デッド・ドント・ダイのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 テ行
 > デッド・ドント・ダイの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

デッド・ドント・ダイ

[デッドドントダイ]
The Dead Don't Die
2019年スウェーデン南アフリカ上映時間:104分
平均点:4.88 / 10(Review 17人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-06-05)
ホラーコメディ
新規登録(2020-03-07)【envy】さん
タイトル情報更新(2022-06-27)【envy】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ジム・ジャームッシュ
キャストビル・マーレイ(男優)クリフ・ロバートソン
アダム・ドライバー(男優)ロナルド・ピーターソン(ロニー)
ティルダ・スウィントン(女優)ゼルダ・ウィンストン
クロエ・セヴィニー(女優)ミネルヴァ・モリソン(ミンディ)
スティーヴ・ブシェミ(男優)ミラー
ダニー・グローヴァー(男優)ハンク・トンプソン
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(男優)ボビー・ウィギンス
ロージー・ペレス(女優)ポージー・フアレス
イギー・ポップ(男優)コーヒー・ゾンビ
RZA(男優)ディーン
キャロル・ケイン(女優)マロリー・オブライエン
セレーナ・ゴメス(女優)ゾーイ
トム・ウェイツ(男優)ボブ
エスター・バリント(女優)リリー
オースティン・バトラー(男優)ジャック
脚本ジム・ジャームッシュ
撮影フレデリック・エルムズ
美術アレックス・ディジェルランド(プロダクション・デザイン)
ランドール・バルスマイヤー(タイトル・デザイン)
その他ブルース・キャンベル(personal thanks)
ダニエル・クレイグ(personal thanks)
デヴィッド・クローネンバーグ(personal thanks)
サム・ライミ(personal thanks)
あらすじ
極地での大規模工事が元で地軸がズレて天変地異が起きているとの報せが流れる中、アメリカのとある田舎町のダイナーで凄惨な殺人事件が起きる。犯人はあたかもゾンビであるかのような奇怪な事件。しかし、ほどなくして町にはゾンビが溢れ出し、3人だけの警官と数名の町民が「頭を殺れ!」を合言葉に立ち上がる。果たして彼らの運命は?!カンヌ国際映画祭の常連、ジム・ジャームッシュ監督がビル・マーレイを主演に迎えて贈るゾンビ・コメディ。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(7点検索)】[全部]

別のページへ(7点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
3.《ネタバレ》 今やサメ映画の次くらいに激戦区となっている、ゾンビ映画。ジム・ジャームッシュまでがそこに手を出すか?といったところですが、そもそもロメロ以降のゾンビってのは、この「伝染性」に特性がある訳で。歩きスマホやってる連中を周りから見れば、ゾンビそっくり、ということになるし、そういう連中が世の中どんどん増えてくるのがこれまたゾンビそのもの。だけど、そんな事を言ってる自分もまた、別の面では、周囲から見ればゾンビそっくりと思われているような行動を取っているのかも知れない。そういう自覚を何となく持ちつつも、何を改めるワケでもなく、そのメタ性がまたいかにも、ゾンビ映画的。
羽田圭介の「コンテクスト・オブ・ザ・デッド」じゃないけれど、ゾンビ映画というジャンル自体がやたら、設定ありき、ルール先行型の世界。ゾンビは歩くべきものなのか、それとも走ってもよいものなのか、とか言うことも気が付いたらどうでもよくなり、単なるバリエーションとして、相対化されていく。メタファーとしてのゾンビは、やがてメタとしてのゾンビ映画となり、パロディ化され、自己言及され、量産化されるゾンビ映画はまさに、「“ゾンビ映画”ゾンビ」、と言ったところか。
何と言うか、対象を突き放して、その存在価値を認めなくなったら、その人にとってはあらゆる対象が、ただ無意味かつ目障りに生き残り続ける「ゾンビ」、になっちゃう。
というそのゾンビ映画というジャンルに手を出す以上、「この監督だから、この程度でいいよね」では済まないぞ、となる訳ですが、さて、この作品。ははは。どうなんでしょうね。
私は結構、楽しんだんですが。
少なくとも、終盤、ゾンビたちにパトカーが取り囲まれる場面のあの不気味さ。ホラー映画としては上々のシーンではないでしょうか。パトライトに照らされるゾンビたちがパトカーをのぞき込んでくる、あのヤな感じ、充分、夢に出てきそうです。
途中も、ゾンビに食い殺される残酷シーンがありつつも、どちらかと言うとノンビリしていて、 ビル・マーレイとアダム・ドライバーのトボけた味わいが、何とも言えず。この二人、自分たちが映画の登場人物であるという自覚もあるらしく、お約束的にメタ性を盛り込んでますが(スターウォーズ!)、はたまたその二人ですら予想しなかったハチャメチャな展開まで待ち受けてますが(UFO!)、ちゃんとペシミスティックな世界観でホラーらしく締めくくっていて、意外な「意外性」が感じられるのが、結構、良かったかな、と。
結局、この田舎町も淡々と滅んでいくしかない(教訓としては、ゾンビには関わらない方がよい、って事くらいでしょうか)のですが、人間が滅んでもカントリーソングだけはこの田舎町にしぶとく残っていきそうな。そんな作品でした。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-05-01 16:07:22)★《新規》★
2.《ネタバレ》 興味深い映画だった。

