フローズン・リバーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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フローズン・リバー

[フローズンリバー]
Frozen River
2008年上映時間:97分
平均点:6.72 / 10(Review 40人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-01-30)
ドラマサスペンス
新規登録(2009-12-01)【TM】さん
タイトル情報更新(2016-04-21)【DAIMETAL】さん
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監督コートニー・ハント
キャストメリッサ・レオ(女優)レイ
マイケル・オキーフ(男優)州警察官 フィナティ
マーク・ブーン・Jr(男優)密入国仲介業者 ジャック・ブルーノ
脚本コートニー・ハント
美術ランドール・バルスマイヤー(タイトル・デザイン)(ノンクレジット)
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7.《ネタバレ》 題名やパッケージが持つイメージから暗くて救いの無い話を想像していたが、その予想に反して一筋縄ではいかない展開でした。何より登場人物の誰ひとり死なないサスペンス映画は久しぶりに観た気がします。この物語にある"境界線"という言葉は国境だけではなく人種や性別による偏見、金持ちと貧困層といった社会的格差など様々な"一線"を意味していると思います。そしてこの話は、大人たちが身勝手に引いた境界線が、気づかぬうちに子供たちの将来を奪い未来を食い潰そうとした物語です。"フローズン・リバー"とは、将来ある子供たちのために、みなが仲良く手を取り合ってそこに橋を架けようといった問いかけであり、表題が持つイメージとは裏腹に希望や未来といった逆説的なメッセージが含まれている気がしました。
タケノコさん [DVD(字幕)] 7点(2015-07-21 04:53:02)
6.浪費癖がある自分には、この映画はなかなか痛いところを突いてくる。登場人物がただ単純に「問題はあるけど実はイイヒト」というわけじゃなく、同情できない点も一杯ある。主人公は、金がない金がないと言ってる割には化粧品は沢山揃っているし、せっかくお金を手に入れても、すぐ買い物に行っちゃう。家のテレビはレンタルのどデカイやつ。子供には「学校に行け!火は使うな!」と一端の親のようでいて、出すメシはポップコーン。目先のことしか考えてないヤツだ。けど、こういう同情できない点が一杯あるからこそ、感情移入してしまう(汗)。(ノ∀`) アチャー、俺と同じだー。 アメリカ映画は一杯見てきたけれど、こういう地域があることは初めて知った。やっぱり「知ってる」のと「知らない」の違いって大きいな。この映画の主人公も、呆れるくらいの理解の無さから、大問題を引き起こしてしまう。んだけど、何かを「知った」主人公が後半で大きく行動を変える瞬間に感動する。
ゆうろうさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-01 01:30:43)(良:1票)
5.グダグダでも子を思う親。この暗い雰囲気でラストはわずかな希望がみえたから良かった。警官もなんかいい味出してました。
すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-17 13:57:04)
4.どこまでも広がる寒々とした風景に、哀しみと愛が静かに、静かに映し出されていました。人によっては地味な映画と捉われるかもしれませんが、じんわりと心に響く良作だと思います。キャストの好演、悲しさを湛えた美しい映像・音楽ともに素晴らしいです。胸が苦しくなるほど辛いシーンもありましたが、ラストのオープニングシーンからも繋がる微かな光で心が洗われる思いでした。
大人向けですが、良い映画だと思います。
おーるさん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-13 02:28:35)
3.《ネタバレ》 時折挟まれる寒々とした大地、凍えた河と光のない暗闇に対比される、その中でたくましく生きる姿と人種を超えた母親の子への強い愛。
母親の子どもへの思いの前では法や道徳、人種間にあるしがらみは大きな力を持たない。それぐらい母親の子に対する思いは絶対的なものであり、尊いもの、そして危ういものであるのだと感じました。
ちゃじじさん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-13 15:46:22)
2.《ネタバレ》 いきなり終わった感じでずっこけた。もっと長く観たかったなあ。
【以下バレ】
つまり氷の上で立ち往生するとか氷が割れて溺れるとかいう緊迫したクライマックスが当然あるのかと思った。まあ冷静に考えればヤクザに発砲した時点で運び屋稼業は終わりだったかもしれんが、しかし私はなぜか途中からイーストウッドの映画でも観ているような気分になっていて、ラストもあの怒濤の如き感動が当然味わえるものと期待しており、そのためにはそういう生死に関わるような場面が必要であるなあと無意識に考えていたに違いないのだった。
まああのラストでもべつにいーんだけど。白人と先住民の母ちゃん同士が母性という共通項を通じていつしか家族同様に結びつきましたという感じか。しかも舞台が国境で、民族の境界を乗り越えてというわけだから脚本としてはできすぎなぐらいのもんだ。
捨ててしまった赤ん坊を拾ってきて母親に返す場面は最高だ。二人が入ってきても部屋にいる男たちは何も言わない(これは、この映画が女性の映画ですよということを端的に示している)。ただアラブ人の母親が赤ん坊に話しかける異国語だけが響く。女たちも無言で部屋を去る。そして帰りの車の中で、さっき起きたことは奇跡かもしれないということをたどたどしく話す。捨てた理由などとっくに忘れている。うーむ素晴らしい。
監督は私と同年。今後どんどんいい映画を作ってくださいとの願いを込めて7点。8点以上は取っておきます。
アンギラスさん [映画館(字幕)] 7点(2010-04-11 09:17:14)
1.《ネタバレ》 とっても地味な映画だったのですが、良く出来た映画だったと思いました。辺り一面が真っ白な風景で描かれるサスペンスは緊張感がありました。トレーラーハウスを買うことすら夢という貧困層の現状がイヤにリアルに描かれていたので、サブプライムローン問題が騒がれていた時期に公開した方が面白かったのでないでしょうか。
白銀の荒野に突然響く銃声や、終盤に二人の母親の感情が入れ替わる展開が素晴らしかった。
民朗さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-13 11:25:20)
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【点数情報】

Review人数 40人
平均点数 6.72点
000.00%
100.00%
200.00%
312.50%
412.50%
5512.50%
61127.50%
7717.50%
81332.50%
925.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
chart

【アカデミー賞 情報】

2008年 81回
主演女優賞メリッサ・レオ候補(ノミネート) 
脚本賞コートニー・ハント候補(ノミネート) 

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