私の中のもうひとりの私のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ワ行
 > 私の中のもうひとりの私の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

私の中のもうひとりの私

[ワタシノナカノモウヒトリノワタシ]
Another Woman
1988年上映時間:81分
平均点:6.56 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-04-19)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ウディ・アレン
キャストジーナ・ローランズ(女優)マリオン
ミア・ファロー(女優)ホープ
ジーン・ハックマン(男優)ラリー
イアン・ホルム(男優)ケン
ジョン・ハウスマン(男優)マリオンの父
ブライス・ダナー(女優)リディア
サンディ・デニス(女優)クレア
マーサ・プリンプトン(女優)ローラ
フィリップ・ボスコ(男優)サム
ベティ・バックリー(女優)キャシー
ハリス・ユーリン(男優)ポール
フランセス・コンロイ(女優)リン
ケネス・ウェルシュ(男優)ドナルド
脚本ウディ・アレン
撮影スヴェン・ニクヴィスト
製作ロバート・グリーンハット
ジャック・ロリンズ
製作総指揮チャールズ・H・ジョフィ
美術サント・ロカスト(プロダクション・デザイン)
ジョージ・デ・ティッタ・Jr(セット装飾)
衣装ジェフリー・カーランド
編集スーザン・E・モース
その他ジュリエット・テイラー(キャスティング)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(7点検索)】[全部]

