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現代人

[ゲンダイジン]
1952年上映時間:112分
平均点:7.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画犯罪もの
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監督渋谷実
キャスト池部良(男優)小田切徹
山村聡(男優)荻野守利
多々良純(男優)岩光正男
山田五十鈴(女優)マダム品子
小林トシ子(女優)荻野泉
山路義人(男優)小田切の父
伊達信(男優)三好
高野由美(女優)荻野静
望月優子(女優)宗藤本の芸者
川村禾門(男優)
紅澤葉子(女優)
脚本猪俣勝人
斎藤良輔
撮影長岡博之
製作山本武
配給松竹
美術浜田辰雄
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1.《ネタバレ》 これ山田五十鈴の特集で観たせいか、『浪花悲歌』との類似に思いがいった。転落することによる告発。社会派映画の得意とした型だ。どこかで主人公は割り切って、世の中へタカを括ったはずなのに、ラスト近くで「俺は甘かった」とモノローグしなければならなくなる。この「甘い」ってとこ、その弱さに、渋谷はずっとこだわっていると思う。人間の、徹底できないとこが好きなんだな。純粋な悪も描かないかわりに、健全な庶民も描かない。池部の実家、寿司を買ってくるとみながもそもそと起きてきて、ガード下で電灯は揺れ、寿司の取り合いがあり、ほっぽり出された赤ん坊は泣いている。これだけの描写で主人公の悪への転換を納得させてしまうんだけど、この実家アカホンを売ってるわけで、マットウな庶民と胸を張れるほどのものではない。ここらへんの弱点の配置がうまいし面白い。動きとしての面白さは、この実家の場をはじめ、酔って五十鈴のバーに入り込んでいき、しゃがんで椅子がわりになり五十鈴が酒を取り出すあたり、手切れ金の小切手を池部の顔にペタンと突き返すとこ、池部と多々良が屋上へ出て喧嘩しかけてやめるとこ、などなど。とにかく昭和20年代末の東京、おもに銀座がたっぷりと出てくるのが嬉しい。屋上で食事してたのはどこなんだろう。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2009-12-07 12:04:04)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6133.33%
7133.33%
8133.33%
900.00%
1000.00%

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