丹下左膳 百万両の壺のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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丹下左膳 百万両の壺

[タンゲサゼンヒャクマンリョウノツボ]
2004年上映時間:115分
平均点:5.94 / 10(Review 17人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-07-17)
ドラマコメディ時代劇リメイク小説の映画化
新規登録(2004-05-16)【紅蓮天国】さん
タイトル情報更新(2017-10-09)【イニシャルK】さん
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監督津田豊滋
助監督アベユーイチ
キャスト豊川悦司(男優)丹下左膳
和久井映見(女優)お藤
武井証(男優)ちょび安
野村宏伸(男優)源三郎
麻生久美子(女優)萩乃
金田明夫(男優)柳生対馬守
柏原収史(男優)鈴川十郎
渡辺裕之(男優)七兵衛
豊原功補(男優)用心棒
坂本三佳(女優)お滝
渡辺篤史(男優)音吉(友情出演)
福本清三(男優)
堀内正美(男優)峰丹波
田中千絵(女優)
原作林不忘
脚本江戸木純
三村伸太郎(オリジナル脚本)
音楽大谷幸
撮影津田豊滋
製作日活(「丹下左膳 百万両の壺」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「丹下左膳 百万両の壺」製作委員会)
プロデューサー江戸木純
特撮オダイッセイ(オープニングタイトル演出)
美術松宮敏之
編集津田豊滋
その他文化庁(支援)
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5.《ネタバレ》 丹下左膳には、鑑賞のコツがいる。
これ一本観ても、さほど面白さが分からない。

丹下左膳は何本かあるが、基本ストーリーは同じである。
ただ、ラストのこけ猿の壺についての落とし前をどうするか、
そこを職人監督が、競って面白くしてるのだ。

本作は、平成以降の丹下左膳。
ホームドラマ風の左膳である。
そして、いじめやら浮気やら、いかにも現代的。

昭和の監督たちは、こけ猿の壺の奪還作戦など、チャンバラ重視である。
自分はそっちの方が好きなのだが、今の人は好まないらしい。
スタイリッシュな豊川丹下である。
ラストの殺陣は、カッコイイ。グッド。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2024-03-10 21:17:28)
4.《ネタバレ》 大傑作とはいえないにしろ、面白く出来てますよ。僕もオリジナルをみてから本作をみましたが、会話の妙、間は踏襲しつつ、アクションの面では新しい魅力も加わっているし、また麻生久美子も見れたし、満足な一本でした。オリジナルと比べるとカメラの感覚というか、人物との距離感が本作の方が遠かった気がします。それがどういう効果を生んでいるのかは知りませんが、すくなくとも、オリジナルのような近さで人間を撮ることに感覚として抵抗があるのだなぁと思いました。時代でしょうか。
wunderlichさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-10-01 18:39:50)
3.「丹下左膳餘話・百萬両の壷」をほぼ忠実にリメイクしてるのでそこそこ面白く見れる。やはりオリジナルシーンには多少不満はあるけど全く同じにするわけにもいかなかったと思うので仕方ないところか。
バカ王子さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-06-24 23:32:17)
2.本作→山中作品という順で鑑賞したためでしょうか?元作にそれほど劣るとも思いませんでした。オープニングのシーンは元作の時代と違って丹下左膳が認知されていないため致し方ないのかな。ラストも百万両の壺本来のオチに近いのは本作だと思われるんで良いんじゃないかな。役者の力量は確かに劣るでしょうが、和久井も麻生久美子も日本髪似合ってましたし、ちょび安はこちらの方が可愛くて好きです。野村宏伸は教師びんびん時代を思わせる雰囲気でしたよ。絵の構図も小津監督を思わせるような構図で結構好きです。
亜流派 十五郎さん [DVD(吹替)] 7点(2005-04-24 00:39:53)
1.言うまでもなく、山中貞男監督版『百萬両の壺』は日本映画史上最も完璧な映画の一つである。そのオリジナル90分に対し、本作は118分。完璧な映画にくっついた30分。これだけでも、このリメイク版における無駄の多さが手に取るように分かる。

チャンバラはプツプツ切れるからテンポが悪く、一番大事な”斬る瞬間”が分かりにくい。魅せるための工夫が全て邪魔になっており、トヨエツの頑張りも演出のせいで台無しだ。冒頭に入れられた「乾雲坤竜」のエピソードは左膳の反骨精神をクローズアップするのかと思いきや、中途半端すぎて全く活かされていない。ラストシーンの変更は冗長になっただけで、抜群の後味を薄めてしまっている。一々うるさい効果音は必要ないし、あの夫婦漫才師は悲惨すぎる。なにより場違いでうるさいだけの音楽が、これでもかという程ウザい。

オリジナルを尊重するといっても、そのまま造り直すだけならリメイクの意味は無い。だからアレンジを加えるのは当然である。しかし、本作においてはそのアレンジが全て逆効果という最悪の結果。もう、これは監督のセンスに問題があるのだと思う。喜劇というのはリズムで、それは天性のもの。いくら色が綺麗で構図が見事でも、こんなんじゃ全然駄目だ。

そう、全然駄目なのである。だけど、リメイクとしては駄目でも、一本の映画としてはそんなに悪く無い。いやむしろ、普段より年配の方が多かった劇場は終始笑いが絶えなかった。左膳とお藤の口喧嘩、そして省略が産むおかしさ、これは何度見ても、パターンは同じでも、分かっていても笑ってしまう。

やっぱり山中貞雄監督は偉大だ。こんなに下手に料理されても、それでも物語は輝き続ける。良いところは全部オリジナル版のままで、悪いところは全部アレンジした部分。だけどスクリーンで初めて左膳を観させてくれた事、そして何よりリメイクによって山中監督が多く取りあげられ、オリジナル版を観れる機会をつくってくれたこと。それだけでもこの映画には感謝をしたい。

あ、だけど一つだけ、山中監督版よりもこっちの方が勝った部分がある。あぁ、俺も麻生久美子の尻にしかれてみたいなぁ・・・。
紅蓮天国さん 7点(2004-07-18 17:40:11)(良:4票)
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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 5.94点
000.00%
100.00%
215.88%
315.88%
415.88%
5317.65%
6423.53%
7529.41%
815.88%
900.00%
1015.88%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review2人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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