今夜、ロマンス劇場でのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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今夜、ロマンス劇場で

[コンヤロマンスゲキジョウデ]
2018年上映時間:109分
平均点:6.17 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-02-10)
ドラマラブストーリーファンタジー
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タイトル情報更新(2024-01-27)【にじばぶ】さん
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監督武内英樹
キャスト綾瀬はるか(女優)美雪
坂口健太郎(男優)健司
本田翼(女優)成瀬塔子
北村一輝(男優)俊藤龍之介
中尾明慶(男優)山中伸太郎
石橋杏奈(女優)吉川天音
柄本明(男優)本多正
西岡徳馬(男優)成瀬撮影所所長
加藤剛(男優)病室の老人
山本浩司(俳優)(男優)
今野浩喜(男優)
山下容莉枝(女優)
鶴田忍(男優)
竹中直人(男優)
池田鉄洋(男優)
酒井敏也(男優)
出演ハンフリー・ボガートリック(劇中使用映画「カサブランカ」)(ノンクレジット)
イングリッド・バーグマンイルザ(劇中使用映画「カサブランカ」)(ノンクレジット)
音楽住友紀人
撮影山本英夫〔撮影〕
製作石原隆〔製作〕
フジテレビ
ホリプロ
電通
配給ワーナー・ブラザース
美術原田満生
赤松陽構造(タイトルデザイン)
藤原カクセイ(三獣士デザイン/特殊造形)
衣装宮本まさ江(衣裳)
伊藤佐智子(衣装デザイン(綾瀬はるか))
ヘアメイク豊川京子
録音加藤大和
照明小野晃
その他住友紀人(piano&sax)
NHK(音源協力)
石井輝男(劇中使用映画 新東宝映画「女王蜂の怒り」監督)
あらすじ
時は昭和30年代、日本。娯楽産業として隆盛期にあった映画会社で、牧野健司(坂口健太郎)は下っ端の助監督を務めていた。彼の密かな楽しみは、営業終了後のロマンス劇場で廃棄予定の古い映画を見せてもらうこと。ある映画に出てくるお転婆な姫(綾瀬はるか)に彼は恋していたのだ。件の映画フィルムが収集家に売却されるとの悲報を聞いた夜のこと、奇跡は起きた。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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3.《ネタバレ》 まったく事前情報なしで見始めて、苦手なファンタジーだったので、ちょっと後悔。ただ、30分過ぎた頃からぐっと入り込めて、最終的には記憶に残る映画になった。それは、この映画がもちろんラブファンタジーでありながら、一方で、仕事よりも愛を選んだ男のリアルなストーリーにもなっているからだと思った。
主人公は映画作りに情熱を燃やしていて、監督になるチャンスを掴みながらも、それを姫との愛のために、明確に捨てるのだった。実際、主人公が書いていた脚本は日の目を見ず、自身が監督になることもないまま、映画は斜陽産業となり、撮影所は潰れ、そして引き継いだロマンス劇場もなくなる。主人公が愛と引き換えに失ったものは、とても大きかった。
ただ、この映画の素晴らしいところは、そんな主人公の人生が、最後に報われるところを描いているところだ。一つはもちろん姫との愛によってなんだけど、もう一つはささやかだけど秘密に満ちた主人公の人生が、病院の看護師によって聞かれ、読まれることになる点にある。現代に向かって、映画の脚本という形でストーリーが進み、最後につながる、そういうこの映画の構造は、単に一本のストーリーで描くよりも、主人公の人生の意味を際立たせており、秀逸だと感じた。
そう考えると、映画の中戻ったラストシーンは、本当に必要なのか?、自分にとってはよくわからなかった。せっかく途中からリアルな男の人生に寄り添って見たのに、最後ファンタジーの世界に引き戻されてしまったからだ。もしかしたら本当は、主人公に過剰に肩入れなどせずに、気楽にファンタジーとして楽しんでもらいたい映画なのかな、とさえ思えて、ちょっとだけ残念だった。
とはいえ、坂口健太郎の好演もあって、男性にも薦められる珍しいラブファンタジー映画だと思った。
ぽん太さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-05-01 21:02:34)(良:1票)
2.《ネタバレ》 ネタバレあります。ご注意ください。

絵本やアニメのように人の手で生み出されるキャラクターと違い、実写映画の登場人物には、演じる役者本来の人生があります。しかし姫には、俳優の人格が存在しませんでした。あくまでフィルムの中の世界限定、物語の住人として彼女は生を受けた訳です。しかも、姫は自分が物語のために創作された人物と気づいていました。作品が上映されている間のみ、限られた空間と時間の中で繰り返される人生。それが当たり前なら、自身の境遇を嘆くこともないでしょう。しかし、姫はフィルムの外の世界を知ってしまいました。色鮮やかな美しい世界。決められた台詞や動きに縛られない自由。愛する人との記憶が積み重ねられていく充実感。彼女にとってこちらの世界は楽園に思えたはずです。しかし、異なる世界の交流は、世の理(ことわり)に反しました。モノクロの肌に化粧で色付けできるのも、ずぶ濡れの衣服が一瞬にして乾くのも、2人が理を外れている証。理に背き恩恵を得た代償は、人に触れてはいけない、愛する者の温もりを感じられない罰でした。愛しあう2人は甘んじてその罰を受けいれたのです。2人は数十年に渡り罰を受け続けた末、男は天寿を全うしました。今度は彼が、姫がいるべき世界へ身を委ねる番です。
さて、同様の構造を有する物語として『人魚姫』が挙げられます。住む世界が違うという意味では『ロミオとジュリエット』も同じ。ご承知のとおり、これら作品の結末は悲劇です。しかし『人並な幸せが一番』という価値観の中では避けられぬ結末でした。そういう意味で、本作で2人が選択した『幸せのかたち』は異例中の異例だったと思います。劇中の昭和30年代日本では勿論のこと、同性愛をカミングアウトし、障がいを個性と捉える『多様性を認め始めた現代日本』においてさえ、画期的な決断であったと考えます。2人の選択を『幸』と捉えるか『不幸』と捉えるか、観客の価値観によってその判断は大きく分かれるはずです。
姫は人であって人でなく、その内面に複雑な思いを封じ込めている極めて難しいキャラクターでした。この難役を綾瀬はるかさんが見事に演じきったと思います。同じ美女なら30代より20代(失礼)、触れられる方が絶対良い訳はずなのに、主人公が姫を選んだ決断に違和感がないのは、単にラブストーリーというフィルターだけでなく、数々の映画で『主演女優』の大役を引き受けてきた綾瀬はるかさんの『女優の格』が成し得た奇跡と考えます。見くびっていたつもりはありませんが、綾瀬はるかさん、凄い女優さんです。
目隠シストさん [インターネット(邦画)] 7点(2020-09-30 18:24:58)(良:1票)
1.キャバクラに行ったら綾瀬はるかが出て来たのにおさわり禁止という苦行のようなラブロマンス。
どう考えてもさわり放題の本田翼の方がいいに決まってる。
それでも、ラストが切なくて、ちょっと泣きそうになったよ。
あと、どうでもいいことだけど、白黒だと名作風なのに色が付いた途端に平凡になっちゃうね。
もとやさん [地上波(邦画)] 7点(2020-06-01 21:42:26)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 6.17点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4313.04%
5521.74%
6730.43%
7313.04%
8313.04%
928.70%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review2人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 9.00点 Review2人
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