リコリス・ピザのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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リコリス・ピザ

[リコリスピザ]
Licorice Pizza
2021年上映時間:133分
平均点:6.50 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-07-01)
ドラマコメディ青春ものロマンス
新規登録(2022-01-14)【Cinecdocke】さん
タイトル情報更新(2023-01-30)【Cinecdocke】さん
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監督ポール・トーマス・アンダーソン
キャストアラナ・ハイム(女優)アラナ・ケイン
クーパー・ホフマン(男優)ゲイリー・ヴァレンタイン
ショーン・ペン(男優)ジャック・ホールデン
トム・ウェイツ(男優)レックス・ブラウ
ブラッドリー・クーパー(男優)ジョン・ピーターズ
ベニー・サフディ(男優)ジョエル・ワックス
マーヤ・ルドルフ(女優)ゲイル
ジョセフ・クロス(男優)マシュー
ジョン・C・ライリー(男優)フレッド・グウィン
脚本ポール・トーマス・アンダーソン
音楽ジョニー・グリーンウッド
挿入曲デヴィッド・ボウイ"Life On Mars?"
ポール・マッカートニー"Let Me Roll It"
ザ・ドアーズ”Peace Frog”
ビング・クロスビー”Ac-Cent-Tchu-Ate The Positive”
撮影ポール・トーマス・アンダーソン
製作ポール・トーマス・アンダーソン
配給パルコ
ビターズ・エンド
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4.《ネタバレ》 1970年代のアメリカを舞台に、恋に仕事に夢にと充実した毎日を送る若者たちの成功と挫折をほろ苦く描いた青春ドラマ。監督を務めるのは、ハリウッドでも今や特異な地位にいる鬼才ポール・トーマス・アンダーソン。主演には、彼と何度も一緒に作品を創り続けてきた名優、故フィリップ・シーモア・ホフマンの息子であるクーパー・ホフマン(これがデビュー作らしい)。特に何事が起こるわけでもない平凡な若者たちの取るに足らない日常を淡々と描いているだけなのに、なんだろう、最後まで心地よく観ることが出来ました。「ここが凄く良かった!」と声を大にして言える魅力は特にないのに、観終わったときには変な満足感。ここらへんはやはりアンダーソン監督の長年培ってきた力量がなせる技なのかな。脇を固める何気に豪華な役者陣――ショーン・ペンやブラッドリー・クーパーも短い出演時間ながら、心に残る印象的な演技を見せてくれます。正直言って脚本が良かったわけでもないし、映像もそんなキレイでもなかったし、主演2人も特に魅力的だったわけでもないし、ホント何が良かったか分からないけれど、なんか良かったです、これ。自分でもよく分かんないです(笑)。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2023-08-14 09:51:50)
3.《ネタバレ》 アンダーソン監督は、映画通に評価高いんだけど、
なるほど、どの作品も面白い素材を扱ってるなぁって気はしてた。しかし、
どストレートの青春もので、この質の高さは、やはりこの監督、すごいと
思わざるをえない。

年上の女性との、ひと夏の思い出って内容は、アメリカ映画で、ニューシネマが流行ってた頃も、
スター俳優を起用した映画などで、70年ごろに結構、創られ続けていた。
例えば、「おもいでの夏」など。
ツルゲーネフの「初恋」みたく、苦い思い出になりがちな内容だったが、
この映画は違う。

年下のお坊ちゃんに幻滅はするものの、やはりラストは、ヤッターって感じだ。
いいね、この鑑賞後の気持ちのよさ。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2023-05-28 22:48:53)
2.《ネタバレ》 題名の『リコリス・ピザ』とは1970年代に南カリフォルニアに実在したレコード店の名前であり、
LPレコードを意味するスラングだという。
1973年のあのときにフィーチャーした一曲一曲の世界観が、15歳少年と25歳女性の恋物語を形作っていく。

近づいたり、すれ違ったり、寄り道したり、想いをなかなか告げられずに…と初々しい。
初主演ながらアラナ・ハイムとクーパー・ホフマンが自然体で体現してみせる。
決して美人ではないのに従順ではないエネルギッシュさを宿すヒロインに少年が惚れないわけがない。
そんな口達者で度胸もあり背伸びしていて幼さを残す少年役のホフマンに名優であった亡き父親の面影を見た。

初期作『ブギーナイツ』と『マグノリア』の軽快さはそのままに肩肘を張らず気楽に見られる、
ポール・トーマス・アンダーソンの演出は円熟味を増している。
彼は二人を未来も分からぬ航海に前に向けて送り出す。
二人は手を繋ぎ、走って、走って、走り続ける。
そのショットが最高に美しく多幸感に満ちていた。
Cinecdockeさん [インターネット(字幕)] 7点(2023-01-28 20:09:54)
1.《ネタバレ》 PTAにしてはずいぶんドストレートな青春映画だなーと。
もちろん拗らせてはいるんだけど過去作のように「観ていてひりひりするような」感情はなし。
それでいてしっかりと時間を気にせず楽しめる作品なおだからさすがでした。
ハイム三姉妹の出演もそうですが、故・PSホフマンの息子、クーパー・ホフマンの映画デビュー作とは思えない演技はさすがに父譲りだな、と思いました。
クリムゾン・キングさん [映画館(字幕)] 7点(2022-07-15 01:10:13)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.50点
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100.00%
200.00%
300.00%
4112.50%
5112.50%
6112.50%
7450.00%
800.00%
9112.50%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

2021年 94回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞ポール・トーマス・アンダーソン候補(ノミネート) 
脚本賞ポール・トーマス・アンダーソン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2021年 79回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)アラナ・ハイム候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)クーパー・ホフマン候補(ノミネート) 
脚本賞ポール・トーマス・アンダーソン候補(ノミネート) 

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