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ライトハウス

[ライトハウス]
The Lighthouse
2019年上映時間:109分
平均点:6.67 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-07-09)
ドラマサスペンスモノクロ映画ミステリー
新規登録(2022-05-30)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2023-02-08)【Yuki2Invy】さん
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監督ロバート・エガース
キャストウィレム・デフォー(男優)トーマス・ウェイク
ロバート・パティンソン(男優)イーフレイム・ウィンズロー
脚本ロバート・エガース
音楽マーク・コーヴェン
製作ロバート・エガース
製作総指揮クリス・コロンバス
アーノン・ミルチャン
配給トランスフォーマー
あらすじ
孤島の灯台守として赴任してきた2人の男。ベテランのトーマス・ウェイクと新人のイーフレイム・ウィンズロー。これから4週間は、2人きりで灯台に住み込むことになる。業務指示書を無視し横柄な態度をとるウェイクに、ウィンズローの我慢も限界を迎る寸前。それでもどうにか任期が終わろうとしていた矢先、大嵐が灯台を襲う。
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2.《ネタバレ》 19世紀末、ニューイングランド。絶海の孤島に建つ灯台を管理するために雇われた青年と彼を管理教育することになるベテラン灯台守。4週間という約束で、彼らは荒れ狂う海に囲まれたこの地へとやってくる。海鳥以外誰もいない不毛の地で、ただひたすら作業に従事する2人だったが、致命的なまでの性格の違いから彼らの間に徐々に不穏な空気が漂い始める。それもこれもあと数日の辛抱だと仕事に没頭する青年。ところが、迎えの船がやってくるはずの日に激しい嵐が島を襲い……。長引く孤独な生活から徐々に狂い、やがて破滅へと向かう2人の男をモノクロ映像という独創的なタッチで描いた不条理劇。分かりやすい娯楽性など皆無、終始重苦しい雰囲気で最後まで淡々と進むいわゆるアート系の作品なのですが、計算されつくした美しい映像と終始繰り返される印象的なアフォリズム、何よりロバート・パティンソンとウィレム・デフォーという新旧実力派俳優の熱演とで最後まで興味深く観ることが出来ました。冒頭から絶えず鳴らされる不穏なサイレン音が観客の不安感を煽り、終始不快な言動を繰り返す灯台守たちの存在も相俟って、観ているこっちまで気が狂いそうになってくるのは監督の狙いが成功している証。何度も主人公にちょっかいを掛けてくる海鳥だとか、幻想の中で現れるグロテスクかつエロティックな人魚など、一つ一つのアイテムの扱い方も巧い。灯台の光に偏執的な愛情を注ぐ先輩灯台守と過去の罪から逃れるためにやって来た主人公との濃厚な会話劇も深みがあり、見応えありました。何より単純にモノクロ映像が全て美しい!!そこまで自分の好みではなかったですが、充実した映画体験をさせていただきました。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2022-10-26 07:35:08)
1.《ネタバレ》 孤島の灯台守として赴任した熟年男性2人。肉体的にも精神的にもハードな仕事であるのは間違いありませんが、期間は4週間のみ。悪天候のためすぐに交代が叶わなかったとしても、精神を病み発狂するほどの状況とは思えません。ウィンズローが狂ったのは、深刻なトラウマを抱えていたからでした。外界と遮断された中で強いられる肉体労働。夜中止むことなく鳴り響くサイレン。上役の理不尽な仕打ち。ストレスフルな状況下においてアルコール摂取量が増えるに連れて、自身が犯した罪と向き合う時間も長くなったことでしょう。辛く苦しいとき人が選ぶのは「現実逃避」と相場が決まっています。セイレーンやオクトパス(クラーケンかな?)が出現し、灯台の灯りに神秘的な力を感じたとしても何ら不思議ではありません。結局は自身が犯した罪の重さに押し潰されて自滅した結末と解します。もちろん劇中2人が口走ったように「そもそもウィンズローは灯台にさえ来ていない」あるいは「トーマス・ウェイクは人形を使って呪いをかけていた」との解釈を採用するのも可能であり、そんな懐の深さが本作の魅力と言えましょう。
今や独自のホラージャンルを築いたA24。本作もブランドの信頼を裏切らぬハイクオリティ&ハイセンスな作品でしたが、一筋縄ではいかぬアク強めな作風で大衆向け映画とは言えなさそうです。人魚の生殖器とかなかなかにグロテスク。初めて見ました。
目隠シストさん [インターネット(吹替)] 7点(2022-05-31 22:20:52)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.67点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6350.00%
7233.33%
8116.67%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

2019年 92回
撮影賞 候補(ノミネート) 

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