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アジア三面鏡2018 Journey

[アジアサンメンキョウニセンジュウハチジャーニー]
Asian Three Fold Mirror 2018 Journey
2018年上映時間:83分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-11-09)
ドラマオムニバス
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タイトル情報更新(2019-07-22)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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監督松永大司
キャストニコラス・サプットゥラ(男優)第三話「第三の変数」 ケンジ (三作品に出演)
長谷川博己(男優)第二話「碧朱」 鈴木
音楽リン・チャン
あらすじ
東京国際映画祭と国際交流基金アジアセンター連携事業の一環として製作されたアジア・オムニバス映画製作シリーズ第二弾。中国のとある母娘の諍いと心の葛藤を描いたデグナー監督による「海」、ミャンマーに高速列車の導入のため赴任した日本人技術者の心情を描いた松永大司監督による「碧朱」、日本を訪れた倦怠期のインドネシア人夫婦が経験する奇妙な体験を描いたエドウィン監督による「第三の変数」、の三作からなる。
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1.《ネタバレ》 国際交流基金アジアセンターによる「響きあうアジア2019」の一環として、閉館が決まった有楽町スバル座で行われた上映会にて鑑賞。全体を通して、それぞれの監督のお国柄が出ていると言ってもいいかも。「海」は、見ていてイラつくぐらいに感情的で自己中心的な母親が娘の存在を無視するかのごとくにまくしたてる。娘も無気力を装ってあからさまには反抗しない。日本の母娘だと、ここまで描くと違和感があるかも。でも、亡夫(父)の遺灰を海に流したことで心のバリアが解き放たれ、共に生きることの大切さに気付いていく。このあたりの心の動きは国による違いなどない世界。観終わってみれば寧ろ清々しい。「碧朱」(監督による造語)は、途上国を支援することが当たり前と感じている先進国の人間が、現地の生活に触れ、心を寄せていく中で、自分たちの歩んできた道が果たして正しいのか?、失ってしまった大切なものがここにはあるのではないか?、何より自分のしようとしていることは求められていないのではないか?人間のあるべき姿を見直していく過程がコンパクトに優しく描かれている。「第三の変数」は、日本人夫婦の物語として捉えると、エロティックで異常とも考えてしまうけれど、急速に近代化しつつある国の夫婦にはある意味純粋な行動として受け入れてしまっていることに、夫婦の性的な関係の重要性への光の当て方がこうも違うかと感じた。全体的に奇をてらうこともなく丁寧に作られていて、題名の「三面鏡」をテーマとして、今のアジアを断片的ではあるけれど解りやすく表現しているオムニバス作品と感じた。
ちなみに、共通配役のニコラス・サプットゥラは「碧朱」と「第三の変数」はいい味を出しているけれども、「海」の無理やり感はちょっとどうかなと思った。特に1作目だし、事前に共通配役と言うことも含めて彼を知らなければ、意味不明のカットに思われないだろうか?少なくとも自分はそう感じた。
タコ太(ぺいぺい)さん [映画館(字幕)] 7点(2019-07-24 09:53:26)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
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400.00%
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600.00%
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800.00%
900.00%
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