どこかとぼけてるジャームッシュ。
今の殺伐としたアメリカでは、かなり彼は責められたんじゃないか?
そこで、なぜお前は落ち着いてるんだと言われて、
俺は古き良きアメリカに住む男、もう現代の欲にまみれた世界に
うんざりしてる世捨て人みたいな男なんだから、という
つぶやきが聞こえてきそうな映画だった。

金の亡者こそゾンビだと、トムウェイツの口から、言わせてる。
彼の演じる世捨て人こそ、ジャームッシュなんだろう・・
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2020-12-19 14:01:06)
1.《ネタバレ》  これだけ映画の雰囲気と現実世界の空気がマッチした状態で見た映画というのも珍しく。東京アラートが発令されている中、六本木ヒルズは屋外こそそれなりの人通りがあるものの、シネコンの中は閑散としていて、この映画を上映しているキャパ520余の最大スクリーンには観客が10人ほど。ディストピア感漂よう東京で出会うゾンビ映画、その寂寥感を堪能してしまったわ。

 ジャームッシュってことで、わりとオシャレ系なオフビートなカンジのゾンビものが見られるのかしら?(くらいにしかイメージできない程度にしかジャームッシュ映画見てない)と思ってたのだけど、フツーにB級ゾンビ映画で、メタとかオマージュとか映画ネタとか散りばめた中学生臭さが漂っていて、オタク感ハンパない、みたいなシロモノ。そういうところ、楽しんじゃったけどね。
 ゾンビって存在にメタファー盛り込みながら結局はそれをモロに説明しちゃうあたりの真っ直ぐっぷりというか、不粋さがむしろ潔いと思ったけれど、それをアタマでは理解していても、じゃあ自分はここに描かれたゾンビ達とは違う、って言えるのか?っていうと、無理ね。つまり、そういうことでしょ?って映画。

 田舎町に漂う寂れた空気に、コミュニケーションが希薄になってゆく感覚が重なって、更にそれを見ている状況が重なって、そういう映画体験もまためぐりあわせなのね、としみじみ感じたわ。もう人類は元には戻れないのかもしれない、それはリアルだものね。だから新型コロナ流行以前にこれを見ていたら、それはまた全く違った感想になったかもしれなくて。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2020-06-08 20:38:00)
別のページへ(7点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 4.88点
000.00%
115.88%
200.00%
315.88%
4317.65%
5847.06%
615.88%
7317.65%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 1.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 1.00点 Review1人
4 音楽評価 3.00点 Review1人
5 感泣評価 1.00点 Review1人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS