15:54:45)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 7.10点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5220.00%
6330.00%
7220.00%
800.00%
9110.00%
10220.00%

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