別のページへ(7点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
7.《ネタバレ》 少し違うけどアガサ・クリスティーの『春にして君を離れ』を思い出してしまった。んでもって本作を見終わってから読んでしまった。どちらも、自分の認識している「自分」と周囲の認識している「自分」の乖離がもたらす苦々しいドラマ。ラストは違うが。本作のほうが百倍救いがあってホッとなる。決定的に違うのは、やっぱり第三者にズバッと本質をつかれたことだろう。しかも直接言われたわけじゃない。隣室のカウンセリングの会話で自分を客観的に見ざるを得なくなる。面と向って言われれば、むしろ反発して終わりだったかもしれない。『春にして~』のジョーンの場合、嫌味を言われることはあっても、客観視できるような機会はなかったことが悲劇的なラストになる。そして2人の夫も好対照。マリオンの夫は堂々と彼女を裏切るが、ジョーンの夫はそれをしない。気持ちは他の女性に動いていても、行動しない。これには何よりマリオンが経済的に自立した女性だったことも大きいだろう。ジョーンは専業主婦で夫の庇護がなければ生きていけない、というのは、夫にとっても重い枷になるのだということがよく分かる。・・・30歳からシナリオを書くようになったんだけれども、恐らく小説も、いや創造し表現するという作業には須らく共通するだろうが、当然の如くこれらの作業は自分と向き合うことを強要してくる。実にツライ。自分の醜い部分をこれでもかと見せ付けられる。当たり前だが、人には百人百様のモノサシがあり、似通っているものはあっても誰のものとも一致することはないし、立場が違えば同じモノでも形が違って見えるのだ、ということを、案外、自分も含めて人は分かっていないということに気付かされ愕然としたものだ。人間死ぬまで発展途上であると肝に銘じたわけだが、下手すると忘れてしまう。でもこういう映画や小説に接すると、思い出させてくれる。マリオンやジョーンのような志向は人間ならば誰にでも大なり小なりあるはずだが、そのことについて自覚が無いことほど恐ろしいものはない。マリオンは自覚できたから、救われたのだ。もちろん同じことが起きても誰にでも自覚できるわけではない。ジョーンは多分一生あのまま・・・、恐ろしい。
すねこすりさん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-05 00:57:04)
6.生き方について、とても考えさせられる作品でした。
気づかない内に人を傷つけたりするってことはありますからね・・・・・・。
ただ、自分が知っている自分の姿と他人が知っている自分の姿のどちらが本当の自分の姿なのかというのは非常に難しい問題ですよね。
また、もう少し年齢を重ねたときに見てみたい作品です。
TMさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-16 21:25:51)
5.《ネタバレ》 なんだか心を揺さぶられる映画だったわ。 小さい頃から感情のままに行動するのを避けて、すべてを頭でコントロールしようとしてきたマリオン(知的な人には多いタイプよね)…なんでも理性で処理しようとしてきたから、感情的なことになりそうな場面(弟の奥さんとの話とか、ラリーからの熱烈アプローチとか)は努めて避けてきた(感情のパワーを制御する自信がなかったから?)。 ところがある日隣の部屋から聞こえてくる会話を聞いたことがきっかけで、自分の人生を振り返りはじめちゃって…すべてをうまくコントロールしてあらゆる成功を収めてきたつもりが、実は見たくない部分から目をそらしてきただけだったってことに気付いてしまう…。 ミア・ファローの「今日とってもかわいそうな女性に会って…」のくだりなんて、ホント胸に突き刺さるようでアタシも聞いてて辛かったわ。 でも、マリオンのような強さのある女性なら、こんな事実をつきつけられて一度は落ち込んでも、この映画のようにまた見事に立ち直れるかもしれないけど、弱い人だと…どうかしらね? 50歳でこの状況に立たされてマリオンのようにしなやかに対応できる人って稀だと思うわ。 アタシは個人的に、本当の自分の姿って見えないほうが幸せだと思うの。 嫌なところも含めた自分の本当の姿を見せつけられて、それでも冷静でいられる人がいたら、その人はもはや人間じゃないわ。 人間知らないほうがいいこともたくさんあると思うのよ。 人が自分を本当はどう思ってるか、とかね。 …とにかく、自分の生き方も含めていろいろと考えさせられる、とっても知的な映画だったわ。 あ、あとジーナ・ローランズがすごかったわー。 彼女の表情の変化を見てるだけで、マリオンの心の内が手に取るようにわかるの。 いい女優さんだわー、ホントに。
梅桃さん [地上波(字幕)] 7点(2004-04-27 20:59:57)(良:1票)
4.まった~りしていて良かった。
この映画のよいところは、話の内容と音楽が素晴らしいほどに合っていた所だと思う。
大人になってから見ると、また違った面白さを発見できるんだろうなぁ。
kokayuさん 7点(2004-02-29 22:46:24)
3.過去の自分を振り返ってしまうことは今でもあるけれど、いつかもっと真剣に過去の自分と、これからの自分を考えるときが来るんですね。50歳をくぎりに、過去の自分の人生と向き合う女性の心理がうまく表現されていました。素敵です。
civiさん 7点(2004-02-22 23:21:58)
2.地味に良い。いや地味だからこそ良い。とりわけ主人公と同年代の人には心に光が、それも一本のローソクがやんわりと灯るような感慨にふけることができるのではないか。否定から始まった人生に悔いを覚え、動揺さえするのだが、だからといって極端な自己肯定に走ってやり直しを試みるわけでもない。あくまでも穏やかに、たおやかにセカンドライフを見つめ直そうとする姿勢に、年輪の重み、人間としての「成熟」をうまく映し出している。また、ジーナローランズをキャスティングしたセンスも光る。女性には相当苦労したであろうウディ・アレンだが、浮世の苦労もムダではなかった。「イイ女優」を見抜く目は確かなようだ。心地良い静穏がハートを満たす作品である。
給食係さん 7点(2004-02-21 22:40:02)
1.哲学的、回想的、懐古趣味的、ですが好きです。ハックマンとローランズのラブシーンが綺麗。年寄りカップルのラブシーンとして1,2を争うのでは。ラストもかすかにすがすがしいです。
tamecatさん 7点(2003-04-14 22:20:36)
別のページへ(7点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.56点
000.00%
100.00%
200.00%
316.25%
416.25%
500.00%
6425.00%
7743.75%
8212.50%
916.25%